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@DIME(Webサイト) / 日本のVR市場を俯瞰する『VRCカンファレンス2015』で見えたもの

日本のVR市場を俯瞰する『VRCカンファレンス2015』で見えたもの
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Oculus Riftの製品版やPlayStation VRといったハイクオリティなVR体験ができるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の発売が近づき「2016年こそはVR元年になる」という声が聞こえる中、日本のVR市場はどのような方向へと向かおうとしているのでしょうか。そんな業界の動きを開発技術からコンテンツ制作、資金調達、映像、広告、ゲーム、エンタメと幅広く取り上げたイベント「VRCカンファレンス 2015」が開催されました。
カンファレンスの冒頭には、VRCの理事を務めるデジタルハリウッド大学の杉山知之学長から、日本のVRの歴史を振り返る話が紹介されました。それによると、日本でVRが最初に注目されたのは90年代とのこと。96年には日本バーチャルリアリティ学会が設立され、バーチャルアイドルの「伊達杏子」がデビューしたりしましたが、当時はさすがにリソース不足で普及には至らなかったそうです。その後も何度かブームが訪れましたが、実用レベルになったのはここ数年のこと。これからようやく触感や食感、さらには第六感まで再現できる進化したVRが登場するかもしれず、それが社会的に大きな変化をもたらすかもしれない、というコメントは大変興味深く印象的でした。
(Yahoo!Japanニュース、@niftyニュース、mixiニュースにて同記事掲載)