Press Release

Fashion Tech Lab「サイエンスアゴラ2018」へ出展|デジタルハリウッド大学大学院

デジタルハリウッド大学大学院[DHGS]
FASHION TECH LAB
「サイエンスアゴラ 2018」へ出展
発明のその先へ、最新テクノロジーと共にデザインする力。
日程/会場
2018 年 11 月 9 日(金)/日本科学未来館
2018 年 11 月 10 日(土)・11 日(日)/テレコムセンタービル

 日本初の株式会社による専門職大学院、 デジタルハリウッド大学大学院では、 「Fashion×Technology」においてFashionの新しい未来を切り拓くFashion Tech領域での産学協同研究を推進しています。 

 2017年4月には、 ファッションテックデザイナーとして活躍するO l g a(オルガ)氏が助教に着任。 2018年4月、 研究実践科目「ファッションテックラボ」を設置し、 同氏を担当教員として迎え、 研究体制を強化いたしました。

 O l g a助教は、 自身のブランドEtw.Vonneguet(エトヴァス・ボネゲ)を主宰し、 電気を通す接着剤を用いて作られた回路に、 パーカーなどの衣服のうえに電子回路を接着する「HEATER PARKER」、 人が触れると光る服 「ACT」 等を制作しています。 

 この度、 ファッションテックラボは国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する「サイエンスアゴラ2018」に出展いたします。 期間中の11月10日(土)・11日(日)は、 担当教員、 ファッションテックラボ生が制作したサービス・プロダクトを展示し、 制作者自らブースに立ち、 紹介いたします。 
また、 会期中の11月10日(土)14:15~15:45には、 「Fashion Tech Lab 発明のその先へ、 最新テクノロジーと共にデザインする力。 」と題し、 テレコムセンタービル1階 アゴラステージに登壇いたします。 

参考:サイエンスアゴラこれまでの開催風景

本イベントは、 ファッションやウェアラブル領域を革新する先導的サービス・プロダクトを生みだすべく活動するファッションテックラボの研究成果を実際にご覧いただける機会です。 

 ファッションテックラボにジョインしたい方をはじめ、 ファッションテックラボの活動にご興味をお持ちの方、 ファッションやウェアラブル領域での革新を志す方、 これから解決すべき課題、 注目すべきニーズをつかみたい方、 ベンチャー企業、 ファッション業界に携わる方、 投資家の方々など、 広く皆様のご来場をお待ちしております。 

<Fashion Tech Lab登壇プログラム> 

日程: 11月10日(土)14:15~15:45
会場: テレコムセンタービル1階 アゴラステージ
形式: セッション(アゴラステージ)
URL: https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/105/ 

プログラム内容:
デジタルハリウッド大学院 Fashion tech lab担当であり助教のO l g aから、 ファッションテックラボの概要と紹介、 並びに自身がファッションテックデザイナーとして携わってきた様々な企業とのウェアラブルデバイスデザインやR&Dの取り組みなど、 プロフィールを交えて発表します。 

第四次産業革命の中におけるデザインエンジニアリングとファッションテックの重要性、 また、 ファッション×科学技術という組み合わせのユニークさを発見いただけると思います。 日常的な問題が先にあり、 それを科学技術で解決し、 さらにビジネスや文化的な潮流に結びつけるなど、 研究成果の活用の可能性、 他分野とのコラボによる発展性を当ラボでは目指しています。 目の前の研究を、 どのように人に伝えていくべきか、 次のステージに押し上げていくロジックを提供できると思います。 

さらに、 ラボから以下代表者3名の活動を発表します。 

高安 渉 
「SPF World Media Art Award」
人工知能を使って審美眼をデジタル化します。 美しさを図るということだけではなく、 
現代アートの「世界の新しい切り口を発見する」という解釈を作り出すことを目指しています。 

守矢 奈央 
「多汗症患者のためのファッション」
自身が重度の多汗症患者であることがきっかけで、 多汗症患者にも優しいファッションを提案します。 

京極 一樹 
ファッションテックの活用、 用途や展開の可能性について発表します。 

 
<サイエンスアゴラ2018 概要> 

名称:サイエンスアゴラ2018
URL: https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/ 
会期:2018年11月9日(金)~11日(日)
会場:9日(金)/日本科学未来館(所在地:東京都江東区青海2-3-6)
   交通:ゆりかもめ「船の科学館」駅下車、 徒歩約5分/「テレコムセンター」駅下車、 徒歩約4分
会場:10日(土)・11日(日)/テレコムセンタービル(所在地:東京都江東区青海2-5-10)
   交通:ゆりかもめ「テレコムセンター」駅直結

主催:国立研究開発法人科学技術振興機構

協力:株式会社東京テレポートセンター、 株式会社フジテレビジョン、 ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社、 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社、 京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab[D-lab]

後援: 内閣府、 外務省、 文部科学省、 経済産業省、 日本学術会議、 一般社団法人日本経済団体連合会、 一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会、 一般社団法人国立大学協会、 日本私立大学団体連合会、 国立研究開発法人理化学研究所、 国立研究開発法人産業技術総合研究所

