デジタルハリウッド大学大学院
“そのアイデアは、世界を健康にしているだろうか。”
【デジタルヘルスラボ】
2016 年度より正式科目化
<五十嵐健佑医師が特任准教授に就任>
第 2 回「デジタルヘルスラボ・アワード デモデイ」において
シラバス・研究活動予定を発表
日程:2016 年 5 月 26 日(木)20:00~21:30
会場:デジタルハリウッド大学大学院駿河台キャンパス 3F 駿河台ホール
日本初の株式会社による専門職大学院、 デジタルハリウッド大学大学院では、 「デジタルヘルスラボ」を、 2016年度より研究実践科目として正式科目化いたしました。 デジタルヘルスラボ・プロジェクトの発起人である五十嵐健佑医師を特任准教授に迎え、 指導にあたっていただきます。
「デジタルヘルスラボ」は、 本学在籍生の株式会社ホスピタリティ・ワン代表取締役/看護師の高丸慶氏と、 本学校医の五十嵐健祐医師が中心となり、 2015年10月にスタートした「デジタルヘルスラボ・プロジェクト」を前身としています。
2015年12月には、 プロジェクトが行うアワードの参加チーム発表会(デモデイ)および審査会を開催し、 デジタルヘルス分野での革新を志す若者を始め、 ベンチャー企業、 医療機関、 投資家が集結。 「デジタルヘルスラボ・プロジェクト」発起人およびメンターによるピッチ、 アワード参加者によるプレゼンテーション、 および表彰式を行いました。 また、 表彰式後の懇親会を通じて、 新しい事業を立ち上げる仲間探し、 投資家探しなどネットワーキングの場も提供いたしました。
潜在看護師向けの復職支援をe-ラーニングで行うという取り組みや、 がん患者のための治療記録・共有サービスのプロトタイプ等、 さまざまなサービスの紹介が行われた中、 見事グランプリを獲得したのは、 森謙吾さんが開発した、 身近な人には言いにくい悩みを「LINE」を使って気軽に秘密厳守で相談できるオンラインカウンセリングの「テラスミー」 です。 実際にサービスをリリースし、 70名近いユーザーに実際に利用されていること、 そして、 日本心理療法協会と提携し現役カウンセラーによるサービス提供を行っていることが高く評価されました。
この2015年度のアワードの成果を踏まえ、 デジタルハリウッド大学大学院では「デジタルヘルスラボ」を、 2016年度より研究実践科目として正式科目化。 デジタルヘルスラボ・プロジェクトの発起人である五十嵐健佑医師を特任准教授に迎え、 指導にあたっていただきます。
五十嵐健祐氏は、 お茶の水内科院長及びデジタルハリウッド校医として、 遠隔医療の実践例「お茶の水内科オンライン」を運営するなど、 「デジタル」+「医療・健康」の分野で自ら実装を行い、 デジタルヘルス領域のイノベーションを牽引する医師です。
5月26日(木)に開催される第2回「デジタルヘルスラボ・アワード デモデイ」では、 研究実践科目「デジタルヘルスラボ」のシラバスや2016年度の研究活動予定を発表いたします。 合計36名となり、 今も続々と新規参画が続いている豪華メンター・アドバイザー陣による、 公開講座プログラム等も初公開いたします。 「デジタルヘルス」領域での起業またはサービス開発を志し、 プロトタイプ開発を行いたい方、 医療・健康を革新したい方は、 第2回デモデイにぜひご参加ください。 第一線で戦っているメンターが引き続き、 チャレンジする方を全力で支えます。
<第2回デジタルヘルスラボ・アワード デモデイ 開催概要>
■日 時: 2016年5月26日(木)20:00~21:30 (19:45開場)
■プログラム:
20:00 はじめに
20:10 基調講演
20:25 講演A
20:40 アワード参加者発表
21:00 審査結果発表/表彰
21:30 懇親会
22:30 終了
■会 場: デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス3F 駿河台ホール
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティアカデミア3F
■定 員: 100名
■費 用: 無料
■主 催:デジタルハリウッド大学 産学官連携センター
■共 催:デジタルハリウッド大学大学院
一般社団法人訪問看護支援協会
お茶の水内科
日本うんこ学会
ヘルスケアハッカソン
■お申し込み:下記のWebページよりお申し込みください。
http://gs.dhw.ac.jp/event/160526/
<デジタルヘルスラボ・プロジェクトとは>
デジタルヘルスラボ・プロジェクトとは、 デジタルを用いてヘルスケア業界にイノベーションを起こすことを志す方々のための、 プロトタイプ開発を支援する取り組みです。
