空撮実習オプションin美瑛レポート!

ロボティクスアカデミーではドローンの経験者に向けて、より高度な空撮技術を最高の環境でトレーニングするべく、「空撮実習オプションin美瑛」を6月1日~3日にかけて北海道美瑛町にて行いました。

この講座の大きなポイントは、美瑛町の美しい景観を自由に空撮できる場所を多数用意し、実習ができることです。
これは美瑛町で活躍されているカメラマンの菊地晴夫様、現地コーディネーターの小林孝司様にご協力頂き、通常許可が容易にはもらえない場所での飛行が可能となりました。

また空撮実習といってもただ空撮をするのではなく、空撮現場で必要な安全運航管理やカメラの設定、空撮の操縦パターン等について講義を挟みつつ、それを実践していきます。

今回はテーマとして「とびっきりの美瑛絶景ワンカットムービー&写真をSNSで発信しよう!」を掲げ、編集を前提とした空撮ではなく、ストーリーを考え、美瑛の魅力がワンカットで伝わる映像と写真の撮影にチャレンジしました。

講師にはロボティクスアカデミー講師の田口厚氏と撮影場所の確保にも協力頂きましたカメラマンの菊地晴夫氏を迎え、指導して頂きました。

ここからは実習のレポートです。

まず今回の実習を行う前に事前講習会を開きました。
ここでは今回のテーマの共有とカメラの設定について講義を行います。空撮の現場では環境に応じて様々なカメラ設定が必要でこの設定が適切にできるかどうかは、撮影した映像の質を大きく分けます。

事前講習会をした上で1日目はお昼に旭川空港へ集合し、美瑛町のカフェでランチを取りながら実習の流れを菊地講師より説明頂きました。

その後は田口講師から事前講習の振り返りと安全運航管理の講義を行い、今回の実習のテーマの再確認と安全運航管理の重要性とその役割を認識してもらいます。
実習も一人で自由に飛行させるのではなく2人でペアになり、1人が常にもう1人の補助を行い、安全を確保しながら実習しました。

最初の実習場所は新栄の丘です。美しい景色なのはもちろんですが、障害物がほぼ無いため撮影の自由度が高く最初のフライトにはもってこいの場所でした。
受講生の皆さんも美瑛初フライトに緊張しながらも美しい景色を撮影できる喜びを感じてました。

夕方まで実習を行い、その日の撮影はそこで終了としその後はホテルにて懇親会を行いました。
懇親会では特別ゲストとしてドローンパイロットとして有名な請川博一氏にお越し頂き、ドローン業界の現状や今後伸びていくであろうドローン産業のお話を聞かせて頂きました。
ドローン業界の第一線で活躍されている請川氏だからこその視点や知識に受講生の皆さんも関心してました。
またこの会では菊地講師が撮影した美瑛の美しい景観を集めた映像も視聴し、改めて参加者全員で美瑛の魅力を確認し、翌日からの空撮に気合を入れなおして1日目は終了となりました。

2日目は早朝から実習です。Macの壁紙でも有名な青い池に行き空撮開始です。青い池は昨日の実習とはうって変わり障害物もある難易度の高い場所です。
受講生の皆さんは慎重に操縦しつつ、その神秘的な池をワンカットでどう撮影するか頭を悩ませながら実習に取り組んでいました。

青い池の実習の後は朝食をとり、マイルドセブンの丘の裏手での実習を行いました。ここは障害物は少ないですが、丘になっているため地面の傾斜が激しく、高度をうまく調整しながらの操縦が必要です。
太陽の位置を確認しつつ、色味を変えたりフィルターを変えるなどして細かな調整をしつつ撮影をしました。

昼食後、午後の実習は広大な畑の上での実習です。ここは畑によって色が違ったりワンポイントとして赤い屋根の小屋がある等、様々な撮影のバリエーションが試せる場所です。
ここでは皆さん渾身のワンカットムービーや写真を撮るべく時間を使って何度も飛行しました。

2日目はバリエーション豊かな3か所でフライトを行い、夜は懇親会です。2日目の懇親会ではドローンを使って実際に農薬散布や肥料の散布、リモートセンシングを行い”ドローン米”を生産している市川農場の市川氏に農業におけるドローンの活用についてお話を頂きました。
農業の分野で実際どのようにドローンが活用されているかが聞けたのは非常に良い機会でした。
市川氏のお話の後は食事をしつつ、2日かけて撮影した映像と写真の中から各自1作品ずつ発表して頂き講師から講評をもらいました。
ワンカットというお題の中で、各自がどのような流れで映像を見せていくか苦悩されている様子が見て取られて、ただの鑑賞会ではなく明日に向けてどのような点を修正していくか認識する時間になりました。

3日目の朝は四角い木付近での実習です。早朝5時、皆さん眠い目をこすりながら日の出直後の朝日と対峙しながらフライト開始です。
この時間は刻々と明るさが変わってくるので、都度フィルターを変えるなどしてカメラを調整しながらフライトしました。
こういった経験がカメラの知識を深めることにもなり、空撮映像や写真がどんどん魅力的になっていきます。

朝食後は白髭の滝で撮影です。ここは人気観光スポットのため許された時間は1時間。しかも飛行エリアが限られているため同時飛行は2台までとして順番に飛行していきます。
滝と合わせて川を撮影していきますが、両脇は木が生い茂っている上に、操縦者は滝より上にある橋から操縦しなくてはいけないため、常に見下ろす形での飛行となります。
これが非常に難しく、皆さん周辺の障害物の情報を操縦者に伝えながら慎重に操縦しました。

白髭の滝での飛行の後は拓真館近くの広大な畑の上で飛行です。ここでは市川さんに車を走らせて頂きそれを追走しながら撮影する実習を行いました。
またインテリジェントフライトモードを解説して、難しい操縦を機能を利用していかにフォローしていくかといった部分を実践をしながら指導しておりました。
この日は風も強くハードな環境でしたが、皆さん事故を起こすこともなく安全な操縦を心がけてドローンを操縦しておりました。

この実習の後は昼食をとって終了となりましたが、昼食後に雨が降ってくるという天気も味方してくれた3日間となりました。

ここまで遠方の実習は初めてでしたが、美瑛という美しい場所でフライトできたことは今回参加した全員にとっていい経験になったと思います。
中々このレポートだけでは今回の実習で得たものを伝えきることは出来ませんが、興味を持たれましたら次回の実施を楽しみにして頂ければと思います。

それでは参加者の皆さん、お疲れさまでした!

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