Press Release

エンジニアと起業の学校 ジーズアカデミー 起業数や資金調達額の推移など最新トピックを公開 2022年度サマリーレポート

87社が誕生したスタートアップ輩出機関

IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村 毅、学長:杉山 知之)が運営する、起業とエンジニアの学校『G’s ACADEMY』(ジーズアカデミー)は、2022年度(2022年4月~2023年3月)の最新実績を集計し、このたび公開しました。

数多くのスタートアップやプロのエンジニアを生み出したジーズアカデミーは、2023年4月をもって開校から8周年を迎えます。本リリースでは、実績の推移と最新の活動を併せてご報告します。

■卒業生の起業、資金調達実績
―起業数87社、資金調達実績112,6億円

ジーズアカデミーでは、6ヶ月間の学びを卒業制作という形でアウトプットします。そしてその卒業制作プロダクトを基に、卒業生が「自身の手で生み出した」サービスを世に送り出しています。
投資家・ベンチャーキャピタルからの資金調達に数多く成功しています。

最初の卒業生輩出(2016年9月)から7年半が経ち、2023年4月時点で87社が起業。資金調達総額はついに100億円を超え、112.6億円となりました。
国内随一のスタートアップ輩出機関であるジーズアカデミーは、今後も「セカイを変えるGEEK」の輩出を支援します。

■2022年度に卒業したメンバーの充実度
― 熱量の高いコミュニティ、そして卒業後も続くつながりが起業や転職へのエールになります

① 「ジーズアカデミーで学ぶ目的は何ですか?」(すべての校舎・コースが対象)
※DEVコース…週末集中型で仕事をしながらプログラミングを学習し、プロダクトを制作するコース
LABコース…平日週4日フルタイムでプログラミングやテクノロジーに関する教養を学習し、プロダクトを制作するコース

入学目的は、コースごとに大きな違いが見られました。週末集中DEVコースでは起業を目指す方が5割を占め、アイデアを自らの手で形にできる起業家を目指す方が多いことが分かります。一方フルタイム総合LABコースではエンジニアを志す方が5割を占めており、クリエイティブなITエンジニアを目指す方が多く入学されています。卒業制作を制作する過程では、エンジニア志望の方と起業志望の方がチームを組んで一つのプロダクトを制作する光景もよく見られます。

② 「卒業後3か月の進路について教えてください」(すべての校舎・コースが対象)

2022年4~2022年10月に卒業した卒業生に対し、卒業3か月後に振り返りアンケートを取った結果、卒業生の進路は起業や転職だけでなく、現職に学びを活かす方、新規事業に取り組む方など多岐に渡りました。
加えて、卒業生が立ち上げたスタートアップに参画するケースも多く、G’sコミュニティを通して雇用が生まれていることも特徴に挙げられます。『現職まま』と回答いただいた方の中にも、『卒業生スタートアップに副業で参画した』という回答が含まれます。
仲間を探す卒業生スタートアップと、活躍の場所を探す卒業生エンジニア・エンジニア以外の専門領域を持つビジネスパーソンをマッチングする「G’s CROSS POINT」という校内マッチングイベントも定期的に開催しています。

③ 2022年度に卒業生から生まれたサービス事例・資金調達事例
2022年度も多くの卒業生が活躍を遂げました。その一部をご紹介します。

マリンレジャー愛好家向けSNSアプリ「Be-conn(ビーコン)」
(ジーズアカデミー東京 LAB12期卒業・廣田さん)

海に関連する情報(波・天気・アクティビティ情報等)を手軽に「知る」「共有」できる日本初のアプリケーションです。海での「安心・安全」の促進や、気候変動により深刻化する「海岸・海洋破壊」への対策スキームを構築中。
海岸経済圏を促進する、海のスタートアップです。
(サービスURL:https://be-conn.com/

『Zenmetry』
(ジーズアカデミー東京 DEV21期卒業・長友さん)

メールや複数のチャットソフト、ワークスペース、チャンネルを統合的に管理できるWebサービスです。
それぞれが持つ独自の機能を統合、1件あたりのメッセージ処理時間と通知の頻度を低減します。効率的なメッセージ処理を通じ、創造性の高い業務に集中することを目指しています。
(サービスURL:https://www.zenmetry.net/

