ブロックチェーンでビジネスを革新せよ
『WIRED Business Bootcamp
BLOCKCHAIN SUNDAY』
『WIRED』日本版とデジタルハリウッドが
次世代ビジネスパーソンに向けた
ブロックチェーンの教育プログラムを提供
IT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社は、 『WIRED』日本版と共同で、 次世代ビジネスパーソンに向けたブロックチェーンの1日完結教育プログラム「WIRED Business Bootcamp BLOCKCHAIN SUNDAY」を、 2017年3月12日(日)に開催いたします。
“ビジネス教養としてのブロックチェーン″
金融のみならず、 あらゆる取引、 あらゆる資産、 会社や社会制度のあり方そのものを変えうる超破壊的テクノロジー。 「次のインターネット」とも呼ばれるブロックチェーンが、 次代のビジネスパーソンの必須教養であることは間違いありません。
「WIRED Business Bootcamp BLOCKCHAIN SUNDAY」では、 ビジネス、 アカデミア、 政治に法律といったさまざまな角度から来るべきブロックチェーン時代を見据える講師陣とともに、 ブロックチェーンの仕組みからコンセプト、 海外での先端事例から社会的な影響、 そして、 未来のビジネスへの可能性までを学び、 考えるための集中講義です。
▼WIRED Business Bootcamp BLOCKCHAIN SUNDAY
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講義内容
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1.OPENING LECTURE(60min):ブロックチェーン基礎講座
ビジネスに生かすためには、 まずはブロックチェーンの仕組みとコンセプトをしっかりと理解しなければならない。 『WIRED』日本版VOL.25「ブロックチェーン」特集でアドヴァイザーを務めた国内ブロックチェーン研究の第一人者・斉藤賢爾氏が、 この革新的技術を徹底解説する。
2.CASE STUDIES(90min):ブロックチェーンはビジネスにこう使え
ブロックチェーンは、 いま、 どの業界で、 どんなプレイヤーに使われているのか。 パブリック/プライヴェートブロックチェーンの国内外での先端事例を学び、 この新しい技術によって、 これからどこの領域で、 どのような革新が起きていくかを考える。
●「世界と日本の『ブロックチェーンのいま』」|阿部一也氏
「パブリック」「プライヴェート」という2大ブロックチェーンにはそれぞれどのようなポテンシャルがあるのか。 ブロックチェーンコミュニケーターの阿部一也氏が業界全体の見取り図を紹介。
●「『分散と信頼』はあらゆるビジネスをハックする」|大塚雄介氏
契約や資産管理の方法を覆すブロックチェーンは、 既存のあらゆるビジネスと組み合わせることでそのポテンシャルを発揮する。 仮想通貨だけに留まらないブロックチェーン活用を模索するレジュプレス・大塚雄介氏が「パブリックブロックチェーン」の可能性とその応用例を語る。
●「会社をリデザインする『新しいOS』の使い方」|平野洋一郎氏
情報を管理・記録する次世代システムとしても注目されるブロックチェーン。 ブロックチェーンを用いたシステム開発を行うインフォテリアの創業者でブロックチェーン推進協会代表の平野洋一郎氏が、 ビジネスを支える新たな基盤としての「プライヴェートブロックチェーン」の活用事例を語る。
●「未来の創造的破壊はどこで起きるのか」|パネルディスカッション
金融、 ヘルスケア、 エネルギー、 交通、 製造、 不動産、 小売りや地方創生まで…。 ブロックチェーンはいま、 あらゆる業界のビジネスを革新しつつある。 国内外の先端事例を紹介するとともに、 今後どんな分野でブロックチェーンが活用されうるのか、 まだ見ぬ可能性を考える。 IoTやシェアリングエコノミーといった、 ブロックチェーンと組み合わさることでさらなる威力を発揮する分野も解説。
3.WORKSHOP(90min):これからのブロックチェーンの話をしよう
ブロックチェーンの国内外での活用事例を学んだあとは、 受講生一人ひとりが自らのケースでブロックチェーンの導入方法を考えるためのワークショップを行う。 第1部で講師を務めた斉藤賢爾氏をモデレーターに、 「ワールドカフェ」形式でそれぞれの業界におけるブロックチェーン活用法をブレーンストーミングするとともに、 志をともにする参加者とのネットワーキングを行う。 第2部講師の平野洋一郎氏、 大塚雄介氏、 阿部一也氏もコメンテーターとしてワークショップに参加。
※ワールドカフェ形式:テーマごとに4人1組でグループを組み、 メンバーを入れ替えながらブレーンストーミングを行うワークショップ。 今回は1ラウンド20分、 計3ラウンド行う予定。 ラウンドが変わるごとに、 前のグループで出されたアイデアの共有+ブレーンストーミングを行う。
協力:
今井崇也氏
(フロンティアパートナーズ創業者、 『ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術』翻訳者)
日向理彦氏
(ジャノムCEO)
4.FEATURE TALK(45min):ビットコイン最前線
