翌年の米国アカデミー賞に推薦される作品は!?
世界53の国と地域から集まった474作品の中から優秀賞を決定
IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(本校/本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村毅、学長:杉山知之)では、2011年より、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」と共に、CGアニメーション部門を展開してきました。2021年に、アカデミー賞アニメーション部門への推薦枠を獲得し、2022年より部門の名称も「アニメーション部門」とし、CG以外の手法も対象とする部門へと拡大しました。CGのみならず、ストップモーション、手描きなどあらゆるジャンルの世界のアニメーション作品の「今」が集結する本部門には今年、世界53の国と地域から474作品の応募がありました。その中から23作品を選抜、特別上映4作品と併せて、27作品を上映・配信いたします。
https://shortshorts.org/2023/program/program_cat/anime/
本日、6月26日(月)に行われるアワードセレモニーで発表となるアニメーション部門優秀賞を決定する審査員として、稲葉友さん(俳優)、渡邉こと乃さん(アニメーション演出家・監督 )、杉山知之(デジタルハリウッド大学 学長・工学博士)の3名が決定したことを発表いたします。
アニメーション部門の優秀賞はアワードセレモニーにて発表され、賞金60万円が授与されます。
■アニメーション部門 審査員
稲葉 友 (俳優)
渡邉 こと乃(アニメーション演出家・監督)
■杉山 知之 (デジタルハリウッド大学 学長・工学博士)
■「アニメーション部門」上映作品の紹介
https://shortshorts.org/2023/program/program_cat/anime/
国内外のコンテンツ業界に多数のクリエイターを輩出しているデジタルハリウッドとSSFF & ASIAとのコラボレーションによる「アニメーション部門」。13年目を迎える今年は、世界53の国と地域から474作品の応募を数え、その中から23作品を選抜、特別上映4作品と併せて、27作品を上映・配信いたします。
アニメーション部門の作品は6月9日(金)より東京会場での上映、および6月26日(月)~7月10日(月)の間、オンライン会場で配信いたします。
来年のアカデミー賞候補となる座を掴むのはどの作品か―。
選び抜かれた作品群とともに、ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースさんがナレーションを務める『あの世への口笛』、今年のオスカーにノミネートされ注目を浴びた『氷売りの親子』、木彫人形のストップモーションアニメで描く時代劇に世界が熱い視線を送る『HIDARI』、そしてデジタルハリウッド主催のクリエイティブアワード『デジタルフロンティアグランプリ2023(DF2023)』で、ベストアニメーション賞受賞の『ホライゾン』(監督:川添太雅)、全4作品の特別上映も是非お楽しみください。
特別上映・配信作品 6月9日~東京会場、6月26日~オンライン会場で上映・配信
▼デジタルフロンティアグランプリ2023 「ベストアニメーション賞」受賞
『ホライゾン』(Horizon)
監督:川添太雅 / 0:06:00 / 日本 / アニメーション / 2023
宇宙空間での事故で父親を亡くした主人公の少女が父親の観ていた景色を観るために宇宙飛行士を目指す。
▼ヴィム・ヴェンダースがナレーション
『あの世への口笛』(IN QUANTO A NOI (FROM OUR SIDE))
監督:Simone Massi / 0:05:00 / イタリア / アニメーション / 2022
歴史は巡り、闇が我々の服を濡らす。
▼2023年アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート
『氷売りの親子』(Ice Merchants)
監督:João Gonzalez / ポルトガル / アニメーション / 2022
毎日、父親と少年は、険しい崖に建つ極寒の家からパラシュートで飛び降りる。毎日作る氷を、はるか下の地上の村で売るのだ。
▼木彫人形のストップモーションアニメで描く時代劇に世界が熱い視線を送る
『HIDARI』
監督:川村真司/小川育 / 0:05:32 / 日本 / アニメーション /2022
伝説の名工「左甚五郎」は、仲間の裏切りによって育ての親と右腕を失い、カラクリ義手と相棒の「眠り猫」を連れ復讐の旅を続けている。そしてついに、仇の一人である「犬丸」と対峙するのであった。
上映・配信作品(ピックアップ):6月9日~東京会場、6月26日~オンライン会場で上映・配信
ナレーションは歌手で女優のマリアンヌ・フェイスフル
『ワイルドサモン』(WILD SUMMON)
監督:KARNI ARIELI, SAUL FREED / 0:14:38 / イギリス / アニメーション / 2023
人間の姿をした天然鮭のドラマチックな生涯を追った自然史ファンタジー。
▼ポーランドと日本の絆を深めた 1920 年の出来事を映画化
『希望のかけ橋』(The Bridge)
監督:Izumi Yoshida / 0:22:30 / ポーランド / アニメーション / 2022
家族を失い、人生を生き抜くために自立を迫られる孤児の歴史を、10歳の少年の視点から語っている。
韓国、アルゼンチン、オーストラリアなどの映画祭で受賞 「世界の終わり」で描かれる出会いと友情の物語
『世紀末のアフター』(The World’s After)
監督:Florentina Gonzalez / 0:11:15 / フランス / アニメーション / 2022
人類が滅亡した後、残されたのはスポーツウェアを纏った二人の幽霊フルーアとカーリクス。二人は人類が残した廃墟の中を、一人はwifiの電波を求めながら、もう一人は巨大鯨の頭を探しながら彷徨う。これは「世界の終わり」で描かれる出会いと友情の物語。
▼世界最大の国際短編映画祭クレルモン・フェランで受賞
『スケール』 (Scale)
監督:Joseph Pierce / 0:15:00 / フランス/イギリス/ベルギー/チェコ共和国 / アニメーション / 2022
高速道路を走りながらウィルは物の大小感覚が分からなくなっていく。破滅的な薬物依存が進むにつれ、ウィルは己を失うまいと自分を窮地に追い込む出来事から逃げ出そうと四苦八苦する。
▼監督はウェス・アンダーソン作品の制作にも参加
『バルコニーカコフォニー』 (Balcony Cacophony)
監督:Quentin Haberham / 0:05:00 / オランダ / アニメーション / 2022
装飾庭園に情熱を捧ぐ裕福な女性が、緑豊かな庭園付きの大邸宅を小さな公営住宅と交換しなければならなくなったとき、新しい隣人と彼の奇妙な趣味に対処するのが難しいことに気付く。
▼世界20以上の映画祭でノミネートした注目の日本人アニメーション監督ひらのりょう作品がノミネート
『ガスー』(Krasue)
監督:ひらのりょう / 0:12:06 / 日本 / アニメーション / 2021
東南アジアのとある都市、夜。一人のヤクザが現地のマフィアとの抗争に巻き込まれ、追われている。飛び交う銃弾と暴力から逃げ惑うヤクザが出会ったのは、女の頭に内臓をぶら下げたまま空を飛ぶ”ガスー”と呼ばれる妖怪だった。
■ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 概要
■開催期間:6月6日(火)~6月26日(月)オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)
■上映会場:TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ & ホール、 ユーロライブ、 表参道ヒルズ スペースオー、赤坂インターシティコンファレンス、オンライン会場にて予定
※開催期間は各会場によって異なります
■料金:会場上映:無料、一部有料イベントあり
■一般からのお問い合わせ先:info@shortshorts.org
■オフィシャルサイト:https://www.shortshorts.org/2023
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会