デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー
ドローンで撮影した映像作品限定のコンテスト
「Drone Movie Contest 2020」
受賞結果発表
応募された作品から7作品をノミネート作品として選出し、 本日3月25日に受賞結果を公開致しました。
今回で5回目となるDrone Movie Contestですが、 今回もレベルの高い作品が集まり審査は困難を極めましたがグランプリを1作品、 審査員特別賞3作品を選出させて頂きました。
撮影場所の許可取りが不十分である点が確認されました。審査員および主催者である当社による協議の
結果、当該作品においてこのまま公開するのは不適切と判断し、再審査を行い、改めてグランプリ作品を
選出させて頂きました。このたびは当コンテストのレギュレーション不足をお詫びするとともに、
4月10日付で修正をさせていただいたことをご報告させていただきます。
公式ウェブサイト: http://www.dhw.co.jp/robotics/contest/
・Drone Movie Contest 2020 グランプリ・審査員特別賞 「ASAKUCHI Fireworks display 2019」 瀬戸内ドローンプロジェクト様制作
「ASAKUCHI Fireworks display 2019」 瀬戸内ドローンプロジェクト様制作
・Drone Movie Contest 2020 審査員特別賞 DRONE×NINJA DAIJUJI 「ドローン×忍者~大樹寺~」 一旗(代表東山武明)様制作
DRONE×NINJA DAIJUJI 「ドローン×忍者~大樹寺~」 一旗(代表東山武明)様制作
・Drone Movie Contest 2020 審査員特別賞 「KOH LIPE」 石橋健様制作
「KOH LIPE」 石橋健様制作
・Drone Movie Contest 2020 ファイナリスト 「2019 JPKA ISE WAN CUP ~Japan Kite Racing First Round~」 齋木英雄様制作
「2019 JPKA ISE WAN CUP ~Japan Kite Racing First Round~」 齋木英雄様制作
・Drone Movie Contest 2020 ファイナリスト 「終わりなき旅 ~山下財宝を探して~」 向田隆様制作
「終わりなき旅 ~山下財宝を探して~」 向田隆様制作
https://www.youtube.com/watch?v=LZ58NToqCBg
・Drone Movie Contest 2020 ファイナリスト 「佐渡 -Sado Island-|Into Japan Nature」 Marks Branding inc.(代表 本間恭介)様制作
「佐渡 -Sado Island-|Into Japan Nature」 Marks Branding inc.(代表 本間恭介)様制作
今年もバリエーション豊かな作品が集まりました。
審査では映像の美しさ、 カット割り、 ストーリー性やメッセージ性など様々な観点から映像作品としての完成度の高さを審査し、 今回の受賞結果となりました。 また受賞作品以外にも優れた作品の応募が多数ありました。
ぜひ今後もドローンの映像作品を制作、 発信して頂き、 ドローンのポジティブな事例が増えていくことを期待しています。
なお授賞式についてはJapanDrone2020イベント内での開催を予定しております。 (今秋開催予定)
各審査員からの総評:
AMIY MORI / 写真家・映画監督
「Japan-Search.jp」CEO
AMIY MORI / 写真家・映画監督
審査員コメント:
今回の作品は、 元々はラジコンから入った方と、 ドローン出現以降の所有者。 その二通りの作品の在り方があったように思います。 今回ノミネートされた作品の中でも、 忍者や廃墟は後者の可能性が高く、 自由な発想でドローンをコントロールすることや編集技術で新たな映像に変化させる効果を得ており、 今後のドローン使用方法や演出の可能性を広げてくれました。 今後の応募作品にも影響を与える事ともいます。 また、 監督の立場としても興味深いものがありました。
伊藤 広大 / 空撮映像作家、 ドローングラファ
伊藤 広大 / 空撮映像作家ドローングラファ
審査員コメント:
本コンテストはドローン×クリエイティブの可能性を指し示すという趣旨で行われており、 機材の縛り以外はほぼ制限も無く、 様々な作品が集まっていたと思います。 特に今回はMavic miniや水中ドローン等、 機材の多様さが際立っていました。 どの作品も楽しく拝見させて頂きましたが、 率直に言えば、 空撮映像表現の停滞を感じたのが正直な所です。 空撮は撮影体験自体とても楽しいものです。 が、 まだまだ機体性能に頼り、 個々の創造性を映像に載せきれていないのではないかと思います。 一方でドローンとはどういう撮影機材なのか、 空撮映像とは何なのか、 何を伝えられるのかを考える余地が有るという意味で、 まだまだ可能性が残されていると感じました。
猪川 トム / 映像専門WebマガジンPRONEWS編集長・ドローン専門WebマガジンDRONE編集長
猪川 トム / 映像専門WebマガジンPRONEWS編集長・ドローン専門WebマガジンDRONE編集長
審査員コメント:
今回は、 空撮だけではなく、 そこにストーリー展開があり、 カラーグレーディングを施されて1つの作品として成立しているもの。 観てワクワクする作品を選びました。
近年、 空撮は一般的な撮影方法となりましたが全編空撮のカットよりも最小限のカットを使うと効果的なのはいうまでもありません。 作品を見る人はどう反応するか想像力を使うことがポイントだと思います。
ロボティクスアカデミーカリキュラム監修 株式会社Dron é motion
ロボティクスアカデミーカリキュラム監修 株式会社Dron e motion
審査員コメント:
5回目を迎える今回は「映像」としての完成度やストーリー性を主眼に置いた審査ができるレベルの作品が集まりました。 伝えたい情報を表現するための構成・カラーグレーディング・音楽・そして必然性のある空撮等の映像カット。 ファイナリストおよびグランプリの作品は空撮の技術や被写体の魅力だけでない、 作品として完成度が高い映像が選ばれたのではないかと思います。
