
ハーバード大学やMITが続々と新時代の教育スタイルの提案を開始。キーワードはオープンエデュケーション。自らの教育プログラムを無料で世界に提供するそのスタイルは、今や教育という器を超えて、TED、カーンアカデミーといった形で、革命的な勢いで世界中に広がりつつある。オープンエデュケーションがもたらす教育革命の衝撃を、元ハーバード大学講師が明らかにする。
デジタルコミュニケーションの普及に伴い、急速に変化する海外のソーシャルメディア先端事例、またそれらを用いたデジタルハリウッド大学を中心とする実践事例を紹介。人々の参加を自然と生み出すデジタル活用事例を通じて、分かりやすく、今後の教育現場へのデジタルコミュニケーション活用を考え、近未来の教育を実践に移す方法を学ぶことのできる講演となっている。
メディアの完全デジタル化は、コンテンツのデジタル化と共に、ワークフローや働き方などを劇的に合理化し、産業界に大きな変化を与えた。この変化は働き方や働く場所など「働き手」だけに恩恵を与えるものではなく、雇用する側にも多大な影響があると考えられる。テレワークやSOHOといった働き方が、採用・発注側の企業にもたらす変化と可能性を戦略的に言及する。
多様化する人材要件にカリキュラムで対応し続けなければならない教育機関。限りある時間と資源の中で実現するには、どのような方法があるのか?卒業生が産業界で活躍できるカリキュラムをデザインし続けるデジタルハリウッドは独自の教育メソッドでこの課題解決に取り組み、近年はそのノウハウを他の教育機関に提供している。提携関係にある教育機関との成果報告を交えながら、これからのカリキュラム設計について解説する。
デジタルネットワークやデジタルデバイスにより、社会のコミュニケーション基盤が大きく変化してきている。これからも止まることのない社会変化とスピードに対し、それらに応変できるクリエイティブ人材の専門的キャリア教育はどうあるべきなのか。 デジタルハリウッド・専門スクール「本科 デジタルコミュニケーションアーティスト(DCA)専攻」の人材育成コンセプトとその育成プロセスの実績を中心に「未来へつなげる、ひと・もの創り」について考察する。