近未来教育フォーラム

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Program

プログラム

The Real Time Live

リアルタイムグラフィックスの世界とVTuberが牽引する新たな人類

19:00-21:00 定員150名 会場:駿河台ホール ※Receptionの時間も含む

時代はリアルタイム・ライブエンタテインメントに向かっている。
デジタルハリウッド大学が創立した25年前からデジタルクリエイションの世界では、映画やCG、ゲームといった産業のその先に、VRとライブエンタテインメントの世界があった。このセッションでは「リアルタイムグラフィックスの世界」と「VTuberが牽引するあらたな人類」という2部構成で、世界のライブCGデモ、VTuber, VRChat, Virtual Beings, 5G, アバター社会など日本が先駆し世界が注目する分野の最新コンテンツ技術とサービスの裏側と、それを支える開発者やクリエイターをお呼びして、ライブコーディングを交えた楽しい雰囲気で「何を学んできたか?どんな仕事なのか?そして目指す未来は?」を問いながら「あらたな人類の在り方」を共有していく。

白井 暁彦

白井 暁彦 グリー株式会社GREE VR Studio Lab Director/デジタルハリウッド大学大学院客員教授

情報メディア学科 准教授(以降)2018年6月より現職。GREE VR Studio Laboratoryを立ち上げ、DirectorとしてXR, VR絵インタテインメントや Virtual YouTuberなどライブエンタテインメント技術のR&D、国際発信、イノベーション型人材発掘支援活動などの社会実装を新たな産業の中で開発している。デジタルハリウッド大学では大学院「テクノロジー特論D(人工現実)」を担当。

Tech

テクノ・エンパワーメントの時代

17:30-18:30 定員80名 会場:E12/13教室

情報処理と通信の技術が高度化したことで、リアルとバーチャルの一体化が極限まで進もうとしている。それはバーチャルを支配するテクノロジーが、リアルも支配することを意味する。リアルに存在し、データ化が可能なものはすべてテクノロジーの守備範囲となり、私たちは彼らと新たな関係を築き、その力で自らも進化することを迫られるだろう。そんな「テクノ・エンパワーメント」の時代に、私たちはどう行動すれば良いかを考える。

小林 啓倫

小林 啓倫 ITコンサルタント

1973年東京都生まれ、獨協大学外国語学部卒、筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米Babson CollegeにてMBAを取得。その後外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動。著書に『FinTechが変える! 金融×テクノロジーが生み出す新たなビジネス』(朝日新聞出版)、『IoTビジネスモデル革命』(朝日新聞出版)、訳書に『激動の時代のコンテンツビジネス・サバイバルガイド』(マイケル・D・スミス著、白桃書房)、『シンギュラリティ大学が教える 飛躍する方法』(サリム・イスマイル著、日経BP社)など多数。

Admission

集める学校から「集まる」学校へ――2021年に向けたデジタルハリウッド大学の入試改革

17:30-18:30 定員50名 会場:E09教室

2020年度より実施される大学入試改革の柱は「学力の3要素」の育成である。「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を総合的に評価することを目的に、各大学の入学者選抜においても様々な変更が予想される。本学ではこれに先立ち、2019年8月の「サマー・トライアウトAO入試」において学力の3要素を多面的に測る試みを行った。本入試での取り組みを通じて、これからの大学入試について考える。
※スマートフォンやタブレットなどの端末を持参のうえご参加ください。

小勝 健一

小勝 健一 デジタルハリウッド株式会社 大学事業部 大学入試広報グループ マネージャー

1984年、東京都府中市生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院修了。専攻はメディア文化論。大手教育企業にて小・中・高の受験指導、外国人留学生向け日本語学校の運営などに携わる。2016年にデジタルハリウッド株式会社に入社し、2019年より現職。国内外の入学検討者とのコミュニケーションを通じて、アドミッション・オフィサーとしての役割と可能性について模索している。

Curriculum

クレイジーであれ。「面白い」を作り続ける学生支援チーム

17:30-18:30 定員60名 会場:E01/02教室

「大学が面白ければ、学生はやめない」。近年急激に志願者数を伸ばすデジタルハリウッド大学では、その期待に応えるように2018年より「大学を面白くする」様々な仕掛けを行ってきました。「面白い大学とは?」「そもそも<面白い>とはなんだろう」。
2016年にデジタルハリウッド大学が打ったコピー「バカにされよう。世界を変えよう。」から始まった、デジタルハリウッド大学の「クレイジーであり続けるための挑戦」を解説する。

深澤 明日美

深澤 明日美 デジタルハリウッド株式会社 大学事業部学生支援G eslチーム チーフ

東京工芸大学芸術学部映像学科卒業。
3DCG制作会社のプロジェクトマネージャーとして新卒にて就職、約5年間勤務ののち、映像業界の発展へ貢献するべくクリエイターが生まれる教育現場へ転職。
大学入試広報・STUDIO渋谷の募集運営を経て、2018年より「大学を面白くする」企画・実施に取り組んでいる。
映画:「はやぶさ/HAYABUSA」(監督:堤幸彦 2011)
CM : Docomo「MEDIAS WP N-06C」、Panasonic 「Beauty」シリーズ、クラシエ「海のグミ図鑑」、ベルジャポン クリームチーズ「kiri」等
TV :ディズニーXDチャンネル ジングル 等 その他 VP/ゲーム/遊技機等

EdTech

動画×‶人的″アダプティブ・ラーニングデジタルスキル学習をドライブさせる‶教えない指導″とは?

