「期間限定ガチャ」落とし穴 スマホ向け人気ソーシャルゲームで問題に
朝日新聞(東京)夕刊(新聞)
スマホ向けソーシャルゲームで「ガチャ」と呼ばれる仕組みへの不満がゲーム愛好家の間で高まっている。「期間限定」にあおられ、利用者が大金を投入してしまうケースも。過去に規制が導入されたものの、次々と出てくる問題に対策が追いついていない。
デジタルハリウッド大学大学院の三淵啓自教授によると、ソーシャルゲームの利益の多くは数%の過剰利用者の課金によって占められているという。「現状は事業者に任せられている面が大きい。ガチャなどの課金方法について明確なガイドラインや法整備が必要だ」と指摘する。
(朝日新聞(札幌)夕刊、朝日新聞(名古屋)夕刊にて同記事掲載)