イノヴェイションは、教科書通りには起こせない
『WIRED Business Bootcamp』
『WIRED』日本版とデジタルハリウッドが
次世代ビジネスパーソンに向けた
半年間のプログラムを提供
IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社は、 『WIRED』日本版と共同で、 次世代ビジネスパーソンに向けた半年間のプログラム「WIRED Business Bootcamp」を2016年4月に開講いたします。
“イノヴェイションは、 教科書通りには起こせない″
「WIRED Business Bootcamp」は、 『WIRED』日本版とデジタルハリウッドが、 次世代ビジネスパーソンに向けて提供する半年間のプログラムです。 各領域で活躍する5人の講師陣が、 専門領域をテーマに連続3回の講義とワークショップを行います。 それぞれ、 これから時代が求める価値を創り出すために必要な「視点」と「手法」を育む領域です。 さらに、 いままさにビジネスにおいて注目されようとしている分野に長けた特別ゲストを招聘し、 「時代の潮流を探る」単体講義も複数回実施。 プログラムの最後には、 講義を通してご自身で考えたビジネスプランを発表して頂く機会を設定しています。
これからのビジネスに本当に必要なこととは何か — 。
その答えを見つけ出すための力を、 受講いただいた皆さんのなかに実装するプロセスを、 全20回の探索プログラムを通して提供します。 ”
▼WIRED Business Bootcampとは
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コンセプト
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2016年のプリツカー賞を受賞したチリの建築家アレハンドロ・アラヴェナは、 あるインタヴューで、 建築もしくはデザインの力についてこんなふうに語っています。
「建築に力があるとすれば、 多様な記述不可能な関係性を、 デザインという統合体として回答を示せるという点でしょう。 (中略)私は、 現実の複雑さを肯定する立場から、 自ずから矛盾を含まないような問いにはそもそも価値がないと思っています。
建築とはほとんど宿命的に、 単純に技術的な段階からとにかく矛盾を含むもので、 経済や環境、 政治や法規などの要素が加われば、 その要求の複雑さは当然飛躍的に増していきます。
この説明できない複数の要素間で直感的なバランスを見つけ出すということは、 建築という分野の最もパワフルな特質だと思うのです。 理屈でなく、 最後に全ての矛盾する要素を共存させうる方法として、 ということです」
社会がデジタル化、 ネットワーク化されることによりさまざまな「関係性」が可視化され、 その絡まりあいが複雑さになるにつれて、 ビジネスの世界においても「要求の複雑さ」が「飛躍的に増して」いると感じることは多いはずです。 建築とビジネスとをひとしなみに扱うのはいささか乱暴ではありますが、 ビジネスにおける昨今の「デザイン流行り」を見るにつけ、 もはや、 建築やデザインの思考を持ち込まずには、 その複雑さに対するソリューションを見出すのが困難になりつつあるのは間違いのないことなのでしょう。 上記引用の「建築」の語を「ビジネス」に置き換えてみたら、 いま求められているビジネスのありようがそこにあるようにすら思えてきます。
しかしことは言うほど簡単ではありません。 いずれにせよ便利な答えがどこかに転がっているわけではありません。 答えを探す前に、 錯綜する「要求」が何を「要求」しているのかを探り、 そこにあるバイアスや力学を知らねばなりません。 複雑化する社会を見通すためには視座/パースペクティヴが必要なのです。
WIRED Business Bootcampでは、 データ、 コミュニティ、 メディア、 ストーリー、 そしてデザインの5つを、 社会を見通す視座として設定してみました。 そして、 それらをひとつのつながりとして学ぶことで、 それを統合する「バランス」の感覚を身体化することができるのではないかと考えました。 社会の複雑さを、 複雑さを保ったままビジネスへと展開できる、 そんな新しいビジネスマインドを、 講師のみなさん、 そして参加者のみなさんと一緒につくりあげていくこと。 それが、 このプログラムの目指しているところです。
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講義テーマ・講師
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◆ビジネスのデザイン – Business Design
講師|濱口秀司|monogoto CEO、 Ziba Executive Fellow
◆ビッグデータ解析 – BIG DATA
講師|石川善樹|予防医学研究者、 Campus for H 共同創業者
◆ストーリーテリング・メソッド – STORY TELLING
講師|Stillmotion|映像制作・研究機関(ポートランド)
◆機能するコミュニティ – Community
講師|内田友紀|Re:public, Inc. 共同代表
◆メディアとしてのビジネス – MEDIA
講師|若林恵|『WIRED』日本版 編集長
▼コース概要
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■WIRED Business Bootcamp
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http://www.dhw.co.jp/wired-bbc
【開講日】2016年4月15日(金)予定
【募集期間】2016年2月10日~2016年3月31日
【定員】40名
【対象】
20~30代の次代を担うビジネスパーソンで、 新規事業の立ち上げを検討している方、
もしくは新しいビジネスに興味のある方
【講義スケジュール】
全20回・4月~9月の金曜日 19:30~21:30(一部講義は土曜日に実施)
※授業内容と合わせて後日ウェブサイトにて公開します。
【受講料】 298,000円(税別)
【会場】
WIRED Lab. (※2016年4月オープン予定)
東京都港区六本木1-3-40 アークヒルズ カラヤン広場
最寄り駅:地下鉄南北線 六本木1丁目駅(3番出口)から徒歩2分
地下鉄銀座線・南北線 溜池山王駅(13番出口)から徒歩4分
一部講義は、 表参道もしくは御茶ノ水にておこないます。
【お問い合わせ】
デジタルハリウッド 担当:川本
wired-bbc@dhw.co.jp
【学校説明会】
プログラムに応募される方、 応募をご検討されている方は、 プログラムへの理解を深めて頂くために、 必ず説明会(完全予約制)にご参加ください。 説明会の詳細とお申込につきましては、 ウェブサイト( http://www.dhw.co.jp/wired-bbc )をご覧ください。
【主催】
◆WIRED|ワイアード
未来の社会を見通す「多次元総合メディア」
『WIRED』は、 テクノロジーが時代をどう変え、 時代がテクノロジーに何を望むかを考え、 来るべき社会の未来の姿を見通す総合メディアです。 1993年に米国で創刊し、 現在5カ国で展開する、 世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア『WIRED』の日本版として、 2011年6月にウェブサイトと雑誌を同時スタートしました。 テクノロジーの進化を通して、 カルチャーから、 サイエンス、 ビジネス、 医療、 エンターテインメントまで、 社会のあらゆる事象を、 読み応えのあるテキスト、 美しいデザインとヴィジュアルでレポートしています。
それらを3Dとして表現するものとして、 カンファレンスやトークイヴェント、 ライヴ、 ワークショップなど、 さまざまなイヴェントを積極的に開催。 16年には、 「EDUCATION」「CONSULTATION」「LAB」の3つの新しい事業にチャレンジしていきます。
http://wired.jp/
◆デジタルハリウッド(専門スクール)
「実践的産学協同」を提唱する教育機関
1994年、 日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。 現在、 全国15校の専門スクールと、 eラーニングによる通信講座(オンラインスクール)を展開、 さらに日本初、 株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、 2005年4月には「デジタルハリウッド大学」を開学。 設立以来、 約7万人以上の卒業生を輩出している。
さらには2015年4月、 スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミーTOKYO』 を開校、 同年11月には日本初のドローンビジネスを皮切りに、 ロボットサービス産業の推進を目的とした『DHロボティクスアカデミー』を開校した。
http://school.dhw.co.jp/