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日本からドローンの革新的な利活用事例を創出したい

2015年12月10日、小型無人機「ドローン」の飛行を規制する改正航空法が施行されました。

法令も徐々に整備され、いよいよドローンの利活用について、法令を正しく理解し、安全な運航はもちろん、運航管理を行えるプロフェッショナル人材の必要が高まっています。
デジタルハリウッドでは2015年1月頃、産業界よりドローンのコンテンツ分野への活用が急務なことを受け、ドローン操縦の人材育成について検討を進めておりました。
また、映画・ゲーム・アプリなどはじめとするコンテンツ分野で活躍しているデジタルハリウッド卒業生たちも、ドローンをいち早く活用し、卒業生同士の交流の場などでドローン撮影に関する知見をシェアするなど、ドローンに関しての話題は私たちの周辺でも盛り上がりをみせておりました。
しかし、4月首相官邸の屋上でドローンが見つかった事件をはじめとする一連の騒動の中で、ドローンに関するネガティブな見方が進み、新しい表現が好きな学生や、コンテンツ分野で活躍する卒業生たちにとって、
ドローンによる撮影やエンターテイメントでの活用ノウハウをためるためのトライ&エラーの機会すら難しくなってしまいました。
 
デジタルハリウッドでは、ドローンの利活用が国内のコンテンツ分野のみならず、様々な分野の産業振興に寄与するものであると確信しています。そして日本から革新的な利活用事例を輩出していくためにはドローンに関する正しい知識と操縦技能を有したプロフェッショナル人材育成にいち早く取り組むことが必要だと考えました。
そこで、ロボットの利活用を行える人材を育てる専門スクール「デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー」を開学。その第1弾として「ドローン専攻 ドローン運用ベーシックコース」を2015年11月より開講しました。
本講座では航空法・電波法などのプロフェッショナルが必要とする知識を学び、ドローンの操縦の基礎訓練を受けることができます。さらに受講者は10時間超の飛行経験を積んだのち、修了試験に合格すればロボティクスアカデミーの修了証を発行いたします。この修了証を得て、JUIDAの会員となれば、JUIDAの資格証明証の発行申請も可能となります。(追加の講習が必要な場合もございます)
1期生32名は、30〜40代の方を中心とし、企業で新規事業を担当されている方や、個人事業主、
大学生など幅広いバックグランドの方が集まり、毎週熱気あふれるドローン授業を受講されています。
 
ドローンに関しては、今後もダイナミックに状況が変化していきます。
デジタルハリウッド ロボティクスアカデミーは、ドローンが切り拓く未来を、受講生の皆様や講師陣、関係企業様と共に考え、アクションを起こし、社会にドローン利活用事例をシェアしていきたいと考えております。
 
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