小学生にも簡単な「道具」
千葉日報(千葉)(新聞)
2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育。コンピューターが浸透した現代社会で、その重要性は認識していても、どう教えるべきかイメージがつかみにくい人も多いはずだ。
デジタル教育が専門で「図解プログラミング教育がよく分かる本」を監修した、NPO法人CANVAS理事長石戸奈々子さんは「これからの基礎教養。便利で豊かなツール(道具)としてバランス良く使って」と指摘する。
デジタルハリウッド大学の一室で、小中学生が、自分専用の四足歩行ロボット「Fab Walker」を動かしていた。ロボットを組み立ててプログラミングするCANVASのワークショップだ。
講師に招かれた、ファブウォーカー制作者の山岡潤一慶応大特任助教は子どもたちに「試しに作って、うまく行かなかったら原因を考えてまた作り直す。皆さんがしたのと同じことを、ロボットをつくる人たちもやっている」と話した。