クールジャパン長く学んで
読売新聞(東京)夕刊(新聞)
「クールジャパン」と呼ばれ、海外で人気が高い日本のアニメやファッションなどの仕事に携わる外国人を増やそうと、政府はこの分野の就労の門戸を広げる方針を固めた。外国人留学生が卒業後、アシスタントなどの補助業務に就く場合、これまで認めなかった在留資格を与える。クールジャパン関連産業の海外展開に向けて、外国人材を育成・活用する狙いがある。
アニメやゲームのデザインを学ぶ外国人留学生が全学生の35%(約400人)を占めるデジタルハリウッド大学の杉山知之学長は「アニメなどのコンテンツ制作は、アルバイトや契約社員としてスタートする場合が多い。日本で働く外国人が増えれば、海外から見て売れる作品制作につながる」と話す。
(読売新聞 札幌版、福岡版、高岡版にて同記事掲載)