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2018年06月19日(火)

デジタルヘルスで挑む 睡眠障害発症後に起業
上尾新聞(前橋)(新聞)

 睡眠は大きな社会課題の一つだ。日本人の実に20%もが睡眠に何らかの障害を抱えているという報告もある。
 私が都内に開業してみて、驚くほど不眠症の患者さんが多いこと、睡眠薬の処方を求める患者が多いこと、安易に睡眠薬を処方する医師が後を絶たないことが分かった。結果、日本は睡眠薬か抗不安薬の処方が多過ぎることが今問題になっている。
 なんとか薬に頼らずに睡眠障害を改善する手段はないか。デジタルヘルスは睡眠に対しても有効なツールだ。
 デジタルハリウッド大大学院で学ぶ谷本潤哉は、睡眠障害を解決するためのソリューション「O:SLEEP」を開発した。もともと谷本は大手広告代理店に勤務。過労から睡眠障害を発症した。眠りたくても眠れない、昼間眠たくて仕事が進まないという悪循環。このままではまずいと自覚し、長期休暇を取って無人島へ現実逃避したが、そこでの生活が人生を変えた。
 帰国後、谷本は株式会社O:を創業。資金調達を経て睡眠専門医とサービスを共同開発。睡眠コーチングアプリを従業員向けに、その睡眠状況から組織の生産性を分析、改善まで実施するシステム「O:SLEEP」を人事部向けに展開することで「休職者の削減」「組織の生産性向上」を支援している。
 まだ法人向けにサービスを開始して2カ月程だが、東京海上日動、三菱総研など10社以上が導入している。自らの睡眠障害を乗り越え、体内時計への回帰という仮説のもと、自ら会社を起業し挑戦を始めたばかり。デジタルヘルスは現代人の生活を救うかもしれない。
 
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