グランプリ(映像部門 ベストCGアニメーション賞)

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中川 祐(デジタルハリウッド大学)
※「祐」は旧字体の「示へんに右」

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審査員より

  • 3DCGとは思えない高い表現力に驚きました。特に難しい光の表現が素晴らしかったです。滑らかなドロップ缶のアニメーションや、細かい演出、それからノスタルジックかつセンチメンタルなコンセプトもとても良かった。

    原 祐樹(プロデューサー/監督/脚本家)

  • このままネットフリックスの短編で放送されていても何の違和感もないくらい映像、音、内容とも相当な完成度だ。CG技術は当然ですが、最後の女性の登場での作品のパラダイムシフトが強烈で、久々に心に焼き付くような作品でした。

    山田 義也(Industrial Light and Magic Sr.Generalist)

  • 非の打ちどころのない、すごい才能を見せつけられた作品。実写と違い、アニメーションの場合は全てを自ら創造しなくてはいけないが、光の使い方、見せ方、また、CG技術的にも質感、アニメーション、シミュレーション等々、非常に高い次元の技術を複合、融合し、表現として昇華させている。どうしても、作ったものを綺麗に見せてしまいがちなところを、鋭い観察力により、光学的な効果を随所に施し、躊躇なく汚しをかけてリアリティを追求するストイックさ、更に、映像表現、CG技術に留まらず、効果音のリアリティにも目を見張る。
    高い技術を持っていながら技術偏重に陥っていないのは、あくまでも高い技術は表現に説得力を持たせる為の手段に過ぎないのだと理解しているからなのだろう。
    作品の根本テーマを、タイトルとモチーフ、ストーリー全てを見事にシンクロさせ、且つ高い技術をもって語れている点が何より素晴らしい。

    村上 優悦(スタジオ・バックボーン 取締役VFXスーパーバイザー)

グランプリ 副賞

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