明日のために パパが紡ぐ食卓の物語
朝日新聞(東京)(新聞)
滝村雅晴、45歳。台所からレストラン気分届ける
マンションの一室。台所に照明が当たる。小気味よくカットされる玉ねぎやジャガイモ。食材が鍋に入れられる。その瞬間を、カメラマンが狙う。
滝村雅晴。45歳。肩書はパパ料理研究家。
デジタルコンテンツ系のクリエーターを養成する「デジタルハリウッド」に勤めていた頃は、いつも外食。自宅のキッチンには触れたことすらなかった。
09年、デジタルハリウッドを辞め、その年の4月に株式会社ビストロパパを立ち上げた。
(毎日新聞(県版)多摩版、東京川の手版、むさしの版にて同記事掲載)