デジタルハリウッド大学メディアライブラリー主催セミナー
在学生のデザインによる
『視覚で詠む百人一首 -through pictures
and old kanas』出版記念セミナー
日時:2018 年 3 月 2 日(金)19:30~21:00(19:20 開場)
会場:デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス
デジタルハリウッド大学および大学院では、 本学メディアライブラリーの主催で、 本を読むきっかけづくりと、 学外への情報発信の一環としてオープンセミナーを定期開催しています。
この度、 日本語科目を担当されている富田美知子准教授の新刊『視覚で詠む百人一首 -through pictures and old kanas』の出版記念セミナーを開催いたします。
百人一首は、 いにしえの歌人らの心のうねりから生まれた‘心の響き’の集合体であり、 この‘響き’に同調できる者のみが味わうことのできる、 至福な‘刻’(とき)の優雅な贈り物です。
今回のセミナーのテーマとなる書籍では、 その百人一首の優雅な世界観を視覚で楽しんでいただけるよう、 従来の百人一首にはない‘あそび’のイメージを持った絵画や、 奈良・平安の王朝文化を彷彿させる優美な‘かな文字’を用いて表現しています。 また、 初心者の方にも分かりやすい現代訳と、 外国の方にもより日本文化に興味を持っていただけるように簡単な英文説明も加えています。 また、 書籍デザインは本学の在校生が手がけ、 コンセプトにマッチするよう工夫を凝らしています。
百人一首や日本文化に興味のある方はもちろん、 書籍デザイン、 日本画、 書道等に興味のある方にもご参加いただきたい内容となっております。
【セミナー概要】
本セミナーは二部構成となっております。 セミナーの第一部では、 本書の制作に関わった方々から講演いただきます。
1. 「書籍内容及びコンセプト等の解説」富田美知子准教授
2. 「本をデザインすること」本学3年生 大舘拓実氏
3. 「日本画の魅力について」古家野雄紀氏 (東京藝術大学大学院在籍)
4. 「書の魅力について」川村竹葉氏(日本書芸院所属)
5. 「百人一首を英語で表現すること」富田光明氏(作新学院大学名誉教授)
また、 第二部として、 メディアライブラリー館長 橋本大也教授の進行により、 来場者とのディスカッションを行う予定です。
【開催概要】
■日 時: 2018年3月2日(金)19:30~21:00(19:20開場)
■会 場:デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス メディアライブラリー
千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F
■定 員:30名
■費 用:無料
■主 催:デジタルハリウッド大学 メディアライブラリー
■お申し込み:下記サイトよりお申し込みください。
http://www.dhw.ac.jp/lecture/hyakunin-isshu
■当イベントに関するお問い合わせ先:
デジタルハリウッド大学 事務局 TEL.03-5297-5787 (月~金:10:00~18:30)
【スピーカー】
富田美知子(とみたみちこ)准教授
日本語教育研究センター長
青山学院大学卒業後、 神田外語大学大学院 言語科学研究科修士課程において「日本語学」及び「日本語教授法」を学ぶ。 大学院修了後は、 目白大学、 山梨学院大学、 聖学院大学、 そしてデジタルハリウッド大学において外国人留学生に日本語を教える。 現在は、 デジタルハリウッド大学デジタルコンテンツ学科の准教授として、 留学生に日本語を教えると共に日本文化の授業も担当している。
最近の研究業績としては、 デジタルコンテンツを学ぶ留学生が各分野で必要とされるカナカナ語の学習書である『デジタルコンテンツを学ぶ留学生のためのカタカナ語練習帳』や、 今回出版された『視覚で詠む百人一首 -through pictures and old kanas』がある。
【モデレーター】
橋本大也教授
メディアライブラリー館長
ビッグデータと人工知能の技術ベンチャー企業データセクション株式会社の創業者。 同社を上場させた後、 顧問に就任し、 教育者、 事業家に転進。 教育とITの領域でイノベーションを追求している。
著書に「データサイエンティスト データ分析で会社を動かす知的仕事人」(SB新書)「情報力」(翔泳社)など。
書評ブログを10年間執筆しており、 書評集として「情報考学 Web時代の羅針盤213冊」(主婦と生活社)がある。
多摩大学大学院客員教授。 早稲田情報技術研究所取締役。