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落合陽一講義「メディアアート」成果発表展示会 『37.5℃展』2021.10.18-10.24

デジタルハリウッド大学では、落合陽一特任教授による講義「メディアアート」を今年度も開講し、2021年10月18日(月)~10月24日(日)の間、本学駿河台キャンパスにて成果発表展示会『37.5℃展』を開催いたします。

デジタルハリウッド大学 講義「メディアアート」成果発表会
『37.5℃展』https://mediaart2021.netlify.app/

■クラウドファンディングを実施中
展示会出展メンバーでクラウドファンディングを実施しています。実施目的のひとつめは、リアルで例年以上の展示会開催をということです。メディアアートはインタラクティブな作品が多く、実際の体験でないとその魅力は伝わりづらいかと思います。ぜひ来て頂いて、実際に作品を楽しんでもらいたい。その実現の為には、コロナ感染の防止を万全に行った上で行う必要があり、今回のクラウドファンディングの一部もその資金に当てたいと考えています。
もう一つは、コロナ禍で来場制限がされる中、来れない方にも楽しめるコンテンツづくりをしたいと考えています。チャレンジの一環として、今回公式のオンラインサイトを開設し、別にバーチャルでの展示会の実現を視野に入れています。本展示会期間中は、実際にリアルタイムでの配信、遠隔でコミュニケーションできるような仕組みを計画しております。
ご関心をお持ちいただいた方は以下のリンク先からクラウドファンディングへの参加をご検討ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/491204

【展覧会ステートメント】
「37.5」という数値を見て、何を思うのだろうか。
現在、私たちはこの数値によってあらゆる「ゲート」で区切られている。
この数値を基準にすることが一概に正しいとはいえないのにも関わらず、
「0.1」というわずかな数値の違いが大きな意味を持ち、 その人の運命を左右してしまう。
この「37.5」という値のことを考えてみると、 様々な疑問が湧いてくるかもしれない。
この世界には、ふと立ち止まって考えてみると生じる疑問が多く存在する。
トーマス・フリードマンが「めまぐるしく常識が入れ替わる時代」を 「加速の時代」と形容したように、
変化の激しい日常を生きる我々の信念や信条は 信ずるに値するのだろうか。
本展覧会を通じて、立ち止まって考えるきっかけについて再考してほしい。

会期:2021年10月18日(月)~10月24日(日)
時間:【1部】11:30-14:30 【2部】15:30-18:30 (最終日 11:30-15:30)
入場料:無料≪完全予約制
予約Webサイト:https://mediaart2021.netlify.app/
会場:デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス 駿河台ホール(千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F)
主催:デジタルハリウッド大学[DHU]
監修・指導:落合陽一(デジタルハリウッド大学 特任教授)
内容:学生によるメディアアート展示

■担当教員プロフィール
落合 陽一 特任教授
メディアアーティスト。
1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JSTCRESTxDiversityプロジェクト研究代表。IPA認定スーパークリエータ/天才プログラマー。2017年~2019年まで筑波大学学長補佐、2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員、デジタル改革法案WG構成員、文化庁文化交流使、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーなどを歴任。Prix Ars Electronica、SXSW Arrow Awards、MIT Innovators Under 35 Japanなど受賞多数。写真家・随筆家など、既存の研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。