映像部門 ベスト映像賞

可愛い子は旅をする

小瀧 万菜花(デジタルハリウッド大学)

作品概要

  • 「ヤングケアラー」と「家族」の関係について取り組んだ実写映像作品です。家族をサポートするために進学などの夢を諦めざるを得ない状況にいる子供たちの存在をより世間に注目してもらい、人でも多くの人にヤングケアラーの問題を知ってもらいたいという小瀧さんの真摯な思いから本作品は制作されました。

審査員コメント

  • 主人公が仕事で出会った家族の問題を通じて自分の家族を再認識するといった二つの大きなテーマがあったと思いますが、両方ともうまく表現できており、素晴らしい構成力だと感じました。全体的に淡いローコントラストな絵がとても現実的な臨場感をうまく生み出していると思います。

    山田 義也(Industrial Light & Magic Senior digital artist)

  • ヤングケアラーという現代の社会問題をテーマにしたのは良かったと思います。また、撮影、編集面においても、ストーリーを伝える上での技術的な問題点はありませんでした。後半要約→脚本は、最も伝えたいことを一つ決め、それをエモーショナルに表現するストーリーを考えた方が更に良くなると思います。またその際、視聴者にクライマックスでどういう感情を与えたいのかを明確にし、その感情を作り出すクライマックスを考えるとより心に訴えられる作品になるでしょう。

    原 祐樹(プロデューサー/監督/脚本家)

  • 約40分くらいの映画でみんなつらくてみんな頑張っているという胸が締め付けられるような体験をしました。この入学式で希望をもった人が次の一歩を踏みだせるというのが大人側として、責任があるな。と思いながら見させていただきました。

    浅枝 大志(株式会社メルカリ)

審査員リーダー

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