「グロースハッカー」が地方を変える 福岡で400名のクリエイターが参加
Forbes(Webサイト)
米国ではオプティマイザー(Optimizer)とも呼ばれるグロースハッカーは、2012年の米大統領選挙がルーツとされる。当時、共和党のミット・ロムニー陣営は、ウェブ上の献金集めキャンペーンのため、IT業界でグロースハックの実績のある人物を招き入れ、ABテストに代表されるサイト改善施策を実施。その結果、総額1億8000万ドル(約220億円)に及ぶ資金集めに成功した。
その潮流にいち早く注目した日本のスタートアップ企業がKaizenPlatformだ。2013年6月に元リクルートの須藤憲司氏らが「世界をKAIZEN(改善)する」をスローガンに創業した同社は、翌年にWEBサービスのUI改善を簡単に実現できるプラットフォームを公開。現在ではヤフーやJAL、ネスレ、リクルートなど120社以上、約3000アカウントで利用されている。
Kaizen Platformは既に福岡市内のIT企業11社と提携し、地元のクリエイティブ人材の育成に務めている。
今年5月からは『Growth Hack for Women』というプロジェクトを発足。リクルートジョブズとともに、福岡のNPO法人であるママワーク研究所やデジタルハリウッド福岡校と連携し、女性のグロースハッカーを100名以上増やすことを目標としている。
(exciteニュース、Yahoo!Japanニュース、gooニュース、dニュースにて同記事掲載)