プレスルーム

2011年04月25日(月)

在学中に制作現場さながらの案件に取り組む、デジタルハリウッドのOJT

国際的指揮者、西本智実氏指揮
『オリンパスホール八王子開館・東日本大震災被災地支援コンサート』
演奏中の背景映像をデジタルハリウッド大学の学生がOJT制作
公演日:2011年5月4日(祝・水)

ITビジネス・英語/留学・クリエイティブを学ぶ、デジタルハリウッド大学では、2011年5月4日に行われる『オリンパスホール八王子開館・東日本大震災被災地支援コンサート(西本智実氏指揮)』の背景映像を、本学の学生がOJTとして制作を行いました。

当日の演目は、ムソルグスキー/ラヴェル編曲の組曲「展覧会の絵」。 総勢22名の学生が、グループ又は個人にて、2010年10月から約半年間、当日のオーケストラ演奏の背景に上映する映像を制作しました。
3DCGや実写などを駆使し、各楽章のイメージに合わせた映像となっています。

映像制作を開始するにあたり、西本氏とイメージの共有から始め、途中結果のプレゼンテーション、会場での試写など、西本氏と学生で順次コミュニケーションを図りながら制作を進めました。

このようなデジタルハリウッドのOJTは、在学中の学生にとって業界で活躍するための自信や制作実績に繋がり、卒業後に産業界をリードする人材へと成長し、この取り組みは業界自体を活性化しながら人材育成をする「実践的産学協同」のプログラムであると捉えています。

■西本智実氏について

現在、ロシア国立交響楽団首席客演指揮者。

大阪音楽大学作曲学科作曲専攻卒業後、ロシア国立サンクトペテルブルク音楽院オペラ・シンフォニー指揮科に留学。文化庁芸術インターンシップ奨学金生、「出光音楽賞」など受賞多数。チャイコフスキー記念財団・ロシア交響楽団の芸術監督兼任首席指揮者(2004~2007)、ムソルグスキー=ミハイロフスキー記念サンクトペテルブルク国立アカデミックオペラバレエ劇場(旧レニングラード国立歌劇場)の首席客演指揮者(2004~2006)などを歴任。その他にもモスクワ市立ロシアフィルなどへも客演するなどその地で外国人として異例のキャリアを積んでいった。 「スプリット音楽祭」「ドゥブロヴニク音楽祭」「プラハ プロムズ音楽祭」「ヴィリニュス音楽祭」などの音楽祭にも招聘されている。オーストリアのリンツ、ブルックナーハウスにおいてブルックナー管弦楽団定期演奏会での成功はヨーロッパでの活躍の第一歩となり、モナコにおいてのモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団との公演でも絶賛される。ブダペストフィルのシーズン最初の定期公演や、ルーマニア国立ジョルジュエネスコフィル、リトアニア室内管弦楽団、リトアニア国立交響楽団、英国ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ラトビア国立交響楽団など次々と成功し活動範囲を広げている。 2010年にはカーネギーホールにてアメリカンシンフォニーオーケストラを指揮し大成功をおさめ、アメリカ進出を果たした。また、2011年にはオリンパスホール八王子のエグゼクティブプロデューサーに就任する。
オペラ指揮者としても評価が高く、ハンガリー国立歌劇場、プラハ国立歌劇場との共演でも成功をおさめている。国内においても主要オーケストラに度々客演している。また、2007年よりダボス会議を主催する世界経済フォーラムのヤング・グローバルリーダーを務めており、その動向は世界から注目を集めている。

西本智実 オフィシャルサイト http://www.tomomi-n.com

■西本智実氏からコメント

『デジタルハリウッド大学 杉山知之学長の実学的方針に感銘を受け、ぜひ学生の皆さんとのコラボレーションを実現させて頂きたいと思ったのが始まりでした。実際、学生の皆さんの作品に触れ、お互いを刺激し合いながらひとつの作品を創っていけたのは大変な喜びでもありました。 ここから巣立った皆さんと国内で、世界のどこかで再会出来る日を楽しみにしています!』

■今回OJT制作をおこなった映像について

ムソルグスキー/ラヴェル編曲 組曲「展覧会の絵」

本映像制作開始にあたり、学生は、音楽を聴くだけでなく、各曲ごとに西本氏が作成した台本(下記文章)をもとに、各々イマジネーションを働かせながら、実写、3DCG、2DCGなどのデジタル表現を駆使して制作しました。いくつもの特徴的な音楽および映像を、数曲に一度現れる「プロムナード」が、いま滞在している絵画の部屋から隣の絵画の部屋へ移るように、曲と曲を繋ぐ役割を持ち、一つの組曲として成り立っています。

1.プロムナード 映像制作:岡田靖弘
時は1870年代、場所はサンクトペテルブルク。帝政ロシア冬の宮殿、現在のエルミタージュ美術館。曲全体のプロムナードでもあり、案内人などのような人物を描かず、客席全体がその世界に入っていくような感覚で。

2.グノムス 映像制作:佐々木亮紘
時は不明。場所はどこかの地底。グノムスはいたずら好きだが、臆病者で物陰に隠れながら、驚かせたり誘い寄せたり・・・(日本では座敷童子のような憎めないキャラクター)。地底の中だけで行き続ける痛ましさも表現したい。

4.古城 映像制作:遠山真美
イタリア中世の幻想。古城の側で吟遊詩人が歌っている。最後は歌も吟遊詩人もどこか遠くへ。

6. テュイルリー 映像制作:藤田枝里
ロココ的装飾、精神。華美な装飾や衣装と扇、かつらに付けボクロ。
タバコの煙、ギャンブル、逢引き、貴族の退廃。子供達は恵まれたオモチャやお菓子にも飽き足らず、ヒステリーをおこし口論さえしている。大人と子供の対比。フランス革命前に至る兆し。

7.ビデゥオ 映像制作:町田隼人
時は18世紀後~19世紀。場所は当時ロシアの植民地であった現ポーランド。
農奴たちは汗と泥にまみれながら過酷な労働を強いられている。
遠くからボロボロの牛車が重い荷物を積みこちらに近づいてくる。
近づいてくるとそれが牛ではなく人間が車をひいていた。
そして荷物はキリストが背負った十字架と同じ十字架。

8.プロムナード 映像制作:梅村陸、的場祐久
心象的に、孤独や寂しさ哀しさ、後半2小説では次の場面の予感。
時代や国の関連性を持たない前後の曲を繋ぐ役割。

11.リモージュ 映像制作:渡辺佑介
時は不明だが19世紀半ばをイメージして。場所はフランス中部の町。
小さな町の市場に女たちが集まり何やらあちこちで騒がしくおしゃべりしている。陽気な人や愚痴を言う人で様々。物売り男の威勢の良い声や子供たちも騒がしく遊んだりつまみ食いをしている。

12.カタコンブ 映像制作:大山瑠理、吉野功一
時、古代ローマ時代。場所、キリスト教信者が葬られた地下の共同お墓。
灯りに照らされると無数のドクロが並んでいる。風化して崩れているものもある。かつて彼らは生活し家族もあり、子供であり、大人であり、男であり、女であった。殉教死した者や病死した者、事故死したもの、殺された者。幻の様に生前の姿がドクロとシンクロしながら瞬間見える。
音終わりに灯りが消えるように、又は、カタコンブへの扉が閉まる。

13.死せる言葉による死者への話しかけ (題名付きのプロムナード)
映像制作:梅村陸心象風景。
過ぎ去った日々の思い出や人々との瞬間を関連性なくランダムに見せる。
時代や国の関連性を持たない前後の曲を繋ぐ役割。

14.鶏の足の上の小屋 映像制作:近藤はるか、中村留里香、広渡千余子
グロテスクな鶏の足が二本、台の上に立っている。
その足の上にスラブの伝説に出てくる妖婆バーバリ・ヤーガの小屋が建っている。その小屋の正面が文字盤という設計。
ホウキに乗って縦横無尽にバーバ・ヤーガが飛んで行ったり戻って来たり。建物を上から見たり、下から見たり。

15.キエフの大門 映像制作:伊藤佳奈恵、小林亜希子、元宮佑太、山口さえ子
時は19世紀。場所はキエフ。キエフに建造されることになった大門の設計図によって霊感を得て書かれた曲であり全曲を締めくくる。
実際にそのような大門はキエフにはないが、建つ事を祈り願った人々の心。門の形は凱旋門と同じ。曲の途中で木管楽器のコラールが聞こえ、これは今はなき、かつてのキエフ公国出身の貴族も平民も奴隷も病める者も貧しき者も、様々な人々の祈りであり願い。
やがてその大門を下から見上げ、また上空から大きくとらえ人々の夢は昇ってゆく。曲の後半で大砲が打ち放たれ、街中の、国中の鐘が世界に鳴り響く。

■オリンパスホール八王子について

オリンパスホール八王子とは、八王子駅南口再開発事業の一環で、八王子の玄関口にふさわしい健全な賑わいが創出できる新たな文化の拠点として、平成23年4月にオープンした新市民会館。延べ床面積は約1万300平方m、座席数は最大2,021席と、多摩地域でもトップクラスの座席数を所有している。 平成23年4月から平成26年3月までの3年間、「音楽のまち八王子」として市の新たなイメージをつくり、市民に、音楽そして新しいホールに親しんでもらい、市民の芸術文化の振興とまちの活性化を図ることを目的として指揮者 西本智実氏がエグゼクティブプロデューサーとして就任し、クラシック音楽をベースとして、オペラやバレエ、演劇などの要素を取り入れた舞台芸術を同氏がプロデュース。「学園都市」など八王子の特性を活かしたオリジナル作品を含め年間複数本制作する。

オリンパスホール八王子 オフィシャルサイト http://www.olympus.hall-info.jp

■デジタルハリウッドOJTとは

OJT(On-the-Job Training)は、Web業界、映像業界、各地で開催されるイベントなど、様々な企業や自治体からの課題をもとに、WebやCGコンテンツ制作などを行う、デジタルハリウッドならではのワークショップ型プログラムです。これまでに、映画の公式サイト制作や人気テレビ番組のオープニングムービー制作など、数多くの企業や自治体等とのコラボレーションを実現しています。

【過去の実績一例】 ・京都錦市場公式サイト
・関西Walker CM(Youtube版)
・お茶の水アートピクニック公式サイト
・大黒摩季さん公式サイト
・山本太郎さん公式サイト
・情報ライブEZ!TV オープニングムービー
・アシックス スノーボードウエアブランド「BD」公式サイト
・さっぽろ雪祭り公式サイト
・全国で90万部発行 エンタメ系フリーペーパー『FLYING POSTMAN PRESS
・NPO法人おむすびママの会 公式サイト
・宮城県アンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」 公式サイト
・逗子海岸花火大会 公式サイト
・第5回子どもフェスティバル 公式サイト
・ドキュメンタリー映画「マジでガチなボランティア」公式サイトリニューアル(11月中公開予定)
・三浦泰年さんフットサルスタジアム、サッカースクール等公式サイト
・東京ヴェルディ1969 公式サイト、選手紹介映像、シーズンチケット・パンフレット

OJTの詳細はこちら http://school.dhw.co.jp/ojt/

【当プレスリリースに関するお問い合わせ】

デジタルハリウッド株式会社 広報室:川村
mail:press@dhw.co.jp
TEL:03-5289-9241
-----------------------------------------------------------------
デジタルハリウッド公式サイト :http://www.dhw.co.jp/
学長ブログ「スギヤマスタイル」:http://www.facebook.com/SugiyamaStyle
過去のプレスリリース:http://www.dhw.co.jp/pr/release/
-----------------------------------------------------------------

  • 世界に日本を発信する デジタルハリウッド大学
  • 新ビジネスを創造する デジタルハリウッド大学院
  • 変革を起こすクリエイター デジタルハリウッド(専門スクール)
  • 時間と場所を越えた学び デジハリ・オンラインスクール
  • 社会・地域に新しい価値を ビジネスコンサルティング

学長日記スギヤマスタイル

学長室教員ブログ

デジタルハリウッド 校友会

メディアサイエンス研究所