漫画の街へ次の一手 北九州に起業支援施設、3月開設へ
西日本新聞(Webサイト)
不動産管理賃貸大手「アパマンショップホールディングス」は3月上旬、北九州市のJR小倉駅近くに所有する商業ビルに、漫画やデザインのソフト開発やフィギュア(人形)の製品化などで起業を目指す若者の育成施設を開設する。漫画文化を生かしたにぎわいづくりを進める市も、起業セミナーを開くなど新産業の振興を後押しする。
インターネットのウェブデザイナー育成に取り組む「デジタルハリウッド」(東京)が専門スクールを開校するほか、起業希望者に会員登録してもらい、漫画やデザインを開発するスペースを有料で提供する。樹脂や金属で立体を形成できる3Dプリンターなどの高額機器を備え、フィギュアなど立体製品の開発を目指してもらう。