デジタルヘルスラボ・プロジェクトの最大の特徴は、 すでに「デジタル」+「医療・健康」の分野で、 本気で「実装(Deployment) 」を追究する点です。 そのためのスキルアップ、 資金提供、 メンター、 アドバイザーによる支援の機会には惜しみありません。 年複数回開催する「デジタルヘルスラボ・アワード」では、 数ヶ月の実装期間を経てプロトタイプをチームで開発します。 アワード受賞者には、 デジタルハリウッド大学大学院による授業料優遇支援、 医療関係機関からの支援、 クラウドファンディング企業からのメンタリングなど、 事業化へ向けて柔軟なサポート体制を構築しています。
<デジタルヘルスラボ・アワードとは>
デジタルヘルスラボ・プロジェクト参加者を対象に、 「デジタルヘルスラボ・アワード」を開催いたします。 参加者はチームに分かれ、 メンターの支援を受けながら「デジタルヘルス」分野の課題を解決するプロトタイプを開発します。
デジタルヘルス分野で起業を目指し、 これまで医療系アイデアソンや各種ハッカソンでプロトタイプを創造してきた方には、 次のステップとして事業への「実装」を、 業界最高のメンター・アドバイザーが全方位から行う貴重な機会となっております。
メンターからの応援コメントは、 下記URLよりご覧ください。
http://gs.dhw.ac.jp/education/lab-project/digitalhealthlab/partnership/index.html
●受賞者へのサポート
1)受賞者はデジタルハリウッド大学大学院の授業料優遇措置が受けられます。
※入学試験合格者に限る
2)アドバイザー、 パートナー企業からのメンタリング支援
3)新卒者には企業マッチング支援
●デモデイまでの流れ
3月3日(木) キックオフイベント開催 / チームビルディング
3月中旬~5月上旬 開発期間
4月19日(火) 「デジタルヘルスラボ・アワード 中間質問会&デジタルヘルス実装講座」
5月24日(火) 応募受付(作品データ提出)締切日
5月26日(木) 表彰式 / 審査会 / デモデイ / 懇親会
●アワード応募要項
求めるプロトタイプの例は下記を想定しています。
・健康維持のためのアプリの活用
・センサーを活用した健康管理IoTプロダクト
・在宅医療介護の支援、 データを活用した個人の予防医療
・医療現場の効率化による医療従事者の負担軽減を図るサービス
●審査方法
表彰式でのプレゼンテーションおよび提出書類により決定
●参加資格
留意事項(上記Webページ内記載)に同意いただいた方のみ、 本アワードに応募することができます。 プロ / アマ、 個人 / 法人の別を問いません。 グループでの参加も可能です。 すでにプロトタイプの開発に着手している、 アプリモックが完成しているフェーズの方の参加を推奨いたします。
<発起人>
高丸 慶氏
デジタルハリウッド大学大学院12期生(2015年4月入学)
株式会社ホスピタリティ・ワン代表取締役 / 訪問看護支援協会代表 / おくりびとアカデミー校長
慶應義塾大学看護医療学部卒業。 同大学院健康マネジメント研究科博士課程単位取得退学。 デジタルハリウッド大学大学院在学中。
看護師、 保健師、 居宅介護支援専門員。
余命3か月の末期がん患者の看取りに特化した訪問看護サービスを開始。
五十嵐 健祐氏
デジタルハリウッド大学大学院 特任准教授
お茶の水内科院長 / デジタルハリウッド大学校医 / 神保町ウォーキングテラス代表
2012年、 慶應義塾大学医学部卒、 医師国家試験合格。
群馬にて救急医療、 循環器内科、 神経内科、 緩和ケア、 精神科診療に従事。 2013年、 大阪の国立循環器病研究センターにて短期研修。
2014年、 心房細動検出アプリ「ハートリズム」、 応急救護支援アプリ
「ハートレスキュー」、 睡眠時無呼吸検出アプリ「イビキー」等リリース。
都内にて総合内科、 心療内科、 整形外科、 泌尿器科、 皮膚科診療に従事。 2014年9月、 お茶の水内科開設。
2015年、 神保町にウォーキングを始めとする運動施設「神保町ウォーキングテラス」を開設。 一般社団法人ヘルスケアテクノロジー研究会代表理事、 デジタルハリウッド大学学校医、 国際医療福祉専門学校非常勤講師、 東京医薬専門学校非常勤講師、 特定非営利活動法人メタボランティア理事などを務める。
石井 洋介氏
デジタルハリウッド大学大学院13期生(2016年4月入学)
高知医療再生機構特命医師 / 日本うんこ学会会長
2010年高知大学医学部を卒業後、 医療法人 近森会 近森病院での
初期臨床研修中に高知県の臨床研修環境に大きな変化をもたらした
「コーチレジ」を立ち上げた。 医療者同士の交流スペース「RYOMA BASE」
