三淵啓自のECの波頭 「ウエアラブル」と「ソーシャル」 融合領域に成長産業の種
日経マーケティングジャーナル(東京)(新聞)
日本の次の戦略は成長産業の創出にある。その一つがソーシャルゲームとウエアラブルの融合領域ではないかと考える。その種はいくつかある。3D空間センサーやモーションセンサーなどの技術。3Dのシミュレーションとリアルタイムレンダリング技術を活用したコンテンツ開発。それらを扱えるウエアラブルデバイスとリアルタイムOS。そしてソーシャルネットワークや他のスマホなどと連動できるオープンな開発環境だ。
来年は新しいウエアラブル端末とそのコンテンツの本格的な競争が始まる。どの国が主導権を握るか。日本企業がどれだけ投資できるかで5年後の風景はがらりと変わっているだろう。