スクール事業部 STUDIO渋谷 マネージャー
吉井 朋
YOSHII TOMO
もともとは印刷会社に勤務しながら、デジタルハリウッドの講座を受講していた吉井さん。縁があって卒業後に社員となり、受講生が学びやすい環境づくりに尽力してきました。「世話好き」を自称する仕事ぶりで信頼を集めていき、今ではSTUDIO渋谷のマネージャーという立場に。デジタルハリウッドで働くとはどういうことなのか、その本質について聞かせていただきました。
自分らしく生きる人を増やす。
まずは、私自身から。
人生を変えるきっかけをつくる
クリエイティブな仕事。
私はデジタルハリウッドの卒業生です。もともとは印刷会社で営業をしていて、デザイナーとお客様の間に立つ機会が多かったので、デザインの知識やスキルを身につけるために講座を受講しました。
もともと幼少の頃からクリエイティブな仕事に関心を持っていたこともあり、少しずつ転職を考え始めた矢先、たまたまデジタルハリウッドの求人を見つけました。「突き抜けたい人募集」という採用ページのメッセージを見て、「この会社にはどんな仕事が待っているのだろう?」とワクワクし、選考を通じてなんとなく惹かれるところがあったので入社を決めました。
エントリーシートに「おせっかいなほど世話好きです」と記入した記憶があるのですが、この仕事はそんな自分にぴったりだと感じています。ただ「世話好き」といっても、単純に人の要望に応えるわけではなく、相手にとって何が最適かを常に考えて自分から行動することが重要ですね。
STUDIOは、ライフスタイルに合わせて勉強できる学校です。だからこそ、受講生のパーソナルなところまで深く知り、その方に合った学習計画や進路の提案をしていくことが大切になります。二人三脚で卒業を目指していく過程で、学び続けられる環境づくりに携われること、そして人生を変えるきっかけに立ち会えるということは、私にとってやりがいのある仕事です。これからはマネージャーという立場から、講師やスタッフが働きやすい環境づくりにも貢献していきます。
「何のために」を意識してから行動が変わった。
入社当初は、目の前のタスクや目標達成のことばかり考えて、ルーティンワークをこなすだけで精神的に苦しかったことを覚えています。けれども受講生や先生と日々関わっていくうちに、だんだんと「誰のために、何をすればいいのか」を意識できるようになりました。自分一人で受講生のリクエストに応えるのではなく、先生とつなげてあげたり、通い続けられる環境を構築したりと、適切なところにご案内することがこの仕事のポイントであると学びました。そこからは視野が広くなり、行動が変わっていったと思います。
それから、受講生の目線で内装や学習環境についても提案するようになりました。経営陣にも「この電球、もっとおしゃれにしたい」などとよく話していたんですよ。すると、良いタイミングが重なって校舎を移転することに。「今までどおりやっていても変わらない。心機一転、移転しよう!」という風が吹いたことで活気のある校舎へと変わりました。当時は新入社員でしたが、自分の意見を信じて行動する大切さと、アイデアを受け入れてもらえる環境で働く楽しさを感じました。
「自分らしく」と言っている以上、
私もそうありたい。
私自身もにとってもそうであったように、デジタルハリウッドは人の人生を変える仕事です。そのことを忘れることなく、自信を持って提供できる商品づくりに取り組んでいきたいと思っています。それが多くの人々にとっての「自分らしい働き方」を実現するきっかけになれば何よりです。
あとは、受講生に対して「場所を選ばず働ける」と言っている以上、私自身もそれを実現するという意味でパラレルワークを始めたいですね。将来、たとえば地方へ移住しても仕事が続けられるように、これからも学び続けます。私にとって「自分らしく働く」とは「好きなことを仕事にする」ことなので、私らしい働き方を体現していきたいです。
2024年度新卒採用コピーにかけて、
これまで学んできたことや
業務をきっかけに学び始めたこと、
これから学んでみたいことについて
教えてください。
いろんなことに興味があるので、常にアンテナを張って情報収集しています。学ぶ環境を提供する私たちは、学ぶ人たちの一歩、二歩先を見ていなければなりません。立ち止まらずに、いつも世の中の動きを追い続けることは私たちにとって絶対に必要ですし、楽しみなことでもあります。
最近は、キャリアコンサルタントの資格の勉強も始めました。業務に活かせるということはもちろん、勉強するということ自体が大事だと思っています。やっぱり目標に向かって頑張っている人が周りにいると、自分にとっても刺激になりますね。
裁縫、パッチワークです。好きな布を選んで買っている時が、私にとってすごく幸せな時間だなと感じます。4年前から通っている裁縫の教室は、40代~60代の普段関わることのない人とお話ができる貴重な機会。人と関わることが好きなので、そのコミュニティにいるだけでも楽しいです。
CAREER PATH