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ママは埋もれた人材 多様な働き方で 活躍の場
読売新聞(福岡)(新聞)

人口減少を克服するには、子育て中などでも仕事をしやすい社会に変えていく必要がある。古い労働慣習や意識にとらわれていては、未来は切り開けない。
「子供を家で見ながら仕事ができて収入になる。社会とつながれ、自身にもなり、成長もできる」
こうした仕事の内容は、企業の成長を後押しする技術者という意味で「グロースハッカー」と呼ばれる。高橋さんは結婚後、パートなどをしていたが、子育てとの両立に悩み、2015年に始まった全国初の「ママグロースハッカー養成講座」を1期生として受講。この1年間で約40件の提案が企業に採用され、一定の収入を得た。
「自分で仕事の時間や量をコントロールできるので働きやすい」と力説する。
高橋さんが通った講座は、専門学校のデジタルハリウッドSTUDIO福岡や米IT企業・カイゼンプラットフォームなどが、育児中のママたちを「埋もれた人材」として着目し開講した。