奔流eビジネス 三淵啓自 「仮想体験を演出 製品開発熱く」
日経MJ(東京)(新聞)
今月18~21日に幕張メッセで開かれた「東京ゲームショウ2014」。ひときわ目立ったのがバーチャル・リアリティー(仮想現実=VR)関連の展示や出展だ。
情報処理コストが下がり、多くのユーザーが一緒にVR世界を共有することが可能になった。数年前に話題になった仮想世界「セカンドライフ」などは80人以上集まると重たくなったが、クラウドゲームなら数千人がVR空間を共有できる。我々の意識もVR世界の体験を通じて新しい価値観を創造するようになる。(デジタルハリウッド大学教授 三淵啓自)