Press Release

『デジタルハリウッド・アースプロジェクト』地球規模で課題となっている事業広報にデジタルハリウッド大学の学生が挑戦

デジタルハリウッド大学(DHU)
『デジタルハリウッド・アースプロジェクト』
地球規模で課題となっている事業広報に本学学生が挑戦

 映像、 3DCG、 グラフィックデザイン、 アニメ、 ウェブ、 ゲーム・プログラミング、 ビジネス、 先端メディア表現の8つの専門領域を学ぶデジタルハリウッド大学では、 NUMO(原子力発電環境整備機構 以下NUMO)協力のもと、 地球規模で課題となっている高レベル放射性廃棄物の安全・確実な地層処分について若い世代に啓蒙を促すための映像プロジェクトを実施いたしました。  デジタルハリウッドでは2012年より、 「デジタルハリウッド・アースプロジェクト」として、 地球規模で存在する課題や、 世代をまたいで存在する中期的な課題についてデジタルコンテンツを通して解決を試みる取り組みに不定期で取り組んでおります。  

 今回は、 国の認可法人との連携プロジェクトとしてNUMO協力のもと、 高レベル放射性廃棄物の安全・確実な地層処分という国家的課題について、 若年層を中心とした非認知層に対して”知るきっかけ”を提供するWebCMの制作を行いました。 学生たちは、 NUMOへ訪問し、 これらの課題について正しく理解した上で、 自分たちの同世代に興味をもってもらうためにどのような映像展開をするかという企画段階から取り組み、 WebCMを完成させました。 

 学生が制作した動画は、 ソーシャルメディアでの配信のほか、 以下の産経デジタルが運営する特設ページ内でも紹介しております。 特設ページでは、 世界で初めて高レベル放射性廃棄物の処分場建設を決定したフィンランドでの取材レポートも掲載されます。 

<特設ページ>  http://www.sankei.com/special/numo2016/ 


配信中の作品 タイトル【100年先まで考えたい】(69秒)


配信中の作品 タイトル【100年先まで考えたい】(69秒)

プロジェクトに参加した、 デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部の有志メンバー


左から:

青葉えるもさん(デジタルハリウッド大学2年)
大野陽平さん(デジタルハリウッド大学2年)
高橋佑弥さん(デジタルハリウッド大学2年)

<参加メンバーの感想> 

同世代から関心を得ることが難しいテーマを動画でいかにゆさぶるかということにチャレンジできたことは大変有意義な機会でした。 難しいテーマに興味をもってもらうことに大変苦労しましたが、 何度もNUMOの方とMTGを重ね、 伝えることについて深く考えられたことも貴重な体験でした。 

・プロジェクトに取り組む前は、 高レベル放射性廃棄物について正しく理解できていなかったのですが、 映像制作を通してこの長期的な課題について考えるきっかけとなりました。 仕様書通りに制作する課題と違って、 若者の関心を獲得できていない重要な課題をどのように伝えるかを考え映像を制作できたことは貴重な経験となりました。 

・授業やアルバイトと並行しながらのプロジェクトが大変でした。 学校で学んでいることを作品づくりにどのように活かすことができるかを理解できました。 NUMOの方もプロジェクトに向き合ってくださり、 大変やりがいをもって取り組むことができました。 

 
<NUMOのコメント> 

「高レベル放射性廃棄物の処分問題」は各国共通の大きな課題です。 
現世代で解決するために、 若い世代の方にもこの問題について一緒に考えていただければという思いがあり、 
このような機会をいただきましたことをとてもありがたく思っております。 
NUMOのCMは設立以降何本か制作してまいりましたが、 従来にはない若者視点の斬新なアイデアが盛り込まれており、 反響がとても楽しみです。 
今回のプロジェクトを通じ、 同世代の方に「高レベル放射性廃棄物の処分問題」について知っていただくきっかけになることを期待しております。 

 

【NUMO】 
https://www.numo.or.jp/ 

NUMO※(原子力発電環境整備機構)は、 「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」に基づき、 2000年10月に経済産業大臣の認可法人として設立されました。 
NUMOは、 原子力発電により発生する使用済燃料を再処理した後に残る、 高レベル放射性廃棄物の最終処分(地層処分)事業を行う、 我が国で唯一の組織です。 
※Nuclear Waste Management Organization of Japan = NUMO

【デジタルハリウッド大学】 
http://www.dhw.ac.jp/

2005年4月、 構造改革特区を利用した文部科学省認可の株式会社立の大学を東京・秋葉原に開学。 
日本で初めて大学院(文部科学省認可)から誕生した、 高度なITスキルとデジタルコンテンツ、 ビジネスで使える英語を学ぶ大学。 
教員はデジタルハリウッド大学のビジョンに共感し、 これまでにない新しい大学と人材の育成に立ちあがったメンバーで構成。 
各業界の最前線で活躍しているプロの教員から直接指導を受けることができる。 
1~2年次には、 徹底した英語カリキュラムを用意。 世界で活躍できる人材を育成するために、 ビジネスで通用する英語教育に注力。 
2年次には、 協定校であるアメリカ・カナダ・イギリス・アイルランド・オーストラリア・シンガポールなどの高等教育機関への留学プログラムを用意。