イノベーション 現場のニーズを起点に
上毛新聞(Webサイト)
日本国内のデジタルヘルス事例を紹介してきたが、海外はさらに積極的だ。大塚製薬は2017年、世界初のデジタルメディスン「エビリファイマイサイト」を開発、米子食品医療薬品局(FDA)の承認を受けたと発表した。日本の大塚製薬創製の抗精神病薬「エビリファイ」に、プロテウス社が開発した微小センサー、シグナル検出パッチ、専用のアプリケーションを組み合わせ、服薬モニタリングが可能となった。
医療機器開発に詳しく、デジタルハリウッド大大学院で学ぶ前田祐二郎に医療イノベーション創出について話を聞いた。前田はスタンフォード大の医療イノベーションプログラム「バイオデザイン」の日本の共同プログラムディレクターを務める。