小中高生向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園」の決勝大会が開催
IT pro(Webサイト)
2015年10月25日、小中高生が開発したスマートデバイス(スマートフォンやタブレット端末)向けアプリのコンテスト「アプリ甲子園 2015」の決勝大会が東京大学の伊藤謝恩ホールで行われた。アプリ甲子園の主催者はD2C。今回が5回目の開催となる。
今大会では合計1334作品が応募された。決勝大会では、1次予選、2次予選を通過した10組がファイナリストとして登壇。開発者がそれぞれ開発したアプリについて5分間のプレゼンテーションを行う。5人の審査員がプレゼンテーションとアプリの実装コードを評価し、企画力(独創性、デザイン、消費者支持度)と、実装力(操作性、技術点、完成度)の2つの評価軸からアプリを採点する。
審査の結果、優勝作品に選ばれたのは、成蹊小学校6年の中馬慎之祐さんが開発したiOSアプリの「allergy(アレジー)」
allergyは、10作品の中でも企画力の評価が最も高かった。審査員の一人であるデジタルハリウッド大学学長の杉山知之氏は、「アプリはどれだけ多くの人に楽しんでもらえるか、利用価値があったか、といったことが重要。世界中の食物アレルギーを持つ人たちに貢献できるという点でallergyに対する審査員一同の評価はとても高かった」と評した。
(PC Onlineにて同記事掲載)