
IT関連及びデジタルコンテンツの人材育成スクール、デジタルハリウッド(運営会社:デジタルハリウッド株式会社、本社/本校:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:春名啓紀、学長:杉山知之)が展開する、新しい学びのスタイルを通して多様なライフスタイルを支援し、Webと動画、グラフィックデザインについて学べるラーニングスタジオ『デジタルハリウッドSTUDIO』では、デジタルハリウッドとneoAI社で共同で開発したチューターAI『Ututor(ユーチューター)』を使った新しい学習スタイル「AIネイティブ・ラーニング」を10月より始動します。
「AIとの距離感って、どうすればいいんだろう?」
そんな戸惑いや疑問を抱えるクリエイターやビジネスパーソンも少なくありません。AIを「創造性を高めるパートナー」として活用するこの「AIネイティブ・ラーニング」は、AIとの共創を通じて、これまでにないアウトプットを生み出したいと考えるすべての人を応援します。
なぜ今、AIネイティブ・ラーニングなのか?
デジタルハリウッドSTUDIOはこれまで、時代の変化に合わせて、受講生に寄り添った学びを提供してきました。2012年にはライフスタイルに合わせて学習できる「反転学習」を導入し、2020年のコロナ禍には、オンラインと通学を組み合わせた「ハイブリッドラーニング」を導入し、学びを進化させてきました。
そして近年、生成AIの進化によって、クリエイティブの制作プロセスが大きく変わり始めています。AIが瞬時に画像やテキストを生成するようになったことで、「クリエイターの仕事が奪われるのではないか」という不安や、「どう付き合うべきか」という戸惑いが広がっています。
さまざまな学習方法がある中で、独学では客観的なフィードバックを得ることが難しく、自力でのスキルアップには限界があります。また、既存の教材だけでは進化の速いAI技術を追いかけることが困難になる、且つ、AIを使いこなせる人と使えない人の差が開き、時代に取り残されてしまうリスクも高まっています。
このような背景から、AIを「創造性を高めるパートナー」として捉え、その力を最大限に活用する「AIネイティブ・ラーニング」を始動します。AIをツールとして使いこなすだけでなく、「AIとともに考え、学びながら、より良いアウトプットを生み出す」、
― AIと共創することが当たり前な学びの環境をつくることが、これからのクリエイター育成に必要だと考えています。
■クリエイティブ分野におけるAIのニーズ
デジハリ・オンラインスクールによる『クリエイターと生成AIに関する意識調査2024』(※1)では、47.3%のクリエイターが「週に1回以上生成AIを利用している」と回答しています。また、動画編集に携わっているクリエイターの43.2%、Web制作に携わっているクリエイターの39.6%が「生成AIを積極的に活用したい」と答えており、前向きな姿勢が多く見られます。

また、2025年7月にデジタルハリウッドが開催した、生成AIとクリエイティブに関するセミナーにおいても、参加者のほぼ100%が「生成AIを使いこなせるようになりたい」とアンケートで回答しています。
さらに、2024年6月のAmazon Web Services(AWS)による調査(※2)では、68%の日本企業が「AIスキルを持つ人材の採用を優先している」と答えています。企業がAI人材を求める背景には、コミュニケーションの質や業務効率の向上、生産性アップへの期待があります。
こうした動きから、「AIを活用できる力」は特別なスキルではなく、誰もが持っていて当たり前になっていくと考えられます。
(※1)出展:『クリエイターと生成AIに関する意識調査2024』(デジハリ・オンラインスクール)
https://www.dhw.co.jp/press-release/20241004_ai58/
(※2)出展:『加速する AI 活用、AI スキルに関するアジア太平洋地域の雇用主および労働者の意識調査』(AWS)
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/06/new-report-ai-skills-could-boost-salaries-and-accelerate-career-growth-for-asia-pacific-workers/
AIネイティブ・ラーニングとは
「AIネイティブ・ラーニング」とは、AIを学びのパートナーとして活用しながら、より良いアウトプットを完成させていく新しい学習スタイルです。
「何が良くて、何を変えるべきか」「どうすればもっと伝わるのか」といった問いに対し、デジタルハリウッド独自のチューターAI「Ututor」が即時にフィードバックを返します。このフィードバックを通じて、受講生は自分の意図を言語化し、作品の完成度を高めていきます。「Ututor」は、デジタルハリウッドに蓄積された膨大な作品や教材データをもとに24時間、場所を問わず多角的な対話とフィードバックを提供し、学習の質とスピードを飛躍的に向上させます。

※Ututorの詳細(プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002553.000000496.html
■Ututorで学びが深まる3つのポイント
AIネイティブ・ラーニングの核となる「Ututor」は、クリエイターとしての成長を促すために、以下の3つのポイントで受講生をサポートします。
1. プロレベルのフィードバックを、すぐに、何度でも
デジタルハリウッドに蓄積された作品・教材データをもとに、「Ututor」はプロさながらの視点で課題を評価・助言します。 「これでいいのだろうか」「どこを直すべきなのか」といった受講生の不安に対して、すぐに的確なフィードバックが返ってくることで、学びのスピードと質が大きく向上します。
2. つくって、見せて、良くなる喜びを知る
「Ututor」のフィードバックは、「できていない」ではなく「もっと良くなる」に焦点を当てた前向きなアドバイスです。改善を重ねるほどに手応えが生まれ、つくること自体が前向きな体験へと変わっていきます。この成功体験の繰り返しが、受講生自らが学び続ける力を育みます。
3. 「なぜ?」を重ねて、完成を決める力を育てる
「Ututor」は「ここは伝わりにくくない?」「この配色の意図は?」といった問いかけを通じて、作品の背景を対話形式で深掘りします。こうしたやりとりを重ねることで、受講生は「自分はなぜこの表現を選んだのか?」を言語化できるようになり、最終的な完成を自分で決められる判断力=プロとしての審美眼を身に着けます。

【AIネイティブ・ラーニングの詳細はこちら】
https://school.dhw.co.jp/course/web/contents/r_ainativelearning.html
AIネイティブ・ラーニング対象講座
AIネイティブ・ラーニングは、2025年10月より以下のコースに導入を予定しています。
<Webデザイン・グラフィックデザイン>
・専科Webデザイナー専攻
・専科グラフィックデザイナー専攻UI強化プラン
・グラフィックデザインマスター講座
など全デザイン関連コース
<動画制作>
・専科動画クリエイター専攻 副業・フリーランスプラン
・専科動画クリエイター専攻
・専科動画ディレクター専攻
など全動画関連コース
※導入コースについては変更になる場合があります。詳細は各校舎にお問い合わせください。
新しい学び方からキャリアまで相談できる無料説明会 開催中
デジタルハリウッドSTUDIOでは、皆さまのキャリアや学習に関するあらゆる疑問にお答えする無料個別説明会を実施しています。
10月からの導入に先駆けて、「AIネイティブ・ラーニング」の詳しい内容やデジタルハリウッド独自のチューターAI「Ututor」の機能まで、実際の画面を交えながらご紹介いたします。カリキュラムの特長からキャリアサポート、卒業後のキャリアプランまで、個別カウンセリング形式であなたの悩みに寄り添います。
全国のデジタルハリウッドSTUDIOでの説明会開催に加え、オンラインでも説明会を開催しております。
説明会の予約はこちら:https://school.dhw.co.jp/form/counseling/