Press Release

デジタルハリウッド大学がフリック社と学生作品の劇場配給で提携

(写真中央:株式会社フリック代表取締役社長 川村静哉氏、写真右:デジタルハリウッド株式会社代表取締役社長兼CEO 吉村毅、
写真左:同社執行役員 池谷和浩)

文部科学省認可の株式会社立の大学として、デジタルコンテンツと企画・コミュニケーションを学ぶデジタルコミュニケーション学部(4年制大学)と、理論と実務を架橋し新たなビジネスを生み出すデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置しているデジタルハリウッド大学(以下DHU, 所在地 東京・御茶ノ水、学長 杉山知之)は2024年4月より、DHU学部生、大学院生、卒業(修了生)が制作した映画作品をプロモーションし、一般映画館で公開していくことを目指し、ミニシアター作品の劇場営業・宣伝を手掛け、配給協力で参加した『ラストサマーウォーズ』、『茶飲友達』などのヒットで注目されている新鋭の配給スタートアップ「株式会社フリック」(所在地 神奈川県川崎市、代表取締役社長 川村静哉)とMOUを提携し、協同で新しい才能の発表の場を拡大していくこととなりました。

■業務提携(MOU)の背景
デジタルハリウッド大学および大学院では、現在、第一線で活躍する映画監督やプロデューサー指導による映像制作のゼミ、ラボが充実しております。
特に昨年は、NHK 大河ドラマ『どうする家康』『エール』などの演出に携わった院生の野口雄大氏が初めて監督した短編映画『さまよえ記憶』が、国内外の映画祭で数多くのアワードを受賞し、全国で劇場公開するなど大成功を収めました。
また、今年の4月にマイアミにて開催された映画祭「Short Miami International Film Festival」では、同大学院、修了生の真田静波氏(2023年3月修了)が、本大学院の修了課題としてプロデュースし、同大学院、特任准教授の落合賢氏が監督をした短編映画「ストレンジ」が最優秀作品賞を受賞しています。
このように、本学から、芸術的価値と市場価値を併せ持つ作品が生まれ始めていることを背景としています。

■業務提携(MOU)の内容

株式会社フリック
デジタルハリウッド大学から生み出される作品を共に発見し、映画館で公開することを目標とした提携となります。映像制作の手法が多様化してきた現在、「映画と映画館との橋渡し」を通して多くの人々に新たな感動をお届けできる日を楽しみにしております。

デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学、大学院の在学生ならびに卒業生が制作した映画作品の一般劇場(映画館)公開とプロモーションを推進することにより、学生作品発表の場を増やし、学生がプロフェッショナルとして活躍できるようになる機会を提供していきます。