Press Release

デジタルハリウッドアカデミー、静岡大学情報学部へ動画教材を導入へ

情報メディア系を目指す文系学生のニーズへの対応とメディア・数理データサイエンスの科目増強のため

ICT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO吉村毅、学長:杉山知之 以下デジタルハリウッド)は、静岡大学情報学部へ、学生の自習・復習用に9つの動画教材の提供を開始しました。

中教審が出した『2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)(中教審第211号)』にて、「数理・データサイエンス等を基盤的リテラシーと捉え、文理を越えて共通に身に付けていくことが重要である」と語られています。実装から瞬く間に世界を席巻したChatGPTに代表されるAI技術、そういった激しい時代の流れに対応するためにも数理・データサイエンスを学ぶことは急務であると考えられています。

当社が展開する、大学・専門学校・高等学校・中学校・小学校・塾・障害者支援サービス企業・教育サービス企業向けのオンライン授業の導入及び活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」では、そのような背景を受け、高等学校でも特に文系のAI人材育成をサポートする教材を開発・提供しております。

■デジタルハリウッドの動画教材が選ばれる6つの理由
デジタルハリウッドの動画教材は下記の点で評価いただいております。
1.専門性の高さ:デジタルハリウッドはデジタルコンテンツ制作やIT技術に特化しているため、その分野に関する最新の情報や技術を取り入れている。
2.実践的な内容:多くの動画教材は実際のプロジェクトや現場での作業をベースにしているため、実践的なスキルを習得しやすい。
3.わかりやすさ:専門的な内容であっても、初学者にも理解しやすいようにソフトのインストール・立ち上げ方法から動画の特徴を生かしてわかりやすく伝えている。
4.アップデート:日進月歩で発展するデジタル技術の世界。デジタルハリウッドでは高い更新性により、新しい知識・スキル習得をサポートしている。
5.多種多様な教材:さまざまなレベル・ニーズをもった学生に合わせて、初級から上級までのさまざまな教材を提供している。
6.専門家による指導:動画教材の講師は業界最先端を走り、かつデジタルハリウッド大学やデジタルハリウッド(スクール)で学生と受講生から指導力の面でも評価を得た方をアサインしている。

上記の理由から、多くの学校、企業、自治体に動画教材を選んでいただいています。

■動画教材のラインナップ

※表は動画教材ラインナップの一部です-全講座一覧はこちら(https://docs.google.com/spreadsheets/d/1HPCPiKU_ZqPwjde1W24lr7oIfmejtolaIui9eRqG7gw/

今回、静岡大学では下記の動画教材を導入いただきました。
① Adobe After Effects・Premiere講座
② Webデザイン講座
③ Python講座
④ データ分析のためのPython講座(入門)
⑤ データ分析のためのPython講座(応用)
⑥ Illustrator/Photoshop講座
⑦ Adobe XD講座
⑧ JavaScript講座
⑨ Unity基礎講座

同教材を使用した科目が「数理・データサイエンスAI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」の認定を受けております。(https://www.inf.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=154721

■顧客の声
静岡大学 情報学部 情報社会学科 杉山 岳弘 教授
1.導入以前の課題感
文系情報学のカリキュラムにおけるメディア系を目指す学生の増加に加え、数理データサイエンスの科目への増強のため徐々にカリキュラム改訂が行われている段階です。もともと文系学科のため、この専門分野の教員不足や、カリキュラムの中で実習など実務的な学びの時間を確保することが難しい現状があります。さらに、ここ数年のコロナ禍もあり、学生達が授業の内容を補完や予習・復習したり、自らの興味に応じて実務的なことを深く学ぶことができるオンラインでの教材の充実が急務となっていました。

2.動画教材のよかった点
動画教材のラインナップについて、メディア関係のアプリケーションや数理データサイエンス関係のプログラミングなど幅広く取りそろえており、対象とする授業をカバーする形で導入できる点が良かったです。また、授業を補完する補助教材の位置づけではなく、授業では扱わないが、プロジェクトなどで、メディア制作やアプリ開発の活動の中で、スキルアップのための発展的な教材もあることが魅力的です。

3.活用イメージ
活用イメージは、以下の3点あります。
・メディア制作関係の授業では、自分たちの制作するメディア(映像、Web、紙系など)に合わせて、動画教材を選んで、自主的に学び進めていくこと。
・数理データサイエンス系の授業では、プログラミングの基礎的な部分を予習として事前に学び、さらに発展的にデータ分析のプログラミングも自主的に学び進めていくこと。
・プロジェクトなどで必要となるスキル(Web制作、アプリ制作、UI/UXなど)を、自ら選んで学び進めていくこと。
これからの学生の成長が楽しみです。