■2022年度:ジーズアカデミーの取り組み
―2022年度は企業との取り組みが勢いを増すと同時に、ジーズアカデミーのWebサイトがフルリニューアルされるなど、スクールとしてのメッセージ発信にも力を入れた1年となりました。開校から8年が経つジーズアカデミーですが、常に変化と進化を続けております。

①東急建設と提携 社内講座「InFiNiTO Club」を開講

「新規事業人材の育成」「新規事業の創出」「社内の文化の変革」を目的とし、プログラミングを学ぶ東急建設社内向けプログラム「InFiNiTO Club(インフィニートクラブ)」を2022年9月に開講しました。
https://gsacademy.jp/infinitoclub2022/
ジーズアカデミーのもつ、起業家や新規事業を立ち上げる人材を養成するノウハウを生かし、東急建設社内でテクノロジーを活用して社会課題を解決するイントレプレナーシップ文化を形成できるよう、共同で企画・運営を行いました。

② 週末集中DEVコースが「第四次産業革命スキル習得講座」に認定

経済産業省が定める「第四次産業革命スキル習得講座」に、これまで認定されていた「フルタイム総合LABコース」に加え、「週末集中DEVコース」が新たに認定されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
ジーズアカデミーの「フルタイム総合LABコース」および「週末集中DEVコース」は、これまでの多くの起業家・エンジニア就転職者を輩出してきた実績と専門的なカリキュラムが評価を受け、『第四次産業革命スキル習得講座』であると認定されました。
支給要件を満たした上で申請をすると、給付金を受給することができます。
これにより、ジーズアカデミーの講座をより軽いご負担で受講いただけるようになりました。

③ 『エンジニア・インサイト白書』 公開

ジーズアカデミーを含め、各プログラミングスクールを卒業後ITエンジニア職に就く200名を対象としたアンケート調査結果をまとめた「エンジニア・インサイト白書」を2022年11月に公開しました。
https://gsacademy.jp/column/engineer-insight-whitepaper/
「高い年収や自由な働き方」が取り上げられがちなITエンジニアという職業ですが、ジーズアカデミーを運営する上でそれらは魅力のごく一部にすぎないと考えました。そして、アンケート調査を通して「幸せなエンジニア」とは何なのかという問いを明らかにするべく、白書という形で発表しました。
白書では、表層的なエンジニアの年収やスキル面ではなく、200名のエンジニアへのアンケート調査とヒアリングを通じてエンジニアの生き方や価値観、学習方法など、より内面に切り込んで明らかにしていく試みに挑戦しています。

■2023年4月からの最新情報
① DEVコース・LABコースで10月生募集開始!
次回開講はすべてのコースで2023年10月を予定しています。入学をご検討の方はぜひ、学校説明会へお越しください。
学校説明会はこちら:https://gsacademy.jp/school-guidance/

<週末集中型DEVコース>
東京・札幌: 2023年10月7日(土) 開講 毎週土曜日14:00~18:00
福岡: 2023年10月14日(土) 開講 毎週土曜日14:00~18:00

<フルタイム総合型LABコース>
東京・福岡: 2023年10月10日(火) 開講 毎週火~金曜日10:00~17:30(金曜日は15:00まで)

② 『事業創造型DXプログラム』提供中!

ジーズアカデミーが開校以来1,900名以上もの起業家およびエンジニアを輩出してきたノウハウを凝縮し、大企業の新規事業開発からDX(デジタルカルチャーの浸透)へとつなげる法人向け新商品として開発しました。
「1,000億のビジネスを1,000人で1つ創る企業」から「1億のビジネスを1,000人が1つずつ創る企業」へ。
そんな「デジタル時代の事業家集団」への体質変革(デジタルトランスフォーメーション)を目指す教育研修兼アクセラレーションプログラムが『事業創造型DXプログラム』です。
お問合せはこちら:https://gsacademy.jp/forbusiness

今後もジーズアカデミーは全国にスタートアップ×エンジニアカルチャーを拡げ、日本から「セカイを変えるGEEK」を輩出していきます。ジーズアカデミーと、その卒業生たちにぜひご注目ください。