ドローン講座次々飛び立つ
日本経済新聞(大阪)夕刊(新聞)
小型無線機「ドローン」の飛行を規制する改正航空法が施行され、安全に配慮しながら活用する機運が高まるなか、操縦に必要な技能や知識を認定する民間の資格制度が動き出した。運行管理などを学べる講座は活況を呈している。自治体も就職に生かしてもらおうと、体験講座を開く。
ドローンの利用の広がりが想定されるのを受け、IT関連の人材育成を手掛けるデジタルハリウッドは11月、操縦実技や関連法規などを学ぶ講座を開設した。
10時間長の飛行を経験して試験にごうかくすると、一般社団法人「日本UAS産業振興協議会」による操縦者の技能資格証明を受けられる。追加で講習を受ければ、安全運航管理者の資格も得られる。