Press Release

香川の高校生・高専生向け短期集中プログラミングキャンプ 『G’s CAMP YOUTH in KAGAWA』開催レポート

IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を展開するデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村 毅、学長:杉山 知之)が運営する、起業家・エンジニア養成スクール『G’s ACADEMY』(ジーズアカデミー)は、香川県の高校生・高専生を対象に、短期集中プログラミングキャンプ『G’s CAMP YOUTH in KAGAWA』を8/16(金)~8/18(日)の3日間開催しました。その3日間の様子と受講結果のアンケートを公開いたします。

■『G’s CAMP YOUTH in KAGAWA』開催背景
ジーズアカデミーは、これまでに101社の卒業生スタートアップを生み出し、スタートアップへの転職者や企業内起業家(イントレプレナー)を輩出してきました。多様な働き方が選択できるようになった社会で生き抜くためには、「事業家精神」と「テクノロジー」で、自ら手を動かし、想いをカタチにして社会実装できる力が必要不可欠だと考えています。
そこで、プログラミングを通じて「モノづくりを楽しむ」ことを覚えてもらい、そこから「新しい価値を生み出していきたい!」につなげるため、自分の創りたいプロダクトを制作し、受講生同士で教え合うP2Pラーニングを通じて、エンジニアカルチャーを体感できる「G’s CAMP」を提供しています。

今回「G’s CAMP」を開催いただいた香川県は、「かがわデジタル化推進戦略」を掲げ、これからの社会変化に適切に対応できる人材の育成を目指し、学校等におけるプログラミング教育等により、コンピュータを理解し上手に活用していく力を身に付ける学習活動を推進しています。
そこで、香川県内の高校生・高専生に向けて、アントレプレナーシップとアイデアを形にする力を養う3日間のプログラムG’s CAMP YOUTH in KAGAWAを開催することとなりました。

■本講座の特徴
・プログラミングの基礎だけでなく、実際のオリジナルアプリを作り出す3日間の集中講座です。
・自らの工夫やセンスを反映できるよう、すべてを教えられた通りに作るのではなく、チュータリングで補助しながら自走力を鍛えます。
・起業講座を導入することで、テクノロジーの可能性を理解し、起業に対する意欲を起こします。

■本講座の概要
本講座は、2020年からはじまり、今回で3回目の開催となりました。今回は、高校生・高専生ら11名に加え、生徒らに教えたいと教員2名も参加されました。
開講日:2023年8月16日(水)、17日(木)、18日(金) 各日10:30~18:30
会場:情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ(香川県高松市)

■スケジュール
8月16日(水)〈DAY1〉
オリエンテーションのあとHTML、CSS、JavaScriptなどの基礎を学びます。
8月17日(木)〈DAY2〉
午前中は新規事業創造講座などでアントレプレナーシップを学びます。午後からはプログラミング応用でAPIを学んだのち、オリジナルアプリの制作に移ります。
8月18日(金)〈DAY3〉
午前中は、引き続き、オリジナルアプリ制作を続けたあと、講師チューターの前でプレゼン・発表します。

■受講風景
ガイダンスとアイスブレイクからスタート。それぞれ異なる学校から参加している方が多く、始めはぎこちなかったのですが、共通点探しゲームを通じてお互いを知ることで、少しずつ会話が増えていきました。

講師は、G’s ACADEMY FUKUOKA主任講師である大杉先生が担当。プログラミングをする環境を整えるところから、一緒に手を動かしていきます。
会場は、情報通信交流館 e-とぴあ・かがわにて実施しました。会場のスクリーンだけでなく、手元に置かれたiPadにて講師のコードを確認することができます。
また、授業をサポートするチューターたちが、巡回して直接受講生をサポートしていくため、置いていかれることはありません。
最後には、講義で習ったおみくじアプリに工夫を凝らして一人ひとり発表いただきました。
2日目は、新規事業創造講座にて、アイデアの作り方を学び、”Why me?”ワークショップを実施しました!
「あなたはたった一度の人生をどう生きたいのか?」なかなか普段は考えない問いに向き合い、グループワークでシェアしていきます。自分では思いもしなかった価値観に気づいたり、共通点を見つけたりと会話が弾んでいました。
自分では思いもしなかった価値観に気づいたり、共通点を見つけたりと会話が弾んでいました。
2日目の終盤では、いよいよオリジナルアプリの制作に入ります。
皆さん真剣な表情で、アプリ制作に取り組んでいました。
質問も積極的で、講師・チューターも大忙しでした。
そして3日目は、いよいよ発表会。
プログラミング初心者だった受講生が、3日間で自らの個性や課題を反映させたアプリを創り上げることができました!
じゃんけんアプリ
通貨換算アプリ

発表時には、「もっとこういう機能を実装したかった!」といった声もあり、形にできたからこそ、さらに良くしていきたいという気持ちをもってもらえたのだと思います。

■アンケート結果と受講生の声
理解度4.31
満足度4.85 
※5点満点中

<感想>
プログラミングはかなり難しかったが、スタッフの皆さん方のおかげで、なんとかついていけた。新しい体験もでき、自分の成長にもつながったので、大満足!(男性・1年生)
3日という短い期間に詰め込まれた内容を完璧に理解することは当たり前に難しかったけれど、発表では、自分のやりたいことに向き合い、全力をつくして取り組めたから。(女性・2年生)
講師陣が情報の分野に詳しくてさらにやさしくわかりやすく教えてくれたから。学校には探してもなかなかいなかったので楽しかった。凄く楽しかった!!(男性・2年生)

■まとめ
最初はプログラミングを難しいと感じている方が多かったようですが、自らに向き合い、オリジナルアプリを完成させることができたことにより、達成感をもっていただけました。

また『新規事業創造講座』では、
「楽しい」を価値観に置く人が思ったよりも多くいて、とても大事なことなんだなと思った。why meやHowといった考え方をしたことがなかったからとても参考になった。(男性・3年生)
自分の価値観などを再確認するとともに、ほかの人の価値観を聞き、いい刺激を受けました。また自分の知識に誤解があることも感じたので、正しい知識を得たいと思いました。(女性・2年生)
これから新たなアプリを制作するに当たっての構想の素になりそうでためになりました。完璧ではなくまずは「動く」アプリを作ることを意識していきたいです。(男性・3年生)
といった感想が寄せられました。