奔流eビジネス 三淵啓自 ロボット普及元年 IoTにつながる未来
日経MJ(東京)(新聞)
2014年を振り返ると、ロボットや人工知能(AI)などが社会に浸透し始めた年だった。
ロボットの普及と平行して、センサーのネットワークやインターネットに接続されたデバイスなどの普及の兆しも見えてきた。今まではスマートフォンなどの端末で情報を表示・入力する必要があった。だがスマートデバイスやスマートセンサーは人を介さずに児童で情報をクラウドにアップできる。今後は必要な情報をデバイスが取得するマシン・トゥ・マシン(M2M)や、デバイス相互にネットにつながるIoT(インターネット・オブ・シングス)のインフラが整備されるようになるだろう。
(デジタルハリウッド大学教授 三淵啓自)