ブロックチェーンの可能性を最も早く、 最もパワフルに示したビットコイン。 eコマース、 ホテルや飲食店、 ゲーム、 公共料金や著作料の支払い…。 仮想通貨法が2017年より施行されることで、 いよいよ日本でも本格的にあらゆる決済・送金をアップデートしうる「新しいお金」のビジネスへの活用事例と最新動向を『ビットコインニュース』編集長、 山崎大輔氏が紹介。
5.ADVANCED INSIGHT(90min):ブロックチェーン革命、 実現への課題
あらゆる技術と同じように、 ブロックチェーンには長所もあれば短所もある。 そのポテンシャルを最大限に発揮するためのインフラもまだまだ整っていない。 ブロックチェーン革命が直面しうる課題とそれを乗り越えるための方法を、 政治や法律の観点から考える。
●「未成熟な技術の『弱点』を理解すること」|高木聡一郎氏
次代の革新的テクノロジーといわれるブロックチェーンにも、 欠点や苦手領域はある。 ブロックチェーンをビジネスに活用するうえで知っておくべき落とし穴、 格差やプライヴァシーなどブロックチェーンがもたらしうる社会的問題を、 ビジネスとアカデミアの双方の視点からブロックチェーンを扱ってきたGLOCOM・高木聡一郎が解説する。
●「行政とともにビジネスをドライヴさせる」|三島一祥氏
経済に大きな影響を与えうるブロックチェーンを、 国はいかにサポートできるか。 自ら仮想通貨・ブロックチェーンビジネスを手がけると同時に自民党フィンテック推進議員連盟のメンバーとして政界とも連携する三島一祥が、 行政と企業の連携の可能性を語る。
●「”分散した世界”のあとの法律」|水野祐氏
信頼できる第3者や主体のないサーヴィスが無数に存在するようになったとき、 その責任は誰に問われることになるのか。 ブロックチェーンビジネスを行ううえで障壁となりうる法的な問題は何なのか。 テクノロジーと法の未来を見据える弁護士・水野祐が、 来るべきブロックチェーン社会で生じうる法律の問題を提示する。
●「革新を起こすためのリテラシー」|パネルディスカッション
ビジネスは、 社会に受け入れられてこそ成立する。 ブロックチェーンというこれまでの常識をひっくり返しうるテクノロジーを扱うためには、 その社会への影響を考える視点もこれまで以上に重要になるはずだ。 パネルディスカッションでは、 ブロックチェーンビジネスを社会に実装させるための技術的・社会的な課題をどのように乗り越えることができるのかを考える。
6.NETWORKING(60min):懇親会
受講生同士の情報交換をするための時間として、 懇親会を開催。 各講師とのコミュニケーションも行える。
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講師プロフィール
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斉藤賢爾 氏
Kenji Saito
慶應義塾大学SFC研究所
ブロックチェーンハブ
1964年生まれ。 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員。 ブロックチェーンハブ Chief Science Officer。 博士(政策・メディア)。 主な研究領域は「インターネットと社会」。 独立行政法人 情報処理推進機構より「天才プログラマー/スーパークリエータ」に認定される。 共著書に『ブロックチェーンの衝撃』〈日経BP社〉、 著書に『インターネットで変わる「お金」 ビットコインが教えたこと』〈幻冬舎〉など。
平野洋一郎 氏
Yoichiro Hirano
インフォテリア
ブロックチェーン推進協会
1963年生まれ。 インフォテリア代表取締役社長。 一般社団法人ブロックチェーン推進協会代表理事。 熊本大学を中退し、 ソフトウェア開発会社の立ち上げに参画。 ロータス(現IBM)を経て、 1998年企業向けソフトウェアパッケージを開発するインフォテリア創業。 2016年4月、 ブロックチェーン推進協会を立ち上げ現職に就任。 国内のブロックチェーンビジネスの普及に努める。
大塚雄介 氏
Yusuke Otsuka
レジュプレス
仮想通貨取引所「coincheck」を手がけるレジュプレス取締役COO。 量子理論物理学にて修士号を取得したのち、 ネクスウェイを経て2012年にレジュプレス共同創業。 日本におけるビットコイン決済の普及を目指すとともに、 幅広いブロックチェーンビジネスの可能性を模索している。
阿部一也 氏
Kazuya Abe
三菱UFJトラスト投資工学研究所
1969年生まれ。 三菱UFJトラスト投資工学研究所フィナンシャルエンジニア。 自ら金融におけるブロックチェーン活用の可能性を模索するとともに、 Python技術者向けのカンファレンス「PyCon JP 2016」にてブロックチェーンについて解説するなど、 主に技術者に向けてブロックチェーンの解説を行うコミュニケーターとしても活動する。
山崎大輔 氏
Daisuke Yamazaki
ビットコインニュース
ビットコインが運営するオンラインメディア『BTCN』(ビットコインニュース)編集長。 国内外のビットコイン/ブロックチェーンの最新情報を発信するほか、 ブロックチェーン業界のキーパーソンへのインタヴューを行っている。 共著に『ブロックチェーンの衝撃』〈日経BP社〉がある。
三島一祥 氏
Kazuyoshi Mishima
Keychain