17:30-18:30 定員60名 会場:E03/04教室

一般的な教科学習であれば、AI(人工知能)で分析・適切な学習を指導するアダプティブ・ラーニング(適応教育)が効果的であるが、3DCG制作など、テスト回答の様に正解がないデジタルスキル学習を継続させるには、学習者の心情の変化も踏まえたアドバイスと学びの気づきの機会の提供が必要と考える。
教員の分析力・指導力によって差が出る個別指導とは違う、動画教材と‶教員が教えずに学習を促すメソッド″を組合せた本学の授業の実践・検証から、動画での効果的な指導法を解説する。

石川 大樹

石川 大樹 デジタルハリウッド大学院非常勤講師/デジタルハリウッド株式会社 動画教材開発責任者

大学卒業後、大手キー局にて番組制作を担当。
2004年デジタルハリウッド入社以来、数多くの新規事業に携わる。
番組制作と新規事業経験を活かし、現在は映像教材や教育メディアを開発。
映像教材の教育効果を研究している。

STUDIO

自分を生きよう。自由に生きよう。-社会に開かれたまなびの場「デジタルハリウッドSTUDIO 」のヴィジョン-

17:30-18:30 定員60名 会場:E05/06教室

働き方の多様化が進む中、2012年に開校した「デジタルハリウッドSTUDIO」。クリエイター養成スクールがなかった地方都市での展開も推進し、7年間で全国23拠点、年間約1,800人の卒業生を輩出している。変化する社会に応変するカリキュラム展開や、地域パートナーによる運営方法など、独自のポジションを築く中で、社会人向け教育機関が顧客とどう向き合うべきか、教育事業のパッケージライセンスビジネスについて提言する。

原田 紀子

原田 紀子 デジタルハリウッド株式会社 スクール事業部 STUDIO本部 ユニット長

2006年にデジタルハリウッド入社。キャリアカウンセラー、スクールマネージャー等の経験を経て、新しい学びのスタイルを通して多様なライフスタイルを支援している「デジタルハリウッドSTUDIO」を2012年に新宿にオープン。以来、全国23拠点のSTUDIOの立ち上げと運営に関わる。

研究紀要「DHU Journal」
論文・研究ノート発表会

14:00-16:40 定員60名 会場:E14

本研究所は、 デジタルコミュニケーションが社会に大きな変革をもたらす状況を踏まえ、 先駆的・先進的な研究を行うことを目的として設立されました。 現在26の研究室を擁し、 デジタルメディア・コンテンツ等の自主研究や委託研究に積極的に取り組んでいます。 当日は、研究開発活動をまとめた『デジタルハリウッド大学 紀要DHU JOURNAL 2019』から、研究成果を発表致します。

【デジタルハリウッド大学 研究紀要「DHU Journal」論文・研究ノート発表会 プログラム】

◆『DHU JOURNAL Vol.6』の紹介と発表会の進め方(14:00~14:15)
編集幹事 木原 民雄(デジタルハリウッド大学/大学院 教授)

◆「論文・研究ノートの発表」

◇ 研究ノートの発表(発表10分、質疑応答10分)

14:15~14:35
「児童を対象としたワークショップにおけるF2LOモデルの組み立てと内発的動機づけの考察」
発表者:古新 舜(デジタルハリウッド大学 非常勤講師)

14:35~14:55
「シーンベースのVR音響のための標準的音楽制作ワークフローの提案と構築」
発表者:坂本 昭人(デジタルハリウッド大学 助教)

◇ 論文の発表(発表15分、質疑応答10分)

14:55~15:20
「グローバルMOOC配信のコスト・ベネフィットに関する考察
―次世代高等教育を創造するデジタルハリウッド大学の果たすべき役割―」
発表者:山口 豪(デジタルハリウッド大学 学務グループ職員)

~ 休憩(10分) ~

15:30~15:55
「Some hypothesis to derive an anti-Einstein field(反アインシュタイン場仮説)」
発表者:光吉 俊二(東京大学大学院工学系研究科 特任准教授)
共著者:朝長 康介(東京大学大学院工学系研究科 共同研究員)
橋本 昌嗣(デジタルハリウッド大学大学院 客員教授)
鄭 雄一(東京大学大学院工学系研究科・医学系研究科(兼任)教授)
中村 維男(東北大学 名誉教授)

15:55~16:20
「実社会における論理思考の構造と思考能力向上の方法の研究」
発表者:渡辺 パコ(デジタルハリウッド大学 教授)

◆「DHU JOURNAL 奨励賞」の表彰(16:20~16:30)

◆「名刺交換会」(16:30~16:40)

メディアサイエンス研究所
研究室ポスターセッション

20:30-21:00 定員60名 会場:カフェテリア

デジタルハリウッド大学 メディアサイエンス研究所所属研究室のポスターセッションを開催いたします。実践的な研究や研究室のこれまでの取り組みを紹介。本研究所の研究が一堂に会する場となります。研究者による事例紹介なども予定しています。ご自由にお立ち寄りください。