Press Release

米国アカデミー賞公認「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017」CGアニメーション部門審査員に松下由樹氏、三橋忠央氏が決定!

米国アカデミー賞公認 アジア最大級の国際短編映画祭
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017
CG アニメーション部門審査員に
松下由樹氏、三橋忠央氏が決定!

 IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社では、 米国アカデミー賞公認、 日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル &アジア2017(略称:SSFF & ASIA)」において、 今年も「CGアニメーション部門」を設置、 このたび同部門の審査員が決定しました。 

 今年の審査員は、 女優の松下由樹氏、 海外で活躍するVFXスーパーバイザーの三橋忠央氏、 そしてデジタルハリウッド学長の杉山知之の3名が務めます。 


CGアニメーション部門審査員(左から松下由樹、 三橋忠央、 杉山知之)

 国内外のコンテンツ業界に多数のクリエイターを輩出しているデジタルハリウッドとSSFF & ASIAとのコラボレーションによる「CGアニメーション部門」は今年で7年目を迎えます。 

 今年は64ヵ国より585作品の応募があり、 日々進化し続ける様々なCG技術を駆使した俊作22本(11ヶ国)が上映されます。 技術面だけではなくストーリー性や、 エンターテイメント性においても優れた作品が揃っており、 大人から子供まで楽しめるラインナップとなっています。 

 ウサイン・ボルトの半生を描いた作品や、 なかむらたかし監督(「AKIRA」作画監督、 「パルムの樹」監督)のCGアニメーション作品、 また、 デジタルハリウッドが主催するクリエイティブアワード「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2017」で「ベストCGアニメ賞」を受賞した『Dumb Straw』(ダムストロー)も特別上映されます。 才能溢れるCGクリエイターたちの新作にご期待ください。 

 CGアニメーション部門の優秀賞は、 6月11日に明治神宮会館にて行われるアワードセレモニーで発表され、 賞金60万円が授与されます。 

■CGアニメーションプログラム 上映スケジュール 

  http://www.shortshorts.org/2017/ja/award/cg.php 

■SSFF & ASIA 2017 オフィシャルサイト 

  http://www.shortshorts.org 

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CGアニメーション部門 審査員 
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松下由樹 (女優)

1983年映画「アイコ十六歳」でデビュー。 
「ナースのお仕事」「臨場」など数々のドラマ、 映画に出演。 
「大奥第一章」ではドラマ他舞台でも春日局を演じ人気を博す。 
バラエティ「ココリコミラクルタイプ」ではあらゆるキャラクターに挑戦し新たな女優としての才能を発揮。 
シリアスからコメディーまでこなし幅広い層に支持されている。 

三橋忠央(VFXスーパーバイザー)  

北米でのハリウッド映画VFX制作は15年目に入り、 現在はMethod Studios(サンタモニカ)にてSenior Technical Directorとして長編映画プロジェクトに参加中。 
日本では国産映像のクオリティと効率の向上を目指し、 GUNCY’S(guncys.com)に参加。 
主な参加作品は「マトリックス」続編シリーズ、 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、 「トロン:レガシー」、 「あしたのジョー」など。 

杉山知之 (デジタルハリウッド大学 学長)

1954年東京都生まれ。 
1987年よりMITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。 
1990年国際メディア研究財団・主任研究員、 1993年日本大学短期大学部専任講師を経て、 1994年10月 デジタルハリウッド設立。 
2004年日本初の株式会社立「デジタルハリウッド大学院」を開学。 
翌年、 「デジタルハリウッド大学」を開学し、 現在、 同大学・大学院・スクールの学長を務めている。 
2011年9月、 上海音楽学院(中国)との合作学部「デジタルメディア芸術学院」を設立、 同学院の学院長に就任。 福岡コンテンツ産業振興会議会長、 内閣官房知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会委員を務め、 また「新日本様式」協議会、 CG-ARTS協会、 デジタルコンテンツ協会など多くの委員を歴任。 99年度デジタルメディア協会AMDアワード・功労賞受賞。 

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特別上映作品:デジタルフロンティアグランプリ2017「ベストCGアニメ賞」受賞 
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『ダム ストロー』(Dumb Straw) 

監督:原田暁 / 日本 / 1:27 / アニメーション / 2016

畑に設置されたカカシが誰もいないスキを狙って作物を盗んでいたところ、 
畑の農夫に盗みが見つかってしまう。 
怒った農夫は手に持っていたクワを振り上げカカシに襲いかかる・・・