Keychain COO。 自由民主党 フィンテック推進議員連盟 民間側事務局。 第一勧業銀行(現みずほ銀行)、 Softbank Finance、 モーニングスターゴメス・コンサルティングなどを経て、 2015年、 仮想通貨の交換所兼取引所Krakenに参加。 16年、 ブロックチェーンを使った分散型認証プラットフォームを手がけるKeychain共同創業。
水野祐 氏
Tasuku Mizuno
弁護士、 リーガルデザインラボ
弁護士(シティライツ法律事務所)。 クリエイターのための無料法律相談組織Arts and Law代表理事。 クリエイティブコモンズジャパン理事。 テクノロジーとデザインによって法分野のイノヴェイションを促す慶應義塾大学SFC研究所「リーガルデザインラボ」所属(上席所員)。
高木聡一郎 氏
Soichiro Takagi
国際大学GLOCOM
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)研究部長/主幹研究員/准教授。 東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。 博士(学際情報学)。 専門は情報経済学。 NTTデータ、 同社システム科学研究所等を経て、 2015年より、 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授を務める。 16年、 国際大学GLOCOMに「ブロックチェーン経済研究ラボ」を立ち上げ、 代表を務める。 これまでに、 ハーヴァード大学ケネディスクール行政大学院研究員、 東京大学大学院情報学環客員准教授などを務める。
▼開催概要
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■WIRED Business Bootcamp BLOCKCHAIN SUNDAY
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http://wired.jp/business-bootcamp/2017/blockchain/
【日程】2017年3月12日(日)
【募集期間】2017年1月31日~2016年3月10日
【定員】100名
【対象】
ブロックチェーンを用いた新規事業の立ち上げを検討しているビジネスパーソン、 もしくはブロックチェーンビジネスに興味のある方
【講義スケジュール】
講義 10:00~18:00
懇親会 18:00~19:00
【受講料】 50,000円(税別)
【会場】
デジタルハリウッド大学・駿河台キャンパス 駿河台ホール
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F
最寄り駅:
JR「御茶ノ水駅【聖橋口改札】」より徒歩1分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅【B2出口】」直通1分
東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅【出口1】」より徒歩4分
都営地下鉄新宿線「小川町駅」より徒歩6分
JR「秋葉原駅」より徒歩9分
【お問い合わせ】
デジタルハリウッド WIRED BBC事務局
wired-bbc@dhw.co.jp
【主催】
◆WIRED|ワイアード
未来の社会を見通す「多次元総合メディア」
『WIRED』は、 テクノロジーが時代をどう変え、 時代がテクノロジーに何を望むかを考え、 来るべき社会の未来の姿を見通す総合メディアです。 1993年に米国で創刊し、 現在5カ国で展開する、 世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア『WIRED』の日本版として、 2011年6月にウェブサイトと雑誌を同時スタートしました。 テクノロジーの進化を通して、 カルチャーから、 サイエンス、 ビジネス、 医療、 エンターテインメントまで、 社会のあらゆる事象を、 読み応えのあるテキスト、 美しいデザインとヴィジュアルでレポートしています。
それらを3Dとして表現するものとして、 カンファレンスやトークイヴェント、 ライヴ、 ワークショップなど、 さまざまなイヴェントを積極的に開催。
http://wired.jp/
◆デジタルハリウッド
「実践的産学協同」を提唱する教育機関
1994年、 日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。
現在、 東京(御茶ノ水)、 渋谷、 大阪にて専門スクールと、 eラーニングによる通信講座を展開し、 設立以来、 9万人以上の卒業生を輩出。
2004年には、 日本初、 株式会社による「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、 翌2005年、 「デジタルハリウッド大学」を開学。 2012年、 ライフスタイルに合わせて好きな時間に学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」を新宿にオープン。 その後地方都市へ展開中。
さらには2015年4月、 スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミーTOKYO』 を開校、 同年11月にはドローンを皮切りに、 ロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校。
http://www.dhw.co.jp/