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)
常務理事 岩田 拡也
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)常務理事 岩田 拡也
審査員コメント:
まず、 「ASAKUCHI Fireworks display 2019」ですが、 航空法改正前ならともかく、 改正後に安全対策をした上で、 これだけの色鮮やかな花火を見下ろす鮮明な映像と、 花火が弾ける迫力の映像が撮影されているのが素晴らしかったです。 夜店の華やかさや人々の喧騒のカットも花火に、 彩りを与えていました。
「2019 JPKA ISE WAN CUP ~Japan Kite Racing First Round~」は、 風が吹く場所で開催しているので、 ドローンでの撮影は、 向い風だと中々速度が出ない中、 風上の絶好の位置から色鮮やかなカイトがズラリと並ぶ美しくも迫力ある映像が撮れており、 素晴らしいです。
特に風や気象を読んで安全に高度な飛行を管理し撮影しているので、 安全運航管理上、 優れた技能を活かした作品です。
「Matsuo sulfur mine・paradise on the cloud」ですが、 周囲の自然と人工物の廃墟のコントラストが強く訴えかける力を持つ迫力の映像です。 独特の世界観を創り出しているのは、 ドローンから見下ろした景色がドローンの進行と共に流れていくあの映像によるもので、 ドローン空撮でしか得られない世界観を表現しています。
「DRONE×NINJA DAIJUJI 「ドローン×忍者~大樹寺~」は、 最高傑作であり、 ドローン空撮の新しい可能性を拓く希望を指し示している貴重な作品です。 これまで実写化不可能とされてきたアニメーションの格闘シーンやオープニング映像をマイクロドローンなら実写化できることをこの作品は示しており、 新しいドローン映像産業のマーケットを拓く可能性がある秀逸の作品です。
「終わりなき旅 ~山下財宝を探して~」は、 ストーリー性があり、 随所に美しい絶景が宝石のように散りばめられた、 トレジャーボックスのような素晴らしい作品です。
「佐渡 -Sado Island-|Into Japan Nature」、 佐渡の自然の美しさを空撮ならではの映像であり、 観る人にしっかりと美しさを伝えている作品です。 低い雲底に突っ込んで雲の中から撮影した映像や、 天空の城のような美しく朽ちた廃墟など見どころ満載です。
「KOH LIPE」は、 ひたすら美しい南国のパラダイスの映像となっております。 どこまでも透き通るエメラルドグリーンの海を一貫して表現しています。
水中ドローンを駆使して撮影しており、 鮮やかな紅色の船や鮮やかな夕焼け、 圧巻の空撮夜景と対比しながら強く美しく表現しているのが素晴らしいです。
●一般社団法人日本UAS産業振興協議会
https://uas-japan.org/
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA:Japan UAS Industrial Development Association)は、 近年飛躍的な発展を遂げている無人航空機システム(UAS:Unmanned Aircraft Systems)の、 民生分野における積極的な利活用を推進するとともに、 UASの応用技術の研究開発、 安全ルールの研究、 人材育成、 環境整備に努め、 UAS関連の新たな産業・市場構造、 健全な育成と発展に寄与するために、 非営利・中立の立場でさまざまな活動を行います。
●DRONE
https://www.drone.jp/
DRONEは、 日本で最初のドローン(無人航空機/マルチコプター/UAV/UAS)についての本格的な解説記事や情報を発信する専門メディアです。
本サイトではドローンに関する正しい情報を提供し、 国内外のドローン関連の最新ニュースをお届けします。 ドローンの魅力やリテラシーを考え安全を推進し、 ドローン業界に貢献していきます。 またドローンを中心に、 ロボット、 AIなどテクノロジーに関することも取りあげていきます。
運営は、 株式会社プロニュース。 日本最大のプロフェッショナル向けデジタル映像制作ツール活用のための専門メディアPRONEWS( https://www.pronews.jp/ )を中心にDRONEも運営しています。
●デジタルハリウッド株式会社
https://www.dhw.co.jp/
1994年、 日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。 現在、 東京と大阪に専門スクールと、 全国の各都市にWebと映像について学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」、 そしてeラーニングによる通信講座「デジハリ・オンラインスクール」を展開。 2004年には、 日本初となる株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、 翌年4月には「デジタルハリウッド大学」を開学。 設立以来、 9万人以上の卒業生を輩出している。
さらには、 2015年4月、 スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミーTOKYO』を開校、 同年11月には日本初のドローンビジネスを皮切りに、 ロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校した。
デジタルコンテンツ業界の人材育成と、 産業インキュベーションに力を注ぐ。
2019年に設立25周年を迎えた。
●デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー
http://www.dhw.co.jp/robotics
「LIFE with Robotics!」をコンセプトに、 よりよいみらいを描き、 実生活の中にロボットの活用機会をデザイン・実装できる人材の養成を行います。
ロボットの実生活における利活用の促進と、 利用者の保護のバランス感覚を持ったサービスロボティクスのプロフェッショナルの育成に全力を注ぎ、 ロボット共生社会の実現を目指します。
◇デジタルハリウッド ロボティクスアカデミーに関するお問い合わせ◇
robotics@dhw.co.jp