■「CGアニメーションプログラム」上映日時
 ※一部の有料イベントを除き、 無料上映となります。  

【CG-1】 http://www.shortshorts.org/2017/ja/program/cg-1.php 
6/3  (土)15:40-17:30 表参道ヒルズ スペース オー(東京)
6/7  (水)17:50-19:40 ブリリア ショートショート シアター(横浜)
6/13(火)17:50-19:40 ブリリア ショートショート シアター(横浜)

【CG-2】 http://www.shortshorts.org/2017/ja/program/cg-2.php 
6/4  (日)11:20-13:10 表参道ヒルズ スペース オー(東京)
6/14(水)20:00-21:50 ブリリア ショートショート シアター(横浜)
6/23(金)20:00-21:50 ブリリア ショートショート シアター(横浜)

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デジタルハリウッドについて(www.dhw.co.jp 
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1994年、 日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。 現在、 全国に3校の専門スクールと、 18校のラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」、 そしてeラーニングによる通信講座「デジハリ・オンラインスクール」を展開。 そして2004年には、 日本初となる株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、 翌年4月には「デジタルハリウッド大学」を開学。 設立以来、 約9万人以上の卒業生を輩出している。 
さらに、 2015年4月、 スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミーTOKYO』を開校、 同年11月には日本初のドローンビジネスを皮切りに、 ロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校。 
デジタルコンテンツ業界の人材育成と、 産業インキュベーションに力を注ぐ。 

「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX」(デジタルフロンティアグランプリ)は、 専門スクール、 四年制大学、 大学院、 オンラインスクールなど、 デジタルハリウッド全ての教育機関の、 2016年度のアウトプット作品より、 CGアニメーション、 グラフィックアート、 Web、 アプリ、 インタラクティブなコンテンツなど約1,500点の作品の中から各分野の最前線で活躍するアーティストや研究者の方々に審査をいただき、 グランプリ、 準グランプリ、 優秀作品を決定するデジタルハリウッドが設立当初より主催する伝統的なクリエイティブアワードです。 
DFの過去の入賞作品には、 全30カ国の映画祭・コンテストで上映、 「東京国際映画祭」では特別賞受賞、 DVDシリーズの売り上げが50万枚を突破した『スキージャンプ・ペア』をはじめ、 また、 世界最大のCGカンファレンス「SIGGRAPH(シーグラフ)」のComputer Animation Festivalで上映された『Muscular union』、 SPACETIMEで上映された『Juggler』『Shading』など、 国内外で飛躍を遂げるクリエイターや作品が多数誕生しています。 

 【SSFF & ASIA 2017 開催概要】 

名称 :ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017 (SSFF & ASIA 2017)

期間 :2017年6月1日(木)~2017年6月25日(日) 

会場 :東京(5会場)・横浜(1会場) 

上映作品:世界140以上の国と地域から集まった約9,000本の作品の中から、 選りすぐりの約250作品を一挙上映。 

主催 :ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会

■2017年度のコンセプト 

 “cinemaTIC cinemaTEC!”

20世紀に花開いた映画文化。 
銀幕の向こうに広がるシネマの世界が人々を魅了してきました。 
21世紀を迎え、 デジタル化を筆頭に数々の最先端技術が興隆し、 撮影や制作現場に革新をもたらすテクノロジーとテクニック ―”シネマテック”が花開いています。 そしてシネマテックの成長を背景として、 エンターテインメントは垣根を越え、 新時代を切り開き、 進化し続けています。 
その一方で、 映画が紡ぎ出すシネマテックな体験は、 昔も今も変わりません。 
来年に控える映画祭20周年を前に、 今年は 『cinemaTIC! cinemaTEC!』 をテーマに、 シネマの普遍性と進化の先にある映画・映像の未来に光をあてます。 

■ショートショート フィルムフェスティバル & アジアについて 

1999年、 ショートフィルムを日本に紹介するため、 米国俳優協会(SAG)の会員でもある別所哲也を創立者に「アメリカン・ショート・ショート フィルムフェスティバル」として東京・原宿で誕生。 初年度は映画『スターウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカス監督が学生時代に制作したショートフィルムを上映しました。 2001年に「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」と改称、 2004年に米国アカデミー賞公認映画祭として認定されました。 アカデミーの公認を受けたことにより、 映画祭のグランプリ作品が次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考に入ることになり、 本映画祭からオスカー像を手にする道が拓けました。 また、 アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成目的から「ショートショート フィルム フェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が2004年に誕生。 現在、 2つの映画祭を“SSFF & ASIA”と総称して開催しています。 2008年には、 横浜みなとみらいにショートフィルム専門映画館、 ブリリア ショートショート シアターを設立。 映画祭としてはこれまでに延べ36万人を動員。 これまでも、 そしてこれからも、 SSFF & ASIAはショートフィルムの普及推進の役割を果たし、 世界に羽ばたく若きクリエイターを応援します。