Gooute、日本デザインのスマホをグローバル展開へ–日本ブランドの信頼や安心感を付加価値に
CNET Japan(Webサイト)
シンガポールに拠点を置くGooute(グート)は18日、日本の著名クリエイターを起用したスマートフォン、およびUIデザイン、ホームアプリ&コンテンツを、海外のデバイスメーカーを通じてグローバル展開するプロジェクト「ARATAS(アラタス)」を発表。メディア向けの説明会を開催した。
ARATASプロジェクトでは、大きく3つのプロダクトを「ARATAS」のブランド名で、海外のデバイスメーカー、ODMメーカー向けに提供する。メーカーの持つ販路を通じて、グローバル展開していく。「ARATAS DEVICE」と名付けられた1つ目のプロダクトは、日本のクリエイターを起用した、デバイスそのもののデザインだ。
第1弾では元amadanaのデザイナー鄭 秀和氏が代表を務める、インテンショナリーズがデザインを手がけたスマートフォン2機種、「KAZE01(K01)」、「KAZE02(K02)」を、中国・深センに拠点を置くデバイスメーカーKingtech Mobileに提供する。
なお、KAZE01、KAZE02には、起動画面やホーム画面、アイコン、操作音といったUIデザインをパッケージ化した2つ目のプロダクト「ARATAS UI」も採用されている。こちらのデザインは起動画面を映像クリエイターの松井雅也氏、ホーム画面をデジタルハリウッド出身の河田彩氏、操作音を音楽家の谷口尚久氏が担当。KAZE01、KAZE02だけでなく、UIデザイン単体でも年内にSDK化して、デバイスメーカーに提供していく計画だ。
(Yahoo!Japanニュース、Yahoo!Japan ニュースBUSINESS、朝日新聞デジタルにて同記事掲載)