翌年の米国アカデミー賞に推薦される作品は!?
世界57の国と地域から応募のあった464作品の中から23作品がノミネート
IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(本校/本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村毅、学長:杉山知之)では、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」に協賛し、「アニメーション部門」を展開しています。優秀賞が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補となる「アニメーション部門」の作品審査をおこなう公式審査員に、川田十夢さん(開発者、AR三兄弟 長男)、シシヤマザキさん(アーティスト)、杉山知之(デジタルハリウッド大学 学長・工学博士)の3名が決定しました。
デジタルハリウッドは2011年より、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」と共にCGアニメーション部門を展開してきました。
2021年に、アカデミー賞アニメーション部門への推薦枠を獲得し、2022年より部門の名称も「アニメーション部門」とし、CG、ストップモーション、手描きなどあらゆるジャンルのアニメーションを対象とする部門へ拡大しました。
昨年はアニメーション部門の優秀賞作品「希望のかけ橋」(吉田和泉監督)が、見事ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)を獲得しました。
https://shortshorts.org/2023/program/anime/anime-1/the-bridge/
今年は世界各国57の国と地域から応募された464作品より選出された23作品が選出されました。
https://www.shortshorts.org/2024/program/program_cat/anime/
アニメーション部門の優秀賞は6月17日におこなわれるアワードセレモニーにて発表され、賞金60万円が授与されます。また、ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)作品には副賞として クイーン・エリザベスの船旅がキュナードより贈呈されます。
アニメーション部門 審査員
■川田十夢 (開発者/AR三兄弟 長男)
■シシヤマザキ(アーティスト)
■杉山 知之 (デジタルハリウッド大学 学長・工学博士)
「アニメーション部門」上映作品の紹介
https://www.shortshorts.org/2024/program/program_cat/anime/
国内外のコンテンツ業界に多数のクリエイターを輩出しているデジタルハリウッドとSSFF & ASIAとのコラボレーションによる「アニメーション部門」。
2011年にスタートしたCGアニメーションプログラムがCG、ストップモーション、手描きなどあらゆるジャンルのアニメーションプログラムへ進化しました。
世界各国57の国と地域から応募された464作品より選出された23作品をラインナップ。
今年は明るいコメディ作品が多く集まり、これぞエンターテイメントな演出で人生をイルミネイトしてくれる作品が目立ちました!特別上映作品には、映画祭初のAI字幕にも挑戦し、全編生成AIで制作された『人間再プログラム訓練』を上映します。
アニメーション部門の作品は6月6日より東京会場での上映、および6月1日~6月30日の間、オンライン会場で配信いたします。
【アニメーション部門 特別上映プログラム】
▼全編生成AIによる映像 + 字幕翻訳&編集もAI
『人間再プログラム訓練』(The Artificial Conjuring Circle)
監督:S()fia Braga/オーストリア/5:14/アニメーション・エクスペリメンタル/2023
AIによって作られた短編映画。機械の視点を探求し、「Novacene」からの憶測的なヴィジョンを作り上げる。「Novacene」とは、地球上の生命を守るために人間と非人間が協力し合う時代のこと。有機的な生命がほとんど存在しないという人為的なシナリオに浸りながら、人間を初期化(リプログラミング)する過程を目撃する。映画祭初、AI字幕にも注目!
▼デジタルハリウッド主催 デジタルフロンティアグランプリ2024
ベストアニメーション賞受賞
『折紙』(Origami)
監督:金森 慧/日本/2:40/アニメーション/2024
折紙は、正方形の紙を”折る”ことで様々な姿に変身し、どんな姿になっても広げれば元の正方形に戻る。まるで土から生まれ土に還る”生命”のように、正方形の紙が様々な折紙の生き物に変形し、命が吹き込まれていく。
▼Z世代の3ピースインストマスメタルバンド
“ASTERISM”(アステリズム)のミュージックビデオ
『”PLANET OF METAL”特報』(ASTERISM × Acky Bright)
監督:GAC/日本/5:32/ミュージックビデオ/2024
世界各地で公演を行う3ピースインストメタルバンドASTERISMと、米国を中心に世界で人気を誇るイラストレーターAcky Brightによるコラボレーション。「PLANET OF METAL」というテーマでASTERISMが楽曲を、Acky Brightがイラストをそれぞれ手掛けるSFアドベンチャーの特報。
アニメーション部門ノミネート作品
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024 概要
開催期間:2024年6月4日(火)~6月17日(月)
オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)
上映会場:表参道ヒルズ スペースオー、ユーロライブ、赤坂インターシティコンファレンス、二子玉川ライズ スタジオ & ホール、ミカン下北、オンライン会場
※開催期間は各会場によって異なります。
上映作品:世界114の国と地域から集まった4,936本の中から、選りすぐりの約270作品を上映。
料金:上映会場、オンライン会場ともに有料、一部イベントは無料
一般からのお問い合わせ先:info@shortshorts.org
オフィシャルサイト:https://www.shortshorts.org/2024
主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
今年のテーマ
Illuminate Your Life
~いのち 照らせ セカイ 照らせ
今年の映画祭テーマ「Illuminate Your Life ~いのち 照らせ セカイ 照らせ」のキーワードからAI生成されたヴィジュアルを基に本年度のイメージを制作しました。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優 別所哲也が、米国で出会った「ショートフィルム」を、新しい映像ジャンルとして日本に紹介したいとの想いから1999年にアメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル創立。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定されました。
また同年、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、同年に 「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生し、現在は 「SSFF & ASIA」を総称として映画祭を開催しています。
2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。 2019年1月には、20周年の記念イベントとして「ショートショートフィルムフェスティバル in ハリウッド」が行われ、また、2019年の映画祭より、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞4作品が、2022年からはアニメーション部門の優秀賞を含む5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得しました。SSFF & ASIAは映画祭を通じて引き続き、若きクリエイターを応援してまいります。