を共同で設立し運営するほか、 大腸がん検診の普及を目的とした日本
うんこ学会を設立し、 スマホゲーム「うんコレ」の開発・監修を手がけるなど、 医療環境の改善に向け多方面から幅広く活動している。
ヘルスケアハッカソン運営。 デジタルハリウッド大学大学院在学中。
横浜市立市民病院 外科・IBD科医師、 高知医療再生機構 企画戦略室特命医師を経て、 現在も医療政策業務に携わっている。 近著として、 日本で初めてYouTubeを活用した医学書「YouTubeでみる身体診察」(メジカルレビュー社)がある。
<メンター>
片山 智弘氏
株式会社電通 ビジネス・クリエーション・センター
大学院生時代からWEBサービスを制作運営し、 当時作っていた会社を売却して2012年に電通入社。 入社後は、 デジタル系新規技術を活かしたビジネス開発とプロトタイピングに従事。 ITサービスのビジネスモデル構築や体制構築から、 現場の運用統括やプロモーション企画まで一貫してディレクションを担当。 現在はヘルスケア分野の新規サービス作りとグロースハックとマーケティングを融合させたソリューション開発がテーマ。 会社のこれまでにない技術的なケイパビリティや収益源を作るべく奮闘中。
吉澤 美弥子氏
Health Tech News ファウンダー / 看護学生
慶應義塾大学看護医療学部在学。 個人や金融機関で国内外のIT企業のリサーチを行う。 2年前に大学での専攻を生かし、 ヘルスケアテクノロジー・メディカルテクノロジー分野に特化したメディアHealthTech Newsを立ち上げる。 現在は医療領域におけるITの活用について掲載・リサーチを行っている。
長尾 卓氏
AZX総合法律事務所 パートナー弁護士
2010年の弁護士登録以来、 ベンチャー企業のサポートを専門とする弁護士としてAZX総合法律事務所でキャリアを積む。 2015年1月同事務所のパートナー弁護士に就任。 ビジネスモデルの法務チェック、 利用規約の策定、 資金調達、 ストックオプションの発行、 M&Aのサポート、 上場審査のサポート等、 ベンチャー企業のあらゆる法務に携わる。 専門はIT。
ここ1年くらいは、 ベンチャー業界でヘルスケアが流行っていることもあり、 ヘルスケア×ITのビジネスを行うクライアントが急増している。 ヘルスケア関係の法令にはどうしても適用関係が不明確なケースが生じてしまうが、 そのようなケースにおいてグレーゾーン解消制度の申請代理人も務めている。
杉原 桂氏/ユアクリニックお茶の水院長
増田 真樹氏/TechWave編集長
田口 敬氏/ウンログ株式会社 代表取締役
石倉 大樹氏/株式会社日本医療機器開発機構 取締役 CBO
山口 洋介氏/株式会社ファーサス 代表取締役
宮原 禎氏/ヘルスデータ・プラットフォーム株式会社取締役COO
谷田 昭吾氏/ヘルスケアオンライン株式会社 代表取締役
保利 栄作氏/株式会社Practechs 取締役COO
秦 充洋氏/事業アドバイザー、 大学院講師
<アドバイザー>
増谷 彩氏
株式会社日経BP 日経メディカル記者
5年制の国立群馬工業高等専門学校物質工学科を卒業後、 東京農工大学工学部に編入。 大学卒業後は日経BPに入社し、 コンシューマー向けパソコン誌、 医学系学会特化雑誌の記者を経て現職。 「日経メディカル」では、 臨床系を中心に医師向けの医療記事を執筆。 兼任する若手医師・医学生向け媒体「Cadetto.jp」では、 臨床にとどまらず、 より幅広い医療・ヘルスケア関連の話題を取り扱う取材活動を行っている。
物部 真一郎氏
株式会社エクスメディオ 代表取締役 ・ 精神科医
効率的な医療資源配分を目指し、 2014年に株式会社エクスメディオ創業。 DtoD遠隔医療プラットフォームである「ヒフミル君」を提供している。 高知医科大学在学中に医療向け出版社創業。 卒業後、 精神科医として病院勤務。 2013年よりStanford Graduate School of Businessに在学。 Stanford University School of MedicineにてGraduate Research Course単位取得。
落合 孝文氏
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士(第二東京弁護士会)
2004年慶應義塾大学理工学部数学科卒業後、 2005年慶応義塾大学大学院理工学研究科在学中に司法試験に合格し、 同大学院を中退し司法修習に入る。 2006年に森・濱田松本法律事務所入所後、 国内外の紛争解決、 知的財産、 事業再生、 中国を中心とする海外進出支援業務等を中心に、 企業法務に従事した。 知的財産関連業務には、 理工学部出身のバックグラウンドを生かして取り組み、 知的財産権の利活用、 ノウハウ・個人情報・企業秘密保護、 著名人間の著作権侵害訴訟、 大手企業間の特許権侵害訴訟等を担当した。 中国、 アジアの知的財産制度に関する委託調査も担当した。 同事務所北京事務所勤務を経て、 2015年から渥美坂井法律事務所・外国法共同事業に参画。
