地球規模の課題 映像通じ喚起
産経ニュース(Webサイト)
心を揺さぶるクリエーティブの力で、地球規模の課題や世代を超えて存在する問題に目を開かせる「デジタルハリウッド・アースプロジェクト2017」の制作発表会が7月12日に開催された。作品の一つ一つから共感に満ちたメッセージが発信され、解決に向けた一歩を踏み出させる大きな力が会場を包み込んだ。
テーマ「高レベル放射性廃棄物の処分問題に関する認知拡大」
IT関連やデジタルコンテンツの人材を育成する大学、大学院、スクールを運営するデジタルハリウッドは平成24年から「アースプロジェクト」を実施し、地球の未来に向けたアプローチを続けている。今回はNUMO(原子力発電環境整備機構)の協力を得て、原子力発電などで発生する「高レベル放射性廃棄物の安全・確実な地層処分」がテーマ。5チームが非常に重要でありながら日常的な関心を寄せることの少ない課題に気づき、考えるきっかけを与える作品を制作した。