2024年1月17日(水)19:30~21:30(有料・要予約/リアル開催)
日本初の株式会社による専門職大学院、デジタルハリウッド大学大学院(本校:東京都千代田区 学長 杉山知之 以下本大学院)では、[SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]4要素の融合をコンセプトとして、デジタルコミュニケーションを駆使し、社会に新しい産業や文化を生み出すリーダーを輩出しています。
公開セミナー「AI Bricolage(ブリコラージュ) Session」は、2023年11月14日に「結界の融解」」というテーマで初回を開催し、多くの方にご参加をいただき、好評のうちに終了いたしました。本セミナーは引き続き、本大学院の福岡俊弘特命教授と木原民雄研究科長がモデレーターとなり、全6回のセッションの開催を予定しています。2024年1月17日(水)には、慶應義塾大学名誉教授の奥出 直人氏をkeynote speakerとしてお迎えし、2nd session「漂流する思考」を開催いたします。
■開催趣意
画像生成AIのMidjourneyや大規模言語モデルを基にしたChatGPTなど、いわゆる生成系AIの登場は、私たちが想定していた「進化」のパラダイムを、否応なしに問い直し、考え直さざるを得ない局面を迎えています。一方、それに対する明確な答えは、まだ見いだせていません。それはAI自身が加速度的な進化の最中にあり、一方で私たちの思考の整理には絶望的に時間がかかってしまう、その対比が答えを見つけにくくしているのではないかと思います。
本連続セッションでは、様々なジャンルの有識者をお招きし、講演とディスカッションを通じて、このとても「難儀な」時代をブリコラージュしていきたいと考えます。
本セッションは隔月開催による連続6回のセッションを予定しています。2nd sessionの開催概要と、3rd session以降に予定しているゲストと開催日は以下のとおりです
■2nd session概要
「漂流する思考」
2022年11月にOpenAIが公開した人工知能チャットボット“ChatGPT”は、自然な会話形式での操作と、ビジネス文書から翻訳、プログラミング、小説や音楽などの創作活動にまで及ぶ応用範囲の広さに、人工知能の驚異的な進化を誰もが実感するものでした。一方で、ヨーロッパの一部の国ではこれに対する激しい拒否反応も生じ、今現在、その在り方をめぐって世界中で様々な議論が進行しています。
2回目のAI Bricologe Sessionでは、「漂流する思考」と題し、このテキスト生成AIによって否応なし変容する私たちの思考の枠組みの中で、AIの功罪、あるいは共存の有り様を考えていきたいと思います。
■登壇者
keynote speaker:奥出 直人 氏
session guest:平野 友康 氏
■開催概要
日時:2024年1月17日(水)19:30~21:30
会場:デジタルハリウッド大学駿河台ホール(東京・御茶ノ水)
参加費:2,000円(お申込みサイトでの決済です)
参加定員:50名
イベント詳細・申込:https://ai-bricolage-2nd.peatix.com/view
主催:デジタルハリウッド大学大学院
メディア協賛:角川アスキー総合研究所
■今後実施する予定のセッション
3rd session 2024年3月中旬開催 「創生と共生」
keynote speaker:栗原 聡 氏
4th session 2024年5月開催「進化と忘却」(仮)
keynote speaker:清水 亮 氏
5th session 2024年7月開催「魔術と越境」
keynote speaker:武邑 光裕 氏
final session 2024年9月開催「言霊の行方」(仮)
keynote speaker:松岡 正剛 氏
■本イベントに関するお問い合わせ先
デジタルハリウッド大学大学院 AI Bricolage Session事務局
イベントお問い合わせフォーム
https://forms.gle/iwmdQNxuirZPEotX9