IT業界における、 新規事業立ち上げ、 データ配信、 アプリの作成、 消費者との取引に関する規制や、 ヘルスケア業界における、 遠隔診療、 医療情報の利活用、 薬機法等での広告規制、 医薬部外品のリコール等の業務を担当した。 最近は、 IT技術を様々な業種に融合したことによる新規事業の開発への関与を深めており、 デジタルヘルス、 Fintechに関する新規相談業務に取り組んでいる。
喜納 信也氏
株式会社ミナカラ 代表取締役薬剤師・経営責任者
1983年7月18日生まれ。 北里大学薬学部卒業(薬剤師・2007年3月) グロービス経営大学院卒業(MBA・2013年3月)
2007年4月 – 2014年3月 大手ERPメーカー・ワークスアプリケーションズにて、 コンサル・営業・開発グループのマネジメント、 コンタクトセンター部門・アカウントマネジメント部門・品質評価部門等の事業部立ち上げに従事。
2008年4月 – 2010年10月 渋谷区の保険調剤薬局3店舗に薬剤師として従事。
2013年11月 当社設立 2014年8月 事業開始 ネット医療サービス「ミナカラ」医薬品宅配サービス「おくすり宅配」を展開。
原 正彦氏
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 特任研究員 / 株式会社Research Mind CEO and Founder / 株式会社Doctor Lab CEO and Founder / 株式会社Medibase CMO and Founder / 一般社団法人医療画像教育推進機構 代表理事 / Cloud Clinic 院長
2005年 島根大学医学部を卒業後、 循環器内科専門医を取得し2011年度大阪大学で学位取得。 2015年から未来医療開発部勤務。 American Heart Associationで世界初、 3度若手研究員奨励賞を受賞する等国内外の賞を総なめにし、 常に世界の最先端のフィールドで勝負に勝ち続けている。 この知識と経験を生かして2015年度よりビジネスの世界にも参入。 現在IoT機器、 iPhoneアプリ等5つの全く異なる医療機器開発を手掛け10個以上のプロジェクトを動かすマルチタスク派の医師複合起業家。 日本でも国際マーケットを意識した遠隔自由診療/どこでも往診システムを提供するCloud Clinicを立ち上げる等、 World niche×World trend×Strength of Japanのアイデアで世界のマーケットで勝負します。
菊池 亮氏
整形外科医 / Fast Doctor 代表
2010年帝京大学医学部医学科卒業。 初期研修終了後、 同大学医学部整形外科学教室に入局し、 外傷、 関節、 脊椎、 スポーツなど幅広く診療に従事。 2016年、 夜間往診サービス「Fast Doctor」を立ち上げる。
澤田 真弓氏
mediPhone / 一般社団法人 ジェイ・アイ・ジー・エイチ CEO理事
東京外国語大学 外国語学部 欧米第一課程 英語専攻卒業。 北京大学漢語進修プログラム留学中に北京で起業。 その後、 インペリアルカレッジロンドンにて経営学修士号取得。 帰国後グーグル株式会社を経て、 2014年、 遠隔医療通訳サービスmediPhone(メディフォン)を立ち上げる。 現在、 全国80以上の医療機関に導入され、 救急医療相談と医療通訳を組み合わせた遠隔医療サポートサービスを法人向けに提供している。
笹原 英司氏/健康医療セキュリティ・アドバイザー
櫻本 真理氏/株式会社cotree 代表取締役
島原 佑基氏/エルピクセル株式会社 代表取締役
大川 耕平氏/株式会社スポルツ 代表取締役 / HealthBizWatch 編集主幹
田中由佳里氏/東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 地域医療支援部門 助教
小原 由記子氏/株式会社Practechs 取締役
河野 誠二氏/株式会社アイム 役員
風間 浩氏/ケアネット 編集長
幸崎 時和氏/株式会社福山臨床検査センター東京支所・東京第二支所 所長
黒田 篤氏/株式会社ジースポート 代表取締役
金子 剛章氏/株式会社医薬情報ネット 代表取締役
佐竹 晃太氏/株式会社キュア・アップ代表取締役社長 / 呼吸器内科医
中沢 宏昭氏/ニュクス株式会社 代表取締役