子育てママの在宅就労支援 求人会社など連携
YOMIURI ONLINE(Webサイト)
子育て中の母親をウェブサイトの改善を担う人材として育成し、自宅にいながら働けるように支援しようと、求人情報会社やIT企業などが連携して、9月から福岡市でプロジェクトに取り組む。同市は雇用創出を目指す国家戦略特区に指定され、ITを活用した企業の創業が進み、将来的に不足が予測される人材の育成も行いたい考えだ。2017年度までに100人の育成を目指す。
プロジェクトは、求人情報誌を発行する「リクルートジョブズ」(東京)やネットサービスの改善などを手がける米IT企業「カイゼンプラットフォーム」、主婦の就労支援やスキルアップに取り組むNPO法人「ママワーク研究所」(福岡市)などが実施する。
子育て中の母親を対象に9月から7か月間、IT系の人材育成に力を入れる専門学校「デジタルハリウッド福岡校」(福岡市)で、ウェブデザインやウェブの改善についての知識や技術を基礎から教える。授業料の6割を同校とリクルートジョブズが補助をする。