自己紹介をお願い致します。

高山誠一と申します。
「高山ドローンリサーチ株式会社」という会社の代表をしております。
今年（2019年）6月に起業したばかりで、それまでは航空測量の会社に勤めておりました。

ドローンに興味を持ったきっかけはなんですか？

新規事業を社内で立ち上げたい、と考えドローンをテーマに選んだことがきっかけです。最初は文献で調査をしているだけでしたが、自分でトイ・ドローンを購入し色々と試しながらアイディアを溜めていくうちに「きちんと体系的に勉強したい」と思うようになりました。
特に、2016年秋に販売された「Dobby（ドビー）」という199gの小さな機体に触れた時は、度肝を抜かれました。
この小ささで、この価格で、こんなに安定した飛行ができた上に、4Kカメラまで積んでいて、感動しました。
もっともっとドローンのことを知りたい、どんな技術が使われているのか知りたい、社会の中でどう実装されていくか可能性を追究していきたい、と思うようになりました。

ドローンスクールが増えてきている中で、デジタルハリウッドロボティクスアカデミーを選んだ経緯や理由を教えて下さい。

無人航空機操縦士の資格を取得せずともフライトさせることが出来ることは知っていました。しかしながら、この時すでにビジネスとしてやると決めていましたので、基礎から学び、関連する資格は出来るだけ取得して役立てようと思いました。
その上で、多くのスクールがある中、やはりそれなりの授業料を払うならばしっかりと学べるところを色々探していましたが、金額やスクールの規模や受講内容など、総合的に判断した結果、デジタルハリウッドロボティクスアカデミーが私にとってベストだと判断しました。

ロボティクスアカデミーのドローン専攻を受けてみていかがでしたか？

ここに通って卒業してよかった、と心から思っております。
　 講習の中身がしっかりしているのもそうですし、妥協を許さない厳しい講師、講習が終わる度に飲みにいくようなかけがいのない仲間に出会えました。
様々な職種の方々が色々な目標を持って真剣にドローンに取り組む姿は、励みになりましたし、講習と講習の間が１週間空くスケジュール設定もよかったです。
その間SNSを通じて情報交換や、自習室で顔を合わせてドローン以外の話をするなど、交流を楽しむことができました。
卒業後も、同じ入学期の同期だけでなく、他の時期の卒業生とも交流の機会が多くあるのも魅力だと思います。
私も、卒業後も互いにスキルアップしようと頻繁に連絡を取り合い、練習できる場所に遠征に行って経験値を積んだりしました。
もちろん、定期的に飲みにも行っています（笑

今後の展望や目標を教えてください。

今は自分一人の会社ですが、いずれは自分のスクールを立ち上げ、無人航空機を含めた無人移動体の運用のプロフェッショナルを育て、未来の無人移動体の研究開発をするような機関にしていきたいと思っています。
ドローン好きの方に操縦を教えるだけでなく、特定の産業向けの職業訓練を行ったり、子供達が将来の職業選択の幅を広げるための機会を提供したり、エンジニアの新しい挑戦の場を設けたり・・・夢はいっぱい広がります。
そんなことを言っていると「顧客を決めて絞り込んでいかないと、ビジネスは失敗するよ」と怒られそうですが（苦笑）
とにかく今は自分の会社をきちんと形にすること、頂いた仕事をきちんと納め信頼を築き次に繋げていくこと、人と人との繋がりを大切にしていくこと、すぐに成果が出なくても細く長く継続していくこと、など地道に地味に実績を積み重ねていきたいと思います。

ロボティクスアカデミーを検討されている方々へなにかアドバイスやメッセージなどありましたらお願いいたします。

ロボティクスアカデミーの場で得られるものは、ドローンの知識や技能だけではありません。人と人とのつながりや絆、そして人生の新しい選択肢の可能性、を得ることができる場であると思います。
私も時々、アシスタントとしてロボティクスアカデミー の講習のヘルプをしております。
同じ場所、同じ師匠の元で教わったという貴重な経験を、これを読んでいる皆様とも共有できる日が来ることを、楽しみにしています。
最後に、スクールに行こうか悩んでいる方向けにFacebookページやWebメディアで定期的にコラムを書いています。
　私の会社のホームページ（www.tdr-drone.co.jp/）の「アーカイブ」に、リンクをたくさん貼っていますので、気になったタイトルの記事を読んでみてください。ドローンスクールに通うきっかけにしていただけたら、とても嬉しいです。

高山様、ありがとうございました！

高山さんの関連リンク

高山ドローンリサーチ株式会社