Press Release

デジタルハリウッド大学【DHU】、Anthropicの生成AIモデル「Claude」を国内大学初となる全学導入へ

全学生・全教職員がAnthropic社の生成AI「Claude」を2026年11月より利用可能に

先進的なAIを、全学生の「自分の道具」に|Anthropicの生成AIモデル「Claude」を国内大学初となる全学導入へ

文部科学省認可の株式会社立の大学として、デジタルコンテンツと企画・コミュニケーションを学ぶデジタルコミュニケーション学部(4年制大学)と、理論と実務を架橋し新たなビジネスを生み出すデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置するデジタルハリウッド大学(DHU、所在地:東京・御茶ノ水、学長:藤井直敬)は、米Anthropic PBC (以下、Anthropic)が開発・提供する生成AIモデル「Claude」を全学に導入し、全学生・全教職員が利用できる環境の提供を11月より開始します。
本学の学生は大学が発行するアカウントで、最先端のAIモデルを利用量や費用を気にすることなく利用できます。
尚、日本国内の大学における「Claude」の全学導入はデジタルハリウッド大学が初(※)となります。

本学は2026年9月1日より、全学生・全教職員が複数の生成AIを共通基盤から利用できる「全学AI基盤」および、AIティーチングアシスタントと学ぶ教育プラットフォーム「キャンパスポータル」の運用を開始しています。「キャンパスポータル」は、出席・授業・AIとの対話・授業ノート・振り返りをひとつにつなぐことができる教育プラットフォームです。
今回の「Claude」全学導入は、この全学AI基盤の中核をなす取り組みのひとつとして位置づけられます。

※本学調べ(2026年10月時点、国内大学における公表事例に基づく)
※全教職員とは専任教員と全職員を指す。

Claudeの全学導入にあたって

■「配ること」と「使いこなせるようにすること」は、別である
大学が生成AIを学生に配布する例は、国内でも増えています。一方で、配った先で何が起きているのかを大学が把握し、授業の設計や指導につなげている例は多くありません。アカウントを配ることと、AIで考え、つくる力を育てることは、同じではないからです。
本学は、先に器をつくりました。9月に運用を開始した「キャンパスポータル」では、授業ごとにAIティーチングアシスタントが動き、学生一人ひとりの学びの記録が日々積み上がっています。今回全学導入をする「Claude」は、その器の中に置かれる先進的な道具のひとつです。

■回数を気にせず、使い倒せる環境
生成AIを使った制作や研究は、納得のいくものにたどり着くまで何度も試す作業です。学生が「あと数回試したいが費用が心配だ」と手を止める状態では、AIは道具として身につきません。

本学は全学AI基盤を通じて、学生が費用負担なく、十分な利用枠でAIを使える環境を整えています。今回の「Claude」の導入により、その環境で使えるAIモデルの選択肢がさらに広がります。

■学部から大学院まで、制作と研究の現場で
デジタルコミュニケーション学部(大学)では、3DCG/VFX、VR/AR、ゲーム、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート、プログラミングから、企画・マーケティング・広報PRまで、学生が手がける制作活動のほぼ全域で「Claude」を活用できます。
デジタルコンテンツ研究科(大学院)では、新規事業のプランニングとプロトタイピング、調査・分析、論文執筆の補助など、理論と実務を架橋する研究活動に活用します。

■AI利用を前提とした教育設計へ
本学は、AIを使わせないための規則ではなく、AIを使うことを前提に課題を設計し、成果を評価する方向へ教育を組み替えていきます。成果物へのAI利用の申告、第三者の著作物や個人情報の取扱いといった学内規程も併せて整備します。

文化芸術活動基盤強化基金による人材育成との連携

本学は、文化庁「文化芸術活動基盤強化基金」を活用したクリエイター等の育成支援にも取り組んでいます。今回の「Claude」導入を含むAI活用の推進は、その一環としても位置づけられ、「AIネイティブな制作ワークフロー」を構築できるクリエイターの育成を、教育現場の環境整備の面から後押しします。

導入の概要

内容:「Claude」(Anthropic)
対象者:デジタルハリウッド大学の全学生・全教職員
利用環境:全学AI基盤およびキャンパスポータルと連携し、大学アカウントから利用
開始時期:2026年11月
主な活用内容:
[教育]授業内外での学習支援、企画・脚本・リサーチ、制作プロセスにおける壁打ち
[研究]文献調査、データ分析、論文・レポート執筆支援
[大学運営]事務業務の効率化、学生対応の高度化

Anthropic Japan合同会社 代表執行役社長 東條 英俊様のコメント

デジタルハリウッド大学様が、国内の大学として初めて「Claude」を全学に導入されることを、大変嬉しく思います。AIの活用が多岐に渡る仕事や社会生活に広がる中で、学生の頃から高度なAIを日常的に使い、その可能性と限界を理解した上で責任を持って活用する経験は、これからの社会で大きな糧になります。
同大学は「Claude」をはじめとする生成AIを活用した全学AI基盤や「キャンパスポータル」を整え、AIの活用を前提とした実践的な教育へと踏み出されています。これを機に全学生、全教職員の皆さまが、制作や研究の現場で「Claude」を使いこなし、社会ですぐに活躍できる力を身につけていかれることを期待しています。