グローバルパートナー:AAAS、 EuroScience、 韓国科学創意振興財団、 南アフリカ共和国科学技術省

協賛: 旭化成株式会社、 エルゼビア・ジャパン株式会社、 日本電信電話株式会社

 
■ ビジョン 

JSTは、 サイエンスアゴラの場を通じて、 長期的に伝えていきたい考え方を次のように設定しています。 

科学とくらし ともに語り 紡ぐ未来

20世紀の科学技術は富や力の追求と並行して発展してきました。 しかし限りある地球資源と世界のひずみを前に、 今日の科学技術には限界も見え始めています。 とくに成長社会から成熟社会へと移行し、 多くの問題を抱え先行きの見えにくい今の日本では、 関係者が集う場をつくり、 科学と社会のこれからをともに考え、 互いの考えを尊重して未来を創っていくことが必要であり、 その文化を育てていきたいと考えています。 また、 ともに考え、 行動するあり方は、 国・地域や文化によって多様であり、 日本ならではの方法を模索したいと考えています。 

【ポイント】 

1.「場をつくる」だけではなく、 皆が共に考え、 未来社会を創り出すという考え方を強調しました。 

2.「くらし」に込めた考え:一人一人のくらし・生き方に着目することが、 ひいては社会全体を考えることになると考えています。 

3.「紡ぐ」に込めた考え:未来社会の創造に向けた日本ならではの方法を模索する重要性を込めました。 糸紡ぎを想起し、 細くバラバラな短い繊維をより合わせて意味のある形に調和させ、 一足飛びではなく徐々に創り込んでいく過程だと考えています。 

<デジタルハリウッド大学大学院 ファッションテックラボとは> 

ファッションテックラボはデジタルハリウッド大学大学院の研究実践科目です。 Olga助教を担当教員として、 「未来を、 世界を、 かっこよくしたい。 」という理念のもと、 ファッションとテクノロジーの融合による、 新しいクリエーションや新しい技術を共有し、 研究しています。 

■到達目標 

ファッションテック、 デザインエンジニアリング、 スマートテキスタイルなどに関する最新事例を学ぶとともに、 最先端の技術を企画化、 商品化、 制作、 プレゼンできるスキルを習得する。 

■教育目的と背景 

 経済産業省にて第四次産業革命とデザインの重要性の研究会が行われ、 近年某国立大と海外の芸大によるデザインエンジニアリング専門の研究機関が設けられるなど、 デザインエンジニアリングの重要性が叫ばれ、 学術的分野としての認知や、 職業やスキルとしての可能性が注目されつつある。 しかしながら経済産業省によるスマートテキスタイルにおける動きも見られるにも関わらず、 未だファッションテクノロジーに関する大学の研究室は存在しない。 この数年、 フレキシブル基盤やプリンテッドエレクトロニクスが急速な発展を遂げる中、 特にウェアラブルデバイスのデザインにおいて、 外装的にファッションアイテムの領域に関連するものも増えて来た。 既存のファッション企業もテクノロジー企業も、 ファッションテックという領域が新しい分野であるがゆえに、 「集まる場所、 学べる場所」がないまま、 点在しているように見受けられる。 私個人としても、 ファッションテックデザイナーとして様々な企業との関わりの中、 デザインエンジニアリング、 特にファッションテクノロジーの分野での専門的な大学としての研究機関が必要であり、 学術的分野として、 また新しい職業としての認知の必要性を感じている。 

よって、 新しいファッションのあり方、 方向性を提案考察すべく、 あるいはその最先端情報発信地となるべく、 デジタルハリウッド大学院にて日本初のファッションテックラボを立ち上げる。 

■O l g aについて

ロンドンの大学院にてファッションとテクノロジーの関係性を独自に学び、 3Dモデリングから洋服をデザインするという異色のファッションデザイナー。 帰国後、 アパレルブランド“エトヴァス ボネゲ”を立ち上げ、 デジタルツールを駆使した新しい服づくりへの挑戦と、 ファッションの新たな視点を提案している。 

国内外アーティストへのPVやライブ衣装、 ツアーグッズのデザインを多数手掛けるだけでなく、 渋谷パルコや伊勢丹をはじめとする国内百貨店への出店や東京コレクションへの参加経験もあり、 実績は多岐に渡る。 

2017年3月デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科を修了。 同年4月より、 同助教に就任。 2018年4月より、 ファッションテックラボを主宰。 プリンストン大学や文化ファッション大学院大学の学生に向けても教鞭をとる。 より深くファッションとテクノロジーの可能性を研究し、 事業化に力を入れていくと共に「未来を、 世界を、 かっこよくしたい。 」という理念のもと、 活動している。 

参考URL:
O l g a (オルガ) 教員紹介  デジタルハリウッド大学大学院
https://gs.dhw.ac.jp/faculty/list/list-all/index.html#olga 

■デジタルハリウッド大学大学院について 

https://gs.dhw.ac.jp 

日本初の株式会社立の専門職大学院として 2004 年に開学。 超高度情報化社会においてデジタルコミ ュニケーションを駆使し、 社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、 「ビジネス」「クリエイティブ」「ICT」の分野をバランス良く身につけ融合し、 理論と実務を架橋する人材育成を行う。 新規事業プランニングとプロトタイピングなど、 院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、 「平成 29年度大学発ベンチ ャー調査」(経済産業省)では全国大学中 10 位、 私立大学中 2 位。 

本大学院では、 本学在籍の院生・修了生の起業・事業支援に注力しております。 Fashion Tech領域等での産学協同研究にご興味をお持ちの方、 本学への入学を検討されている方、 また企業の皆様は下記よりお気軽にお問合せください。 

【デジタルハリウッド大学大学院事務局】 
TEL:0120-019-236      
mail:daigakuin@dhw.ac.jp
学校説明会: https://www.dhw.co.jp/dhef/event_form.php?cid=gs&eid=701100000000zZD