Press Release

受講満足度100% 自分で考えテクノロジーで実装する3日間! G’s ACADEMYと近畿大学による短期集中プログラミングキャンプ『G’s CAMP KINDAI』開催レポート

IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を展開するデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村 毅、学長:杉山 知之)が運営する、起業家・エンジニア養成スクール『G’s ACADEMY』(ジーズアカデミー)は、近畿大学と共同で運営する短期集中プログラミングキャンプ『G’s CAMP KINDAI』を6月16日(金)~6月18日(日)の3日間開催しました。
このたび3日間の講座の様子と、受講結果のアンケートをまとめましたので公開します。

■『G’s CAMP KINDAI』開催の背景
G’s ACADEMYは、2015年の開校以来、これまでに97社の卒業生スタートアップを生み出してきたほか、スタートアップへの転職者や企業内起業家(イントレプレナー)を輩出してきました。
一方、近畿大学は、2025年年度までに100社の大学発ベンチャー企業を創出することを目指して、起業支援に力を入れて取り組んでいます。
起業家のみならず、多様な働き方が選択できるようになった社会で生き抜くためには、「事業家精神」と「テクノロジー」で、自ら手を動かし、想いをカタチにして社会実装できる力が必要不可欠だと考えています。
その力を身に付けるのに大事な考え方が「エンジニアカルチャー」。エンジニアカルチャーとは、一人ひとりが自律して学び、仲間とともに高め合う文化のことです。誰かが教えてくれるのを待つのではなく、まず自分でやりたいことを試し、コミュニティで共有して改善していくという姿勢が、テクノロジーを発展させてきました。
G’s CAMP KINDAIでは、自分の創りたいプロダクトを制作し、受講生同士で教え合うP2Pラーニングを通じて、エンジニアカルチャーを体感します。また、新規事業企画講座を実施し、プログラミングの先にある自己実現や社会貢献について考えるきっかけを提供します。

■本講座の特徴
・プログラミングの基礎だけでなく、実際のオリジナルアプリを作り出す3日間の集中講座です。
・自らの工夫やセンスを反映できるよう、すべてを教えられた通りに作るのではなく、チュータリングで補助しながら自走力を鍛えます。
・起業講座を導入することで、テクノロジーの可能性を理解し、起業に対する意欲を起こします。

■本講座の概要
本講座は、2017年から実施しており、この度、12期目を迎えました。毎回定員を大きく上回る応募があり、通過倍率は2倍以上となります。今回は、応募者45名から選抜された16名が受講しました。
受講者の属性は以下の通りです。

■受講風景
本講座は3日間のオンライン講座として開講しました。
1日目は、Zoomの利用方法をはじめとした事前準備を行います。プログラミングをする環境を整えるところから、一緒に実施していきます。

講師は、G’s ACADEMYの小菅先生が担当。ベンチャー企業のフロントエンド エンジニアを行う傍ら、Udemy・Techpitの講座配信など、教育業に積極的に関わっているベテランの先生です。

コミュニケーションは、ZoomのチャットとSlackを活用しています。チャットでの雑談は大歓迎!初日のチャット件数は、なんと300件以上となりました。

2日目は、いよいよ本格的にハンズオンでコードを書いていきます!

授業中は、こまめにSlackで進捗の確認をしながら進めていきます。

授業をサポートする「チューター」は、過去にG’s CAMPへ参加した先輩たちです。受講生に近い存在がいて質問がしやすいため、置いていかれることはありません。特にオンラインだとひとり一人の状況が掴みにくいため、質問しやすい環境にすることに努めています。Zoomのブレイクアウトルームにて、個別で対応するほか、講義の途中で質問者の画面を共有しながら、受講生と一緒に解決策を考えていくこともあります。

2日目の終盤には、課題が出され、翌日に発表してもらいます。
多くの方が、深夜まで粘り強く制作に取り組みました。

そして3日目は、いよいよ発表会。それぞれ工夫を凝らしたプロダクトが発表され、お互いの作品に刺激を受ける時間となりました。

同じ課題でも、それぞれの個性がプロダクトに反映されています。

プロダクトを作り切った後は、起業を考えてもらうきっかけとして、『事業創造のススメ』という特別講座があります。ただプログラミングを学ぶだけでなく、これを活かして「自分は何をやりたいか」まで考えていきます。

プロダクトを創り切り、事業創造の考え方を学ぶことで、エンジニアや起業家に対する解像度が上がり、新たな将来の選択肢が生まれた3日間となりました。

■アンケート結果と受講生の声
満足度:5.00
理解度:4.29
ご自身の中で変化や成長を感じることがありましたか?:4.65
※5点満点中

アンケート調査概要:調査期間:2023年6月18日(日)の講義終了時に6月16日(金)~6月18日(日)のプログラム修了アンケートとして配布し調査を実施。Googleフォームにて回答を依頼し参加者16名全員が回答。

■感想
学びたいと思ったことがドンピシャで学べたのと、質問がすごくしやすい雰囲気でめっちゃ良かったです。(理系・1年生)
最初難しく感じて、インプットはできてもアウトプットがすごく難しかったのですが、先生方からの指導の下で、しっかりアウトプットして最後には自分の好きなゲームを作ることができてとっても嬉しかったです。(文系・1年生)
他学部の人たちがたくさんいて、いろいろなアイデアや発想をもらいました!とっても良かったです!!(理系・2年生)
3日間とてもハードなスケジュールで、途中心が折れそうになりましたが、3日間やり遂げることができて、とても達成感を得ることができました。チューターのみなさんが親身に教えてくださったおかげで、プログラミング完成まで持っていくことができました。また、皆さんと話すなかで、刺激をもらったり様々なことを知ることができたので、本当に参加して良かったと思います。(文系・3年生)

■まとめ
「質問がしやすかった」「他の人から刺激を受けた」「達成感を得た」との感想が多く、エンジニアカルチャーの中で、1つのアプリを創り上げる経験ができたことで、達成感を得られたことが満足度最高得点に繋がっているようです。
また『事業創造のススメ』では、

起業に対しての価値観や感じ方に対して具体的なイメージを持つことができたのがすごく自分の中では大きい収穫になりました。(文系・2年生)
特に私は大学で情報系のテクノロジーの専攻なので情報を扱えるという技術を持っていてもその力を120%活かせるかという点に関して、自信がありませんでした。ですが今日講義をしていただいて、「社会に役に立つ」ことの本質について教わり、今後テクノロジーを学んでいく上での新たなモチベーションが得られたような気がしたからです!(理系・2年生)

と、「漠然としていた起業へのイメージを明確にできた」、「テクノロジーを活かして社会の為にどうやって役立てたらいいか考えるきっかけとなった」といった感想が寄せられました。
また今後は、特待生として自ら立候補した3名に対し、3か月間メンタリングを実施します。
より意欲の高い特待生のプロダクト制作をサポートしていくことで、学習コミュニティ形成に寄与していきます。