プログラミング学習からつくる未来への教育
教育新聞(東京)(新聞)
第7回 プログラミング学習こそ未来への扉
昭和39年、東京オリンピック、僕は小学校5年生、東京都中野区立桃ケ丘小学校に通っていた。32年に開校した校舎は、鉄筋コンクリート4階建て、最新の配膳台が構内のエレベーターで行き来する完全給食。屋内プールの上に体育館。柔らかいアスファルトで覆われた校庭。教室にはカラーテレビ。ちゃんとした音響設備の放送室。まだ戦後復興の中でバラックを住居とする都民がいる街の中では、その小学校は先進的な場所だった。そして、ぼくはそれがちょっと誇らしかった。
最後に期待を込めて、「プログラミング学習こそ、未来への扉だ」と言いたい。(おわり)
デジタルハリウッド大学
学長 杉山知之