プレスルーム

2017年06月01日(木)

デジタルハリウッド大学・大学院 協賛
ホロス 2050 未来会議
第 1 回開催報告
世界はもはや「1984」の世界に突入している!
第 2 章「人工知能の現在/COGNIFYING」 6 月 2 日(金)開催

 日本初の株式会社による専門職大学院、 デジタルハリウッド大学大学院では、 2017年4月よりスタートした<「未来・予測・創造・プロジェクト」ホロス2050>に協賛しています。 

 今回は、 5月11日(木)におこなわれたキックオフイベント、 未来会議「第1章 ホロス2050とは?/BECOMING(なっていく)」の模様を紹介いたします。 


<ホロス2050未来会議「第1章 ホロス2050とは?/BECOMING(なっていく)」開催報告> 

 未来会議「第1章 ホロス2050とは?/BECOMING(なっていく)」のディスカッション・テーマは、 「世界はもはや「1984」の世界に突入している!」。 
 


 ゲストに映画監督の押井守氏、 『WIRED』日本版編集長の若林恵氏をお迎えして、 ケヴィン・ケリー氏が著書『<インターネット>の次に来るもの』
の第1章 BECOMING(なっていく)で述べている「ディストピアは無法地帯というよりも息が詰まる官僚主義が支配している」という言葉を手掛かりに、 この30年のインターネット発達史が何故このような現実、 いわゆる「ポスト・トゥルース」の時代、 『1984』(ジョージ・オーウェル著)を地でいくような世界的な国家主義の台頭と上からの管理社会化の流れもたらしたのか、 そして 次の30年はどうなっていくのか、 我々はどうすれば明るい未来社会を築いていくことができるのかといったことについてのディスカッションが行われました。 

 先ずは発起人の1人である服部桂氏よりHOLOS2050を立ち上げた経緯、 その目的についての説明があった後、 押井守氏、 若林恵氏によるスピーチが行われました。 その後、 服部氏、 高木利弘氏を交えたディスカッションが行われ、 「未来」についての議論が熱く展開されました。 


登壇者 押井守氏のコメント



「個人的には未来について特に考えてはおらず、 どうやって終わろうか考えている。 ただ1つ意義があると思うのは『未来を考える』を考えるということ。 技術が発達するにつれ、 我々は高度に複雑に進化してゆく。 それはある程度正しいかもしれないが、 果たして高度になる事=幸せなのだろうか。 

『未来』という言葉に我々は無条件に明るいイメージを持ちがちである。 しかし、 まずはその誤解を解き、 『未来を考える』を考える段階から始めるべきではないだろうか。 」

登壇者 若林恵氏のコメント



「幼少期が人生のピークだったと考えている自分にとって老いていくにつれ下降してゆく一方であり、 未来が好きというわけではない。 だが未来について考えねばならないのは事実。 西洋的概念、 つまり楽観主義的な未来感と日本的未来感にはズレがあるのではないだろうか。 

『未来』は『現在』と変わっているからこそ価値を持つ。 その差分が重要である。 楽観的未来予測は最早無意味であり、 オルタナティブな現在を考察しつづける事こそが未来を造っていくといえるのではないだろうか。 当然を疑うことが未来を探すことであり、 未来の全体像を妄想するのではなく今を考える行為に未来があると考える。 」


 発起人である高木氏からは、 人類がこれまで構築してきたピラミッド型の社会構造と、 インターネットの発達により形成された、 網で覆われた水平分散型の社会構造の2つの社会構造の対立が説明されました。 従来のピラミッド型社会がシュリンクしているのに対し水平分散型のネット社会は拡大しており、 それが拮抗しているのが昨今。 ではこれからどうなるか?という問いかけがあり、 ゲスト、 来場者も含めた参加者全員でこれからの未来を考える機会となりました。 

 
<ホロス2050とは>
 

ホロス2050とは、 21世紀の折り返し点である2050年に「ホロス」が一体どのような形で、 どこまで実現しているのか、 あるいは実現していないのか、 可能なかぎり精緻に予測するとともに、 過去を謙虚に振り返り、 現在を冷静に見据えることによって、 よりよい未来社会の創造に向けて、 一歩、 一歩、 課題解決をしてゆく「未来・予測・創造・プロジェクト」です。 

 
<ホロス2050未来会議概要> 

スケジュール:
第1章  ホロス2050とは?/BECOMING(なっていく) 2017.5.11開催
第2章  人工知能の現在/COGNIFYING(認知化していく) 2017.6.2開催
第3章  コンテンツ産業の変容/FLOWING(流れていく)
第4章  グーテンベルクの終焉/SCREENING(画面で読んでいく)
第5章  所有権よりアクセス権/ACCESING(アクセスしていく)
第6章  ポストマネー、 ポスト近代/SHARING(共有していく)
第7章  情報過多時代の人生論/FILTERING(フィルターしていく
第8章  さよならシリコンバレー新ビジネス/REMIXING(リミックスしていく)
第9章  VRとウェアラブル/INTERACTING(インタラクションしていく)
第10章 監視社会とプライバシー/TRACKING(追跡していく)
第11章 21世紀の知の行方/QUESTIONING(疑問を生んでいく
第12章 ホロス2050のまとめ/BEGINNING(始まっていく)
※2017年5月より月1、 2回のペースで開催


<発起人> 

服部桂(はっとり かつら)氏



1951年生まれ。 
早稲田大学大学院理工学研究科で修士号を取得後、 1978年朝日新聞入社。 
80年代の通信自由化の際、 米通信系ベンチャー企業に出向。 87年から2年間、 
米MITメディアラボ客員研究員。 科学部を経て、 出版局で「ASAHIパソコン」副編集長、 「DOORS」編集委員、 「PASO」編集長。 
94年に新聞紙面で初のインターネット連載。 
その後、 2011年から同社ジャーナリスト学校シニア研究員。 
メディア研究誌「Journalism」編集を担当。 
著書に『人工現実感の世界』『人工生命の世界』『メディアの 予言者 マクルーハン再発見』など。 
訳書に『ハッカーは笑う』『人工生命』『デジタル・マクルーハン』」『パソコン創世「第3の神話」』
『ヴィクトリア朝時代のインターネット』『謎のチェス指し人形ターク』『チューリング 情報時代のパイオニア』『テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか?』『<インターネット>の次に来るもの』等。 


高木利弘(たかぎ としひろ)氏



株式会社クリエイシオン代表取締役。 
1986年日本初のMacintosh専門誌『MACワールド日本版』を創刊。 
1987年に『MACLIFE』 を創刊。 以後、 『Oracle Life』『MEDIA FRONT』などPC/IT系雑誌を相次いで創刊。 
パーソナルコンピュータ、 DTP、 マルチメディア、 インターネットなど情報技術の最新トレンドを紹介する。 
パブリッシャーとしての経験を生かし、 インターネット、 マルチメディア関連のコンサルティング、 プロデュース、 セミナー、 執筆活動を行う。 
企画開発したナレッジ・プロセッサKacis Publisher/ Kacis Writerは、 「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2001」(SOFTIC)を受賞する。 
2015年、 クーロン株式会社取締役として、 人工知能を活用して炎上を抑止するコメントシステムQuACS (Quelon Active Comment System)の開発マーケティングに関わる。 
主な著書は、 『Macintoshなんでも聞いて』シリーズ、 『Mac OS X Serverパーフェクトガイド』『Kacisでサクサク文書作成』、 電子書籍、 電子コミック、 ケータイコンテンツ、 CGM/SNS、 動画配信、 iPhone、 iPad、 Android、 電子黒板・学校ICT化等 の調査報告書、 『The History of Jobs & Apple』『ジョブズ伝説』『スマートTVと動画ビジネス』など。 


橋本大也(はしもと だいや)



デジタルハリウッド大学教授。 メディアライブラリー館長。 
ビッグデータと人工知能の技術ベンチャー企業「データセクション株式会社」創業者。 
同社を上場させた後顧問に就任し、 教育者、 事業家に転進。 
教育とITの領域でイノベーションを追求している。 
著書に『データサイエンティスト データ分析で会社を動かす知的仕事人』(SB 新書) 『情報力』(翔泳社)など。 書評ブログを10年間執筆しており、 書評集として「情報考学 Web時代の羅針盤 213 冊」(主婦と生活社) がある。 
多摩大学大学院客員教授。 早稲田情報技術研究所取締役。 


<Senior Maverick>

Kevin Kelley(ケヴィン・ケリー)氏



1952年生まれ。 著述家、 編集者。 
1984年~90年までスチュアート・ブラントと共に伝説の雑誌ホール・アース・カタログやホール・アース・レビューの発行編集を行い、 93年には雑誌WIREDを創刊。 99年まで編集長を務めるなど、 サイバーカルチャーの論客として活躍してきた。 
現在はニューヨーク・タイムズ、 エコノミスト、 サイエンス、 タイム、 WSJなどで執筆するほか、 WIRED誌の創刊編集長も務める。 
著書に『ニューエコノミー 勝者の条件』(ダイヤモンド)、 『「複雑系」を超えて』(アスキー)、 『テクニウム——テクノロジーはどこへ向かうのか?』(みすず書房)、 『<インターネット>の次に来るもの』(NHJK出版)など多数。 


<HOLOS2050 未来会議 第2章 概要> 

2017年6月2日(金)、 ホロス2050 未来会議「第2章 人工知能の現在/COGNIFYING(認知化していく)」を開催します。 

ディスカッション・テーマは、 「どうすれば人間はもっと人間らしい仕事に集中できるか?」です。 

ゲストに元Google 米国本社 副社長兼 Google Japan 代表取締役社長の村上憲郎氏と、 東京大学大学院情報学環教授 兼 ソニーコンピュータサイエンス研究所の暦本純一氏をお迎えして、 ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』第2章 COGNIFYING(認知化していく)で述べている「ロボットのおかげで、 われわれはもっと人間らしい仕事に集中できる」という言葉を手掛かりに、 人工知能の発達とロボット化の進展によって、 ますます多くの人々が失業し、 貧富の差が広がっていってしまうのかどうか、 そして、 どうすれば貧富の格差を是正し、 多くの人々が「非人間的な仕事」から解放され、 「本当に大切な仕事」に集中できる未来社会を創っていくことができるのか、 参加者の皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。 

 
<開催日時・会場> 

2017年6月2日(金)19:00~20:30(受付開始 18:30)
デジタルハリウッド大学駿河台キャンパス 3F 駿河台ホール

◎詳細はこちら
http://gs.dhw.ac.jp/news/170601.html 

 
<料金>
 

ホロス2050未来会議参加費:
・一般
前売り 4,000円/当日 4,500円

・学生
前売り 1,000円/当日 1,500円

ホロス2050会員費:
・個人会員 年会費 50,000円
特典:
1)全12回未来会議への参加 & アーカイブ映像・レポートの閲覧ができる
2)未来会議に「ホロス2050 会員」として主体的に参加できる
3)先進的な「ホロス2050 実験プロジェクト」に参加できる
4)2017年11月に予定しているケヴィン・ケリー特別講演会へのご招待、 他

・法人会員 年会費 108,000円(消費税込み) 2名まで
特典:
1)全12回未来会議への参加 & アーカイブ映像・レポートの閲覧ができる
2)未来会議に「ホロス2050 会員」として主体的に参加できる
3)先進的な「ホロス2050 実験プロジェクト」に参加できる
4)2017年11月に予定しているケヴィン・ケリー特別講演会へのご招待、 他

※「ホロス2050」では、 ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』の12のキーワードで予言した様々な未来技術を、 実験プロジェクトという形で実現していきたいと考えています。 こうした「ホロス2050」の趣旨に賛同し、 応援したい、 一緒に活動していきたいと思われる方は、 個人会員/法人会員のお申込みをしてください。 

お問合せ:
ご不明な点などありましたら、 ホロス2050公式サイト( http://holos2050.jp/ask/ )よりお問合せください。 


<協賛> 

デジタルハリウッド大学・大学院

 

【当プレスリリースに関するお問い合わせ】

デジタルハリウッド株式会社 広報室:川村
mail:press@dhw.co.jp
TEL:03-5289-9241
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デジタルハリウッド公式サイト :http://www.dhw.co.jp/
学長ブログ「スギヤマスタイル」:http://www.facebook.com/SugiyamaStyle
過去のプレスリリース:http://www.dhw.co.jp/pr/release/
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