奔流eビジネス 三淵啓自 3次元CG、手軽に作成
日経MJ(東京)(新聞)
3月13日から10日間、米テキサス州オースティンで開かれた「サウス・バイ・サウス・ウエスト(SXSW)2015」。1987年に音楽祭として始まったSXSWは、後に映像やインターネット系ベンチャーのインタラクティブが加わり、現在では数万人を集める世界最大規模のフェスティバルとなった。
3D画像やシミュレーションを開発する敷居は低くなり、非理系の大学研究室も活用し始めた。ゲームよりも災害シミュレーションや情報の可視化、医療への応用など多くの分野で利用が進んでいる。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)のヘッドマウントディスプレイ(HMD)の普及を促すようなコンテンツを多くの人が制作できる環境が整ってきたといえる。
(デジタルハリウッド大学教授 三淵啓自)