未来予測2016 What you NEED to know
Numero TOKYO(雑誌)
クリエイターを育てるクリエイターたち
時代が急速に変化し、既存の学校では学ぶことのできないことが増えたという。
そこでクリエイター自身が立ち上がり、新たな学びの場を提供し始めている。
ネットのクリエイティブの世界では、学生たちのこうなりたいという像がまだなく、あこがれの個人はいても隣にはいません。だから学校というかたちで仲間と膝つき合わせて、目の前に憧れの人がいるという環境と道をつくることが大事だと思ったんです。
いまプログラミングを学ぼうと思うと、理工学部やIAMAS、デジタルハリウッドという選択肢が主。しかも大学では理論を教えてもプログラム自体は独学でやれというスタイル。だから表現をつくる美大的なデザイン講義とプログラムやデバイスをつくる理工学部的なエンジニアリングの世界を融合した